2023年2月26日に行われたバスケットのワールドカップアジア予選で、新たに代表デビューを果たしたのが川真田絋也(かわまた こうや)選手です!
身長204㎝から繰り出されるダイナミックで闘志あふれる川真田紘也選手のプレーに、多くの人が心を奪われました。
2024年夏に行われるパリオリンピックの日本代表候補にも選ばれていましたが、最終選考で無念の脱落。
しかし、チームには補欠帯同することが発表されました!!!
現在大注目の川真田絋也選手は、一体どんな選手なのでしょうか。
中学、高校、そして大学での川真田紘也選手について調査してみました!
■川真田紘也の中学はどこ?
■川真田紘也の高校はどこ?
■川真田絋也の大学時代
■天理大学4年で特別指定選手からプロへ!
■川真田紘也のプロフィール
川真田鉱也の中学校はどこ?
川真田絋也選手は、徳島県徳島市の出身。
中学時代は、地元にある徳島市立徳島中学校に通っていました。
徳島市は、徳島県の東部に位置する市で、海も近いですね。
川真田絋也選手のご実家は、その後引っ越しをされていなければ、今でもこの校区内にあると思われます。
川真田鉱紘也選手は、小さい頃からスポーツ万能!
小学6年生の頃には、走り幅跳びで全国上位入賞という素晴らしい結果を残しています。
ですから、中学に入ったら陸上部に入る気満々だったそうです。
しかし、陸上部には専門の指導者がいないと聞いた川真田絋也選手は、友人に誘われてバスケットボール部に入部しました。
これが、川真田絋也選手とバスケットボールとの出会いです。
この話には、続きがあります。
「あの……ホンマにポンコツな話なんですけど、バスケ部に入った後、陸上部に指導者がおるって聞いたんですよ。
『おったんじゃあ!』ってがっかりです(笑)。
そんなポンなミスで始まったのが僕のバスケ生活なんです」
なんと、そんな勘違いがあったのですね!
最初の予定通り陸上部に入っていたら、バスケ日本代表の川真田紘也選手には会えませんでしたね!
川真田絋也選手は、中学入学時に170㎝だった身長が、卒業する頃には187㎝に伸びたそうです。
3年で17㎝伸びたというのもスゴイですが、中学入学時にすでに170㎝というのもスゴイですよね?
当時の徳島市徳島中学校のバスケ部は、あまり強いとは言えませんでしたが、川真田紘也選手が3年の時には、徳島県でベスト4という結果を残しました。
川真田鉱也の高校はどこ?
川真田絋也選手は、徳島中学校を卒業後、徳島県立城南高等学校に進学しました。
徳島中学校と城南高校は、3.5kmほどしか離れていません。
ですから、自宅から高校までもそれほど遠くなかったようです。
城南高校のバスケ部では、とにかく「走る」ことを重視する指導が行われていて、毎日校舎の周りを走らされていました。
川真田紘也選手は、走るのが大嫌い!
ですから、走った距離や回数をごまかしながら、何とかこなしていたそうです。
また、当時の部員はたった10人(しかも、そのうちの2人が初心者だった)!
さらに練習する際にはコートの反面しか使えないことも多かったといいます。
練習環境としては、あまり良いとは言えないですよね。
川真田紘也選手の高校時代のエピソードとして、有名なのが「30秒事件」です。
「高2の時、うちの学校で練習試合があったんですけど、試合始まって30秒くらいで監督に怒られて、
『お前はたるんどる。外周10周してこい』
って言われたんですよ。
わざわざ見張り役の後輩までつけられたのでしっかり10周走って帰ってきたら、
『じゃあ試合に出ろ』
って。
『いや、無理やから!』
って思いながらプレーしました」
「見張りの後輩までつけられた」とありますが、川真田紘也選手が普段から距離をごまかして走っていたことを監督はわかっていたんですね。
川真田紘也選手は、長時間走らされることが好きではなかったこともあり、バスケットは高校卒業までで辞めようかなとも考えていました。
しかし、高校3年生のインターハイ予選では、川真田紘也選手の活躍により徳島県でベスト4という好成績!
さらに、当時の川真田紘也選手の身長は195㎝!
そんな川真田紘也選手が、目立たないハズはありません。
インターハイ予選後の中国大会で、バスケの強豪校である天理大学の監督の目に留まり、勧誘を受けた川真田紘也選手。
その結果、高校卒業後に天理大学へ進学し、大学でもバスケを続けることを決意されました。
川真田絋也の大学時代
川真田紘也選手が天理大学に入学されたのは、2017年4月です。
奈良県天理市にある天理大学は、西日本のバスケ強豪校でもあり、部員は80人という大所帯!
