福井翔大(ふくい しょうた)さんは、2024年現在、埼玉パナソニックワイルドナイツに所属するラグビー選手です。
2023年秋に開催されたラグビーワールドカップ2023パリ大会にも、日本代表選手のひとりとして選出され、活躍されました!
今回の記事では、そんな福井翔大選手の年俸について調査!
さらに、中学や高校時代、そしてプロラグビー選手として埼玉パナソニックワイルドナイツに加入された経緯についてもご紹介していきます!
福井翔大選手と同じ「ふくい しょうた」という名前の俳優さんがいて、頻繁に混同されています!
俳優さんの方は「福井翔太」さんで漢字が「太」です。
ラグビー選手の福井翔大さんは「大」ですので、お間違いのないように!
■福井翔大の年俸は?
■福井翔大の中学時代
■福井翔大の高校時代
■福井翔大はプロとして埼玉パナ加入!
福井翔大の年俸は?
福井翔大選手の年俸について、残念ながら公表されていません。
しかし、恐らく福井翔大選手の年俸は3000万円くらいと予想します。
この予想の根拠について、ご説明していきますね!
ラグビー選手には、サラリーマンとして会社のラグビーチームに所属している「社員選手」と、プロ契約をしている選手と2種類います。
福井翔大選手は、埼玉パナソニックワイルドナイツとプロ契約をしており、2024年現在、プロ7年目のラグビー選手です。
日本のラグビー界では、プロ契約をしている選手の平均年俸は4000万円と言われています。
この平均年俸に対して、
この2つの理由から、平均よりも少し低い3000万円程度なのではないかと予想しました。
ちなみに、パナソニックの社員選手の平均は754万円と言われています。
プロ選手と社員選手を比べると、かなり年収に差がありますね。
しかし、社員選手であることは、ラグビー引退後もその企業の社員として働けることが大きなメリットと言えます。
福井翔大の中学時代
福井翔大選手の出身中学は、福岡県福岡市にある箱崎清松(はこざききよまつ)中学校です。
箱崎清松中学校は公立の中学校で、ラグビー部はないようです。
ですから、福井翔大選手は中学3年生まで「かしいヤングラガーズ」というクラブチームでラグビーをしていました。
福井翔大選手の中学校時代の成績としては、2014年に行われた全国ジュニアラグビー大会で、福岡県選抜の主将として、全国連覇を達成!
この経験は、福井翔大選手にとって大きな自信となりました。
ちなみに、箱崎清松中学校は、元ラグビー日本代表の豊田将万(とよた まさかず)選手の母校でもあります。
元ラグビー選手。
1986年5月15日生まれ。
東福岡高校から早稲田大学を経て、コカ・コーラレッドスパークスに加入。
2019年3月に現役引退。
実は、福井翔大選手の父親は、元ラガーマン。
社会人チームである「コカ・コーラ」に所属していたそうです。
息子である福井翔大選手は、そんなお父さんの影響を受けて、5歳の頃から「かしいヤングラガーズ」でラグビーを始めました。
中学3年生までこのチームでプレーしていたので、在籍期間は10年以上ですね!!!
「かしいヤングラガーズ」はどちらかいうと、勝ち負けをというよりは、いかに楽しくラグビーをするのかというのがテーマのチームだったようです。
そんな一見「ゆるい」ように感じる「かしいヤングラガーズ」ですが、梶川喬介(かじかわ きょうすけ)選手や、布巻峻介(ぬのまき しゅんすけ)選手など、数多くの日本代表を輩出しています。
東芝ブレイブルーパス東京所属の現役ラガーマン。
1987年9月5日生まれ。
日本代表キャップ4
【布巻峻介選手】
埼玉パナソニックワイルドナイツ所属の現役ラガーマン。
1992年7月13日生まれ。
日本代表キャップ7
福井翔太選手も、先輩方に続き、日本代表入りを果たしました!
かしいヤングラガーズのちびっこラガーマンたちは、福井翔大選手の日本代表入りで、ますます熱心にラグビーの練習に励んでいるのではないでしょうか。
今後、さらに日本代表になるような選手が、このチームから誕生するかもしれませんね!
福井翔大の高校時代
福井翔大選手の出身高校は、全国的にスポーツで有名な「東福岡高等学校」です。
福井翔大選手は、2015年4月に入学され、2018年3月に卒業されています。
東福岡高等学校は、福井翔大選手が通っていた箱崎清松中学校から4.2kmほどの距離のところにあります。
グーグルマップの情報では、自転車で20分くらいと表示されます。
ご自宅からも、比較的近い場所にある高校だったのではないでしょうか。
福岡県選抜の仲間と同じ高校へ
福井翔大選手が、東福岡高校へ進学することを決めた理由は、福岡県選抜のチームメートの仲間たちと同じ高校を選んだから。
中学校時代に所属していた「かしいヤングラガーズ」からは、東福岡高等学校に進学しようとする人はあまりいませんでした。
ですから、福井翔大選手も、同じチームの仲間が志望している他の高校に行くつもりでした。
しかし、福岡県選抜の全国優勝メンバーのほとんどが、東福岡高等学校に進学すると聞き、福井翔大選手もこの高校へ進学することに決めました。
高校2年で花園制覇!
