石川祐希(ゆうき)選手は、バレーボール男子日本代表です。
2024年のパリオリンピックでは、バレーボール男子のキャプテンを務めています!
そんな石川祐希選手は、高校を卒業後、中央大学に進学されています。
しかし、卒業することなく、途中で中退したのでは?というウワサがあるんです。
そのウワサの根拠となっていうのが、大学在学中にイタリアに渡り、イタリアのリーグに参加していたこと!
しかも、大学1年生の冬からです!
大学4年間のうちの相当な期間をイタリアで過ごしていたなら、大学を卒業できなかったのでは?と疑ってしまうのも無理はありませんね。
大学の授業は受けていたの?
単位は取れていたの?
成績は?
その辺りも気になります!
というわけで、今回の記事では、石川祐希の大学時代について調査してみました!
■石川祐希は中央大学を中退した?
■石川祐希は在学中にイタリアへ
■石川祐希の大学の単位や成績は問題なし?
石川祐希は中央大学を中退した?
石川祐希選手は、中央大学を中退していませんでした!
2014年に中央大学に入学し、2018年の3月に卒業しています。
中央大学の体育会に関するニュースを取り扱う「中大スポーツ」新聞部さんの公式X(旧Twitter)で、以下のように掲載されているので、間違いないです↓↓↓
【お知らせ】146号を発行致しました。1面には今年中大を卒業したバレーボール日本代表の石川祐希(法)の特集を、8面では巨人からドラフト1位指名を受けた鍬原拓也(法)の特集を掲載しております。順次設置致しますので、ぜひお手に取ってお読みください。 pic.twitter.com/hijXgbWT2t
— 「中大スポーツ」新聞部 (@chuosports) March 26, 2018
大学を卒業された後も、後輩の皆さんに向けた講演会を開くことも↓↓↓
【バレーボール石川祐希の金言】“未来”のプロ選手たちへ「決断で人生変わる」 母校の中央大学でトークイベントhttps://t.co/4Q2e6lixs1#バレーボール #石川祐希 #パリオリンピック #中央大学 #日本代表 #yukiishikawa #日テレスポーツ pic.twitter.com/ZxHMaFJ1ud
— 日テレスポーツ (@ntv_sports_jp) November 1, 2023
石川祐希が中央大学を選んだ理由
石川祐希選手は、なぜ中央大学に進学されたのでしょうか。
中央大学のバレー部は、決して弱いわけではありません。
むしろ、強いです!
しかし、男子バレー強豪大学と言えば、早稲田大学や、筑波大学。
高校時代に、全国大会で6連覇を達成した石川祐希選手なら、どこの大学でも選択できたハズ。
石川祐希選手はその理由を、次のように述べています。
大学を選ぶときも、あくまで基準はバレー。
1つ、2つ上の高校時代に活躍した、同じポジションの選手がいる大学を
「出場機会がないかもしれない」
と避け、その中で一番適していると思った中大を選んだ。
レギュラーをつかみ取る為に、様々な大学の先輩事情をリサーチしていたんですね。
石川祐希選手の、バレーボールにかける情熱は凄まじいものだ、ということが伝わります!
石川祐希選手の高校時代の「6連覇」を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓↓↓
バレーボールに打ち込める整った環境!
石川祐希選手が中央大学に進学を決めた理由は、他にもありそうです。
それは、学業と両立しながらバーレボールに打ち込める環境が整っていたこと。
石川祐希選手が学んだ法学部は、当時、中央大学の多摩キャンパスにありました。
そして、男子バレーボール部の活動場所である「第一体育館板場張り球技場」も、多摩キャンパスにあります。
そして、男子バレー部の寮・中大第二南平寮も、多摩地区(日野市)にあります。
ですから、寮生活をしながら、大学の授業を受け、バレー部の活動に参加するには、ロケーションが整っていたと言えるでしょう。
バレーボール部にはプロの専属トレーナーがいて、トレーニングメニューも自己流で行うよりも遙かに実用的なものでした。
食事の面でも、きちんと指導があり、アスリートとしての栄養に関する学びも得られたようです。
このように、総合的に見ても、バレーボールに打ち込める環境が整っていました。
法学部を選んだ理由は?