実家を離れ、さらに高校時代とは全く違う環境の中で、大学でのバスケ生活が始まりました。
大学に入った頃の川真田紘也選手は、将来プロバスケ選手になろうとは考えていませんでした。
中学・高校・大学と、ずっとバスケットを続けてはいましたが、体育教員を目指していたそうです。
ですから、大学でのハイレベルな練習に対して、モチベーションを保つのが大変でした。
しかも、川真田紘也選手と同じポジションには外国人選手もいて、レギュラーになるのはとても厳しい状況でした。
そんな中でも、3年生になると少しずつチャンスをものにし、試合に出る機会が増えていきました。
この頃には、川真田紘也選手の身長は202㎝に!!!
200㎝超えの選手は、男子バスケットボール選手の中でも大きい方ですし、海外選手とも同等に戦えますよね!
しかし、そんな川真田紘也選手には、大きな悩みがありました。
それは、関西弁で言うと「緊張しい」!
つまり、緊張しやすく、試合本番で本来の実力が出せないことが多いという悩みを抱えていたのです。
「試合前に何をやってもナーバスになってしまって、最初のプレーでその日の出来が決まる感じでした。
一発目が良ければいい方向に進むけれど、ダメだったらもうそのまま。
頼むから初っぱなだけはうまくいってくれ……って、運に頼るしかなかったですね。
あの頃は」
練習試合で活躍できても、公式戦となると納得のいく結果が出せない。
3年生のインカレでは、川真田紘也選手本来の良さを出せないまま終えることに。
どのスポーツ競技でも、プレーにはその選手の性格が出ますよね。
「練習ではもっと上手なのに」「メンタル面がウィークポイント」という悩みを抱えているアスリートは、案外多いのかもしれません。
そんな彼が変わったのは、大学4年生の頃から。
何か転機となるきっかけがあったのでしょうか。
実は、そのきっかけとは「コロナ禍」でした!
新型コロナウィルスの感染拡大が本格的に始まったのは、2020年の初め頃でしたよね。
川真田紘也選手は、2020年4月に大学4年生に進級されています。
「4年生の最初の方に、学校もクラブも休みになった時期があって、
『この1年が終わったら仕事をせなあかんのか』
って、真面目に卒業後のことを考えたんです。
だけど、自分がスーツ着て外回りをしたり、オフィスでパソコンを打ったりしている姿が想像できなくて。
やっぱりもっとバスケがしたい。
しかももっと上のレベルでやりたいと思って、プロを目指そうと決めました」
この気持ちの変化が、川真田紘也選手にとって大きな転機となりました。
コロナ禍の影響で、多くの試合が中止に追い込まれ、大学生として最後の公式戦が秋のリーグ戦と冬のインカレだけとなりました。
だからこそ、この少ないチャンスで結果を出さなければ!
「やるしかねえ」と腹をくくり、自分の持ちうる力をすべてコートにぶつけようという意識を持ってプレー。
すると、散々苦しめられた体のこわばりは不思議とほどけていった。
こうして、実際に川真田紘也選手は「少ないチャンスをものにした」のです!
引退試合(インカレ2回戦)の東海大学戦では、試合には負けたものの、個人では23得点13リバウンドという素晴らしい結果を残しています。
いつも4years.をご愛読いただきありがとうございます!
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「バスケ – コロナ禍で決意、天理大でのラストゲームで魅せたプレー 滋賀・川真田紘也3 | 4years. #学生スポーツ」https://t.co/HaEsK7Sspx— 4years. (@4years_media) September 24, 2022
この時戦った東海大学のスタメン選手たちは、今では全員がBリーグでプレーしています。
NBAで活躍している八村塁選手の弟である八村阿蓮選手もいました!
そんなスター軍団の東海大学相手に素晴らしいパフォーマンスが出来たことは、川真田紘也選手にとって大きな自信になったようです。
そして、この時の活躍により、この後ご紹介する「特別指定選手」に選ばれ、Bリーグデビューすることになりました!
↓周りの選手と比べても、圧倒的に長身の川真田紘也選手!
この身長で、超人的な運動量だとしたら、もう誰にも止められない?!
【大学バスケ】天理大学 川真田紘也 無限の可能性で目紛しい成長を見せるビッグマン https://t.co/23i8l5bgQg pic.twitter.com/mCb6z3Hh87
— 最速スポーツNews (@News9199) December 11, 2019
天理大学4年で特別指定選手からプロへ!
大学4年生のインカレの後、川真田紘也選手は、Bリーグのチームのひとつである「佐賀バルーナーズ」に特別指定選手として入団しました。
そして、大学卒業後は正式にプロバスケットボール選手としてデビュー!!!
特別指定選手とは
大学のバスケシーズンは、毎年12月に行われるインカレまでで、その後は春までオフシーズンに入ります。
その期間に、選ばれし精鋭メンバーが、日本のプロバスケリーグであるBリーグに「特別指定選手」として参加できるのです。
特別指定選手として選ばれるのは、16歳以上22歳以下の選手。
インカレ等で活躍した大学生バスケ選手たちが、オフシーズンにこの制度を利用してプロのチームに入り、そのままプロ選手として本契約をするケースも多いです。
川真田紘也選手は、この制度で特別指定選手に選ばれ、大学4年のオフシーズンに佐賀県を本拠地とする「佐賀バルーナーズ」でプレーされたというわけです。
2022ー2023シーズンでは、当時福岡大学附属大濠高校の湧川颯斗選手が、川真田紘也選手が所属する「滋賀レイクス」に入団され注目を集めました。
佐賀バルナーズから滋賀レイクスへ!