東福岡高等学校の2年生で、第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」に出場!
決勝で大阪府代表の東海大仰星高校を破って、高校日本一に!
第96回全国高校ラグビーで優勝した東福岡高校(撮影:早浪章弘) pic.twitter.com/EwxZKnCcNc
— ラグビーリパブリック|RUGBY REPUBLIC (@RUGBY_REPUBLIC) January 7, 2017
さらに、高校日本代表・U-17日本代表にも選出されました。
春に熊谷ラグビー場で行われる選抜大会・夏の7人制大会・花園のすべてで優勝!
「高校3冠」を達成されました!
悔しさが残った高校3年生
高校3年生の第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会では、キャプテンとして出場!
前年に引き続き優勝が期待されましたが、準決勝で大阪府第2代表の東海大仰星高校に14-22で惜しくも敗れてしまい、ベスト4という結果でした。
この時対戦した東海大仰星高校をキャプテンとして率いていたのは、長田智希選手。
ちなみに、前年、東福岡高校が花園で優勝した時に決勝で戦ったのも、東海大仰星高校でした。
長田智希選手は、2023年現在、福井翔大選手と同じ埼玉パナソニックワイルドナイツのチームメイト!
2023年日本代表にも、仲良く一緒に選出されています。
福井翔大選手にとって、高校3年生の東海大仰星高校との一戦が、今までで一番想い出深い試合だそうです。
今思い出しても「(長田智希選手に対して)腹立つっ!!!」とコメントするくらいです!
ーラグビーを始めてから今までで1番思い出深い試合は?
3年の時の花園準決勝
(2018年1月5日(金曜日)東海大仰星戦。14‐21で負け。)今までのラグビー人生の中でも、当時自分の中でも1番思いが強くて、キャプテンとして勝たせないといけない試合だったのに負けた試合です。
個人としても、チームとしてもプレーに全然満足いかなくて苦しかったですね。
引用元:熊谷へラグビーを見に行こう!
長田智希選手については、こちらの記事を是非ご一読くださいね↓↓↓
福井翔大選手は、高校2年生の時と同じく高校3年でも高校日本代表に選出され、さらにはU-18日本代表、高校生では唯一U-20日本代表にも選出されました。
高校生でU-20代表に選ばれるというのは、珍しいことですよね!
ラグビーの場合、高校生と大学生では、体格的にも技術的にもかなり差があります。
高校生の時点で、大学生に混じってプレーしても大丈夫だったということは、すでに「仕上がっていた」と考えられます!
だからこそ、高校卒業後、大学に行かずにプロデビューできたのですね!!!
※詳細は、この後!!!
中学生の時から、京都に「長田智希」というスゴイ選手がいることを知っていたという福井翔大選手。
お互いにプロ選手となり、日本代表にも選ばれて、チームメイトとしてオールブラックスと対戦する日が来るなんて!!!↓↓↓
【JAPAN XV - All Blacks XV】#長田智希 選手 ×#福井翔大 選手(撮影・福島範和)
#RWC2023 #GoWithTheBrave #秩父宮ラグビー場 #サンスポラグビー写真 pic.twitter.com/S6oKIHw1n9— サンスポ ラグビー情報2023 (@sanspo_rugby) July 8, 2023
【㊗️1st cap】
ワイルドナイツの若武者2人が、テストマッチデビューを果たしました⚔️
後半途中からの出場で、両者ともインパクト十分のプレーで北海道のファンを沸かせていました👍#福井翔大#長田智希 #OurTeam pic.twitter.com/RLpgAGJ27o— スポニチラグビー2023 (@sponichi_r) July 23, 2023
福井翔大はプロとして埼玉パナ加入!
福井翔大選手は、東福岡高等学校卒業後すぐに、埼玉パナソニックワイルドナイツに加入しました。
高校を卒業されたのは2018年3月ですから、2024年春には早くも7シーズン目に突入しました!
ラグビー界では、ほとんどの選手が高校を卒業後、大学へ進学してから社会人としてチームに所属します。
福井翔大選手のように、高校卒業後にすぐにプロ選手としてチームに入るのはとても珍しいこと!
東福岡高の福井翔大がパナソニック ワイルドナイツとプロ契約! 「最高の環境で挑戦したい」https://t.co/pyiZYXvELC#rugbyjp #jrfu_jpn #ラグビー pic.twitter.com/k5QessyZba
— ラグビーリパブリック|RUGBY REPUBLIC (@RUGBY_REPUBLIC) November 16, 2017
なぜ、福井翔大選手は大学には行かずにプロの世界に行ったのでしょうか?