石川祐希選手は、大学を選ぶ際に、何学部に行って何を学びたいか、というのは正直あまりなかったようです。
バレーのことだけを考えて、大学を選んだと言っても過言ではないのでしょう。
しかし、石川祐希選手は、法学部を選びました。
もしかしたら、先ほどご紹介したように、バレー部の活動拠点が中央大学の多摩キャンパスなので、多摩キャンパスにある学部の中から選んだ可能性は高いと思います。
さらに、今後は世界で活躍したいと思っていた石川祐希選手にとって、世界情勢に触れる機会が多く持てる法学部政治学科はピッタリだったんです。
中央大学の中でも、法学部はとても人気のある学部です。
中央大学の法学部は130年の歴史を持つ看板学部で、「中央大学に行くなら法学部」と言われるほど。
偏差値も他の学部と比べても一番高いんですよ!
石川祐希選手は、スポーツ推薦枠で大学に入学されたと思われます。
とはいえ、石川祐希選手は、バレーボールをしながらも、そんな学部で学び、きちんと4年で卒業したのですから、かなり優秀だということです!!!
石川祐希は在学中にイタリアへ
石川祐希選手は、大学入学後すぐに、その実力を発揮しています。
大学1年目は、春季リーグ、秋季リーグ、全日本インカレで三冠を達成しています!
そんな石川祐希選手に、イタリア・セリエAの強豪チームである「モデナ」からチーム加入のお誘いが来ました。
学生の身分でありながら、世界最高峰ともいわれるセリエAから声がかかるなんて、スゴイことです!!!
それまで海外バレーの知識はほとんどなかった石川祐希選手ですが、世界というキーワードはとても魅力的に感じたそうです。
そして大学1年生の冬に3ヶ月間(2014年12月~2015年3月)、モデナに短期留学。
さらに大学3年生の時には同じくイタリアのラティーナに4ヶ月間(2016年12月~2017年4月)短期留学しました。
石川祐希選手がこの短期留学で特に驚いた事は2つあります。
1つ目は世界最高峰のリーグレベル。
もうひとつは、感情豊かに表現する海外の文化です。
いわゆる「カルチャーショック」というものでしょうね。
それまでの石川祐希選手は、小学校時代から始めたバレーボール一色の生活を送っていました。
部活三昧の日々で、家族で海外旅行などに行った経験もなかったのではないでしょうか。
それが、いきなり3か月の海外生活。
しかも、観光旅行でもありません。
語彙力ゼロで挑んだ短期留学の中でも、自分の事を大切にしてくれたイタリアの選手や関係者に感銘を受けました。
その経験を機に、大学卒業後の進路は「海外チームでプレイしたい」と決意したそうですよ。
石川祐希選手は、大学在学中のイタリア留学について、後輩の学生にチャレンジするよう勧める活動もされています。
実際に、中央大学バレーボール部では、石川祐希選手と同じように、冬シーズン(12月or翌年1月~春まで)のイタリア留学をする学生がいます。
2023年1月26日~同年3月15日にも、中央大学バレーボール部の4名の学生が、イタリアへ留学されました!
石川祐希の大学の単位や成績は問題なし?
石川祐希選手が、そのくらいのペースで大学の単位をとり、どんな成績で卒業されたかについては、具体的な情報を見つけることはできませんでした。
しかし、かなり優秀な成績だった可能性があります!
というのも、このようなX(旧Twitter)を見つけたのです↓↓↓
卒業と共に
色んな賞を受賞されててほんとに、その場にいて欲しかった
4年間、頑張って頑張って
いただいた賞。なんだろう涙です😢
本当に本当に
卒業おめでとう。みんなのtwitterとか見てて
そこにいないことが
悲しい。
でも
イタリアで頑張ってるから
石川祐希を変わらず応援する。 pic.twitter.com/ypRAqgqc1j— ☆pineapple☆ (@jast1wes) March 25, 2018
このX(旧Twitter)によると、石川祐希選手は、大学を卒業する際に、「学長賞」や「特別賞」を受賞されたようなのです。
受賞理由については、大学チームとしての戦績や、日本代表チームの戦績が記載されていますね。
さらに、