2020−2021のシーズン、川真田紘也選手は特別指定選手として佐賀バルーナーズでプレーしました。
プロデビューとなったのは、2021年1月2日に行われたアースフレンズ東京Z戦。
途中出場ながら、豪快なダンクシュートを決めてプロ初得点を挙げました!
多くの特別指定選手がそうであるように、2021年3月に大学を卒業した後も、川真田紘也選手は佐賀バルーナーズでプレーすると多くの人が思っていたようです。
しかし、川真田紘也選手が佐賀バルーナーズに所属していたのは約3カ月だけ!
大学を卒業した後、滋賀県が本拠地である「滋賀レイクス」に移籍し、2021‐2022シーズンから滋賀レイクスにてプレーされています。
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実は、佐賀バルーナーズは「B2」のチームで、滋賀レイクスは「B1」のチーム!
サッカーでいう「J1」と「J2」のような違いがあります。
ですから、川真田紘也選手は「B2」のチームから1ランク上の「B1」のチームに移籍したことになります。
もともとは「緊張しい」だった川真田紘也選手が、毎日の厳しい練習を重ねることで自信をつけたこと。
そして、実践の場である試合で着実に結果を残せるようになったこと。
その結果、真の実力が認められ、高い評価を得られたのだと思います!
三遠戦で2日続けて目の覚めるようなダンクを見せてくれた川真田紘也。本日の練習で、ダンクに行った時の気持ち、そして最近増えている豪快プレーについて本人を直撃しました
✅動画は滋賀レイクス公式Youtubeチャンネルで
⏩https://t.co/WHGBMMQoYZ pic.twitter.com/ME6HBZTTAv— 滋賀レイクス SHIGA LAKES (@shigalakestars) February 7, 2023
オールスターゲームで活躍し代表デビュー!
滋賀レイクスに移籍した川真田紘也選手は、初シーズンから順調に結果を残し、2023年1月13日に行われたオールスターゲームにも選抜されました。
川真田紘也選手は「B.LEAGUE RISING STARS」チームの一員として「B.LEAGUE ASIA ALL-STARS」と戦い、試合開始早々にチーム初得点を記録!
試合結果としては、残念ながらASIA ALL-STARSに負けてしまいましたが、川真田紘也選手個人としては、13分35秒の出場で10得点という結果でした。
そして、2023年2月26日に行われたワールドカップアジア予選で、日本代表デビュー!
今後の川真田紘也選手から、目が離せませんね!
川真田紘也のプロフィール
バスケットやバレーボールの選手が、とてつもなく背が高いという認識はありますが、こちらのTwitterを見ると、目の錯覚なのかとビックリしてしまいますよね(笑)
こんなサイズ感の日本人選手がいると思うと、勇気が湧いてきます!
期待しかない!!!
長い間、勝ちを届けることが出来ませんでしたが、常に後押しをしてくださりありがとうございました。
皆さんのおかげで勝利ができました!
これからも応援よろしくお願いします✌️ pic.twitter.com/RiQchmNKEp— 川真田紘也 (@grande_mikey99) February 7, 2023
氏名 | 川真田 紘也 (かわまた こうや) |
ニックネーム | マイキー |
生年月日 | 1998年6月16日 |
年齢 | 2023年の誕生日で25歳 |
出身地 | 徳島県徳島市 |
身長 | 204cm |
体重 | 110kg |
足のサイズ | 32.0cm |
利き手 | 右 |
兄弟構成 | 姉がいる |
出身中学 | 徳島市立徳島中学校 |
出身高校 | 徳島県立城南高等学校 |
出身大学 | 天理大学 |
所属チーム | 滋賀レイクス |
座右の銘 | 1日1歩 |
好きな食べ物 | 焼き肉 |
苦手な食べ物 | なす |
好きなアニメ | メジャー |
尊敬する人 | 両親 |
バッシュ | asics |
プレイスタイル | 長身を生かしたプレー |
仲のいいBリーグ選手 | 星野京介 |
まとめ
今回の記事では、2023年2月26日に行われたワールドカップアジア予選で、日本代表デビューされたバスケットボール選手・川真田紘也さんについてご紹介しました。
地元徳島で、ひょんなことから始めたバスケットボール。
強豪とは言えない高校でプレーしていましたが、活躍ぶりを見出されて天理大学へ進学!
最初はプロになることを意識していなかった川真田紘也選手でしたが、特別指定選手に選ばれてBリーグデビュー!
プロバスケットボール選手として、25歳で日本代表選手にも初召集されました!
海外の選手にも負けない長身を生かしたダイナミックなプレーで、これからも大活躍して欲しいですね!
これからも、応援していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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