今回の記事では、國學院大學陸上部の平林清澄選手について、ご紹介します。
平林清澄選手は、2024年4月に最終学年である4年生になりました。
國學院大學陸上部の主将もつとめていて、まさにチームの中心選手として、学生時代最後の一年を過ごされています。
そんな平林清澄選手の、大学卒業後の就職先(進路)は「株式会社ロジスティード」!
ロジスティードとは、どのような会社で、どのようなチームなのでしょうか。
平林清澄選手の大学4年間も振り返りながら、ご紹介します!
■國學院大/平林清澄の就職先はロジスティード!
■國學院大/平林清澄の大学1年の戦績
■國學院大/平林清澄の大学2年の戦績
■國學院大/平林清澄の大学3年の戦績
■國學院大/平林清澄の大学4年の戦績
國學院大/平林清澄の就職先はロジスティード!
平林清澄選手の大学卒業後の就職先(進路)は、「ロジスティード株式会社」です。
元々は「株式会社日立物流」という日立グループの会社で、東京都中央区に本社があります。
陸上部の本拠地は、千葉県松戸市。
陸上部の歴史を見てみると、1970年に創部された「日立電線マラソン部」に始まり、2012年には「日立物流陸上部」、さらに2023年に「ロジスティード陸上部」へと名前が変わりつつ継承されてきています。
2020年からチームを率いているのは、別府健至監督。
別府健至監督は、日本体育大学OBで、2013年に行われた箱根駅伝に出場し、優勝を果たしている方です。
日立物流から4月1日付けで、別府健至氏が監督に就任することが発表されました
「日立物流陸上部」 新監督就任のお知らせ https://t.co/ajU7UzR3Vy pic.twitter.com/i7SzSjp1Sj
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) February 20, 2020
平林清澄がロジスティードを選んだ理由
平林清澄選手は、大学卒業の就職先(進路)を決めるに際し、多くの実業団チームから勧誘を受けていました。
しかし、そんな中でもロジスティードを選んだ理由について、以下のことが考えられます。
このような理由から、平林清澄選手は就職先にロジスティードを選んだようです。
2024年2月25日に行われた大阪マラソンにて、初マラソンながら優勝された平林清澄選手。
試合後のインタビューで、以下のようにコメントされています↓↓↓
「大学卒業後も国学院大を拠点にして前田(康弘)監督の指導を受けたいと思っています。
前田監督は熱量がすごい。
お互いにやりたいことが合致しています。
一番、大きな目標は2028のロス五輪です」
國學院大/平林清澄の大学1年の戦績
それでは、平林清澄選手の國學院大學1年目を振り返りましょう。
1年生にも関わらず、2021年10月10日に行われた出雲駅伝に出場。
任されたのは、なんと最終6区!
3位で襷を受けると、一時は2位に浮上するも、最終的には4位でゴール!
タイムは、区間5位という成績でした。
#出雲駅伝
4位 國學院大學 2:14:17
アンカー 平林清澄(30:46区間5位) pic.twitter.com/4S03Z0u2AA— 4years. (@4years_media) October 10, 2021
引き続き、11月7日に行われた全日本大学駅伝にも出場!
今度は、7区を任され、区間3位の堂々たる好走!!!
國學院大學としては、総合4位という結果でした。
#全日本大学駅伝53
國學院大學は2区の木付琳主将や7区の平林清澄らが踏ん張り、過去最高の4位でゴールしました。#伊勢で決まる日本一https://t.co/RyAnsk8HK9https://t.co/2Fthbl2wMn— 4years. (@4years_media) November 7, 2021
さらに、2022年1月2日~3日に行われた箱根駅伝では、9区を任されます。
この時は、急遽メンバー変更で走ることになりました。
【第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路】
以下の選手の変更を行います。7区 松延 大誠(4年)→ 木付 琳(4年)
9区 瀬尾 秀介(2年)→ 平林 清澄(1年)
10区 坂本 健悟(3年)→相澤 龍明(4年)ご声援よろしくお願いします!!#國學院大學#svolme#箱根駅伝 pic.twitter.com/S9cBbbCggN
— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) January 2, 2022
10位で襷を受けましたが、1年生とは思えない力強い走りで5位まで順位を上げ、区間2位となりました。
この年の國學院大學は、総合8位となり、翌年のシード権も獲得できました。
1年生から、「三大駅伝」と呼ばれる3つの駅伝全てに出場するだけでも、スゴイこと!
↓こちらのX(旧Twitter)でも、1年目の平林清澄選手の活躍ぶりに驚いているのが伝わってきます。
平林清澄(國學院1)
今季駅伝まとめ●出雲6区(最長区間)5位
猛暑の中最初から突っ込む。●全日本大7区(2番目に長い)3位
田澤廉、近藤幸太郎の次。●箱根駅伝9区(復路エース最長区間)
5人抜き、歴代4位。1年生とか信じられないのだが。。
— まさし@駅伝好き (@masa_tandf_you) January 3, 2022
さらに!