それは、U-19やU-20で世界の強豪国の同世代の選手と対戦した事がとても影響しているそうです。
福井翔大選手はU-19やU-20で、世界の強豪国のレベルの高さを実感します。
この同世代の海外選手たちは、高校卒業後すぐにプロの世界に入るという事を聞かされ、「今でさえ彼らとこんなに差がついているのに、このまま大学に行って良いのか」とずっとモヤモヤしていたそうです。
大学に行かずに、すぐにプロの世界に入った方が、早くレベルアップできるんじゃないか?
でも、そんな人いない???
他の人たちのように、大学に行くべきなの???
そんな時に、東福岡高等学校のラグビー部の藤田監督が、福井翔大選手の気持ちを理解してくれて「大学ではなく、すぐにプロに行けばいいのではないか」と背中を押してくれたと言います。
色々な大学がオファーしに来てくれたんですけど、その時の僕の顔があまりにも乗り気じゃなかったみたいで藤田監督(東福岡高校ラグビー部監督)に怒られて(笑)
ただ、プロに行けばいいんじゃないか?って、察してくれたのも監督でした。
それが無かったら乗り気じゃないまま大学に行っていたのかなって思います。
引用元:熊谷へラグビーを見に行こう!
さらに、藤田監督が各方面に働きかけをしてくださり、その結果、埼玉パナソニックワイルドナイツに加入できることになりました!
ベスト4以上のチームは厳しそうって言われていたんですけど、まさかのワイルドナイツからOKが出ました(笑)
結果として、いいよ。って言ってくれたのがワイルドナイツだけでした。
(トップリーグ2015‐2016ワイルドナイツの成績は優勝)
引用元:熊谷へラグビーを見に行こう!
なんと!
「いいよ」と言ってくれたのが、ワイルドナイツだけだったとは!!!
高校からプロの世界に行くことは父親は大賛成だったようですが、母親は大学には行ってほしいと思っていたらしく大反対で、1カ月以上口を聞かない状態だったようです。
こちらのYouTubeは、福井翔大選手とラグビー解説者の後藤翔太さんの対談インタビュー動画です。
先ほどご紹介した、高校時代の長田智希選手との悔しい思い出や、大学進学を選択しなかったこと、プロに進むようになった経緯など、赤裸々に話してくれています。
お時間がある時に、ぜひ一度ご覧くださいね!
福井翔大選手は、厳しい状況に身を置く事が、自分自身を成長させる最短の近道だとずっと思っていたようです。
さすが、なんともストイックな考え方ですね!
埼玉パナソニックワイルドナイツに入ってすぐの頃は、あまりにもレベルの違いを感じ、環境の変化もあり、ストレス性胃腸炎に!
1週間、練習を休む経験をされました。
しかし、その1週間で「自分にはラグビーしかない」と改めて気付き、プロでやっていく覚悟ができたそうです。
高校卒業後、すぐに飛び込んだプロの世界。
確実に進化し続けている福井翔大選手を見て「大正解」とのコメントを発見!↓↓↓
福井翔大の成長ぶりを見てたらワイルドナイツ加入は大正解だったな
— ユニオン (@union2525) January 23, 2022
しかし福井翔大くんが高校からワイルドナイツ入団して、確実に実力つけて行って日本代表に入ってワールドカップメンバーすぐそこまで来てることは日本ラグビー界にとって希望の光だよな。
成功への道は大学だけじゃない。
— BallKoroKoro (@BallKoro) June 29, 2023
ファンからのこんな言葉は、とっても嬉しいですね!!!
福井翔大選手と同じような考えで、大学を中退してプロの世界に飛び込んだのが李承信選手。
李承信選手については、是非こちらをご一読くださいね↓↓↓
まとめ
今回の記事では、ラグビーワールドカップ2023日本代表に選ばれた福井翔大選手の年俸と、中学校からプロに入るまでをご紹介させていただきました。
まず、福井翔大選手の年俸については、3000万円程度と予想しました。
プロラグビー選手の年俸は、公表されていません。
プロのラグビー選手の平均年俸が4000万円と言われている中で、福井翔大選手がまだ若手だということ、そして日本代表に選ばれたばかりということを考慮。
平均年俸よりも低めなのでは?と考えたからです。
父親が元ラグビー選手という事でラグビーを始めた福井翔大選手ですが、5歳から中学校3年生までは地元・福岡の「かしいヤングラガーズ」でプレー。
このチームでは、ラグビーの楽しさを知ることができました。
高校時代の東福岡高等学校や、U-18などの世代別日本代表チームで戦った国際大会の経験では、勝つことの喜びを知ることができました。
国際大会に参加したことで、海外の選手たちが高校卒業後すぐにプロに進むと知り、自分の進路について悩みました。
その結果、日本では珍しい、高卒からのプロ選手という道を選ばれました!
2018年春に高校を卒業し、2023年8月現在、プロ選手として早くも6シーズン目。
これからのラグビー日本代表を支える福井翔大選手を、今後も注目していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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