1年生の最後、2022年3月13日に行われた日本学生ハーフマラソン選手権大会では、自己ベストの走りを見せ、優勝しています!
1年生の最後には、ハーフマラソンでも優勝するなんて、素晴らしいデビューイヤーになったのではないでしょうか。
國學院大/平林清澄の大学2年の戦績
では、2年生になった平林清澄選手はどのような活躍を見せてくれたのでしょうか。
2022年10月10日に行われた出雲駅伝では、3区に登場されました。
区間6位の走りでしたが、順位としては1つ下げてしまいました。
それでも、チームとしては最後には準優勝という結果でした。
1年生の時には、最終順位が4位だったので、準優勝出来たことは嬉しかったと思いますが、個人的には納得のいく走りではなかったでしょうね。
同じく11月6日に行われた全日本大学駅伝では、1年生の時と同じ7区を走った平林清澄選手。
結果は、1年生の時よりも1分以上速く走ることが出来ました。
#全日本大学駅伝
7区6.8km地点
4位を走る國學院大學の平林清澄選手。ルーキーイヤーに学生ハーフマラソンで優勝した力の持ち主です。ここから追い上げなるでしょうか。#伊勢で決まる日本一 #全日本大学駅伝54 pic.twitter.com/BlfZzat6yN— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 6, 2022
チームとしても、國學院大學史上最高順位となる2位!
個人的にも、成長を感じられる駅伝になったのではないでしょうか。
2023年1月2日~3日に行われた箱根駅伝では、「花の2区」と呼ばれるエース区間を任されます。
この時も、直前での変更による指名でした。
【第99回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路】
以下の選手の変更を行います。1区木村 文哉(2年)→青木 瑠郁(1年)
2区川﨑 康生(4年)→平林 清澄(2年)
4区鶴 元太(2年)→藤本 竜(4年)ご声援よろしくお願いします!!#國學院大學#箱根駅伝#変革#transformation #新時代を切り拓け#adidas pic.twitter.com/TyQgpsIOsT
— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) January 1, 2023
このような、直前での変更というのは、本人にはもっと前に知らされているのでしょうか。
変更することが、チームとしての作戦ということもあるのでしょうか。
いずれにせよ、2年生で、2区を走るよう指名されるというのは、スゴイことだと思います!
その期待に応えるべく、12位で襷を受け取ると、6位まで順位を上げることに成功!
タイム的には、区間7位でしたが、自分に課せられた任務はまっとう出来たのではないでしょうか。
今日の応援ありがとうございました!!
瑠郁もよくやってくれました!ありがとう!
明日も國學院の応援よろしくお願いします!!#國學院大學#第99回箱根駅伝 pic.twitter.com/tBMJalBJbH
— 平林清澄 (@hira_kiyoto) January 2, 2023
最終的に、國學院大學は総合4位となり、翌年のシード権も獲得しています。
國學院大/平林清澄の大学3年の戦績
大学3年目の平林清澄選手は、夏のトラックシーズンでも結果を出しています!
2023年7月8日に行われた「ホクレン・ディスタンス」の10000mで自己ベスト!
10月9日に行われた出雲駅伝では、またも最終区の6区を担当。
5位で受け取った襷でしたが、順位を1つ上げて4位でゴール。
昨年は準優勝だっただけに、目指していたのは「優勝のみ」だったでしょうね。
11月5日に行われた全日本大学駅伝では、1年・2年同様、三度目の7区を任されました。
そして、3度目の正直?で、見事区間賞を獲得!!!
チームとしては、2位と5秒差で3位という結果でした。
#全日本大学駅伝
閉会式
区間賞表彰
1区 赤津勇進(駒澤大)
2区 佐藤圭汰(駒澤大)
3区 ヴィクター・キムタイ(城西大)
4区 斎藤将也(城西大)
5区 吉田響(創価大)
6区 安原太陽(駒澤大)
7区 平林清澄(國學院大)
8区 山川拓馬(駒澤大)#55全日本大学駅伝 #伊勢で決まる日本一 pic.twitter.com/6JmPPKFUO7— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 5, 2023
2024年1月2日~3日の箱根駅伝では、昨年に引き続き「花の2区」を走りました。
17位で襷を受け取りますが、昨年と比べてタイムを1分以上縮めた力走で、8人抜きを達成!
区間3位という成績でした。
【第100回箱根駅伝】
2区平林清澄(3年)が3区青木瑠郁(2年)に9位で襷を渡しました!
平林は8人抜き!#國學院大學#adidas#アサガミ#箱根駅伝
— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) January 2, 2024
最終的には総合5位となった國學院大學。
またも、来年のシード権を獲得できました!
さらに!
平林清澄選手は、大きな結果を残しました!
2024年2月25日に行われた大阪マラソンに出場。
平林清澄選手にとって、これが初マラソンでしたが、日本最高&マラソン日本学生記録の2時間6分18秒で優勝されたのです!
【速報】#大阪マラソン
国学院大の平林清澄選手
初マラソンの日本最高記録で優勝✨
3位小山選手 4位吉田選手 5位土井選手
いずれも五輪出場設定タイムに及ばず📺地上波(総合)でLIVE中!https://t.co/iAjJBW3kKy
👆レースをもう一度最初から ネット配信NHKプラス pic.twitter.com/CwtaoAReqW— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 25, 2024
このタイムがどれだけスゴイことなのかというと・・・
2025年に行われる予定の「東京世界陸上」の男子マラソン参加標準記録=2時間6分30秒をクリアしているのです!
もちろん、まだ出場が確定したわけではありませんが、出場選手の1人として、その名前が挙がっていることには間違いありません。
平林清澄選手の、マラソン選手としての未来にも、大きな希望が持てますね!
今後の活躍がますます楽しみになりました!
國學院大/平林清澄の大学4年の戦績
いよいよ、平林清澄選手の、大学最終学年がスタートしました!
早速、2024年10月14日に行われた出雲駅伝の結果からお伝えしましょう!
平林清澄/最後の出雲駅伝
2024年度の出雲駅伝は、10月14日に行われました。
今回の出雲駅伝では、平林清澄選手は最終6区を担当。
大学4年間のうち、3回も6区を走ったことになります。
そして、襷を受け取った時には、すでに1位!
とはいえ、すぐ後ろに2位の駒澤大学が追いかけてきていました。
途中、同じく6区を走る駒澤大学のエース・篠原倖太朗選手と並走する場面もありましたが、最後は振り切って、堂々の1位でゴール!
國學院大學が、2019年大会以来、2回目の優勝に輝きました!
そして、平林清澄選手自身も、区間賞を獲得されました!
★★速報!第36回 #出雲駅伝 ★★
【FINISH】島根ワイナリー前▶️10.2km⏩️出雲ドーム前
優勝🥇國學院大学・平林清澄(2時間09分24秒)
2位🥈駒澤大学・篠原倖太朗(+40秒)
3位🥉青山学院大学・太田蒼生(+60秒)
📺地上波フジテレビ系列で放送中!👀
📱💻TVerでは全チームフィニッシュまで配信中!👀 pic.twitter.com/krqJGg1wKU— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) October 14, 2024
平林清澄/最後の全日本大学駅伝
2024年度の全日本大学駅伝は、11月3日に行われました。
今回も、先月の出雲駅伝同様、すごいドラマが繰り広げられ、國學院大學が優勝!
出雲駅伝に続き、2連覇を達成しました!
平林清澄選手は、当日変更で第7区を担当。
先頭を走る青山学院大学から約4秒差の2番手で、タスキを受けた平林清澄選手。
青山学院大学のエース・太田蒼生選手とデッドヒートを繰り広げました!
7区1位争い🔥
先にスパートを仕掛けたのは #青山学院大学 #太田蒼生#ホヤホヤ見逃シーン👀 #全日本大学駅伝 #伊勢で決まる日本一 pic.twitter.com/PNBF5QhAe1— テレ朝駅伝🎽全日本大学駅伝 (@exrikujo1) November 3, 2024
1位青学大、2位国学院大が壮絶マッチレースに 4秒差で7区エース対決 青学大・太田蒼生VS国学院大・平林清澄 全日本大学駅伝/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/LcBdB2fKjl #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) November 3, 2024
まさに、一瞬たりとも目が離せないような接戦、まさに「死闘」でしたが、平林清澄選手は2番手でタスキを渡すことに。
平林清澄選手としては、とても悔しかったことと思います。
タスキを渡した後、号泣されたそうです。
それでも、平林清澄選手は区間2位の記録でした。
その後、最終8区を走った上原琉翔選手(3年生)が、青山学院8区の塩出翔太選手を抜いて、1位でゴール!
國學院大學は、全日本大学駅伝初優勝です!
↓最終区を走り、1位でゴールした上原琉翔選手については、こちらをどうぞ↓↓↓
平林清澄/最後の箱根駅伝
2025年1月2日~3日に行われる第101回箱根駅伝。
平林清澄選手がどんな走りを見せてくれるのか。
そして、國學院大學の皆さんが、どんな走りを見せてくれるのか。
國學院大學の、出雲・全日本・箱根の3冠は果たして達成されるのか!!!!
楽しみに待ちたいと思います!
まとめ
今回の記事では、國學院大學陸上部の平林清澄選手についてご紹介しました。
平林清澄選手は、2024年4月に最終学年である4年生になりました。
すでに大学卒業後には、ロジスティード株式会社の陸上部に進まれることが決まっています。
そんな平林清澄選手の大学4年間の軌跡を振り返ってみました。
大学1年生の時から、「三大駅伝」と呼ばれる「出雲駅伝」「全日本大学駅伝「箱根駅伝」のすべてに出場された平林清澄選手。
2025年1月2日~3日に行われる「箱根駅伝」にも出場されると、まさに4年間でコンプリートされることになります!
是非、その出場記録を達成していただけたらと思います。
平林清澄選手は、駅伝だけでなく、今後、マラソンでも活躍されること間違いありませんね。
これからも応援していきたいと思います!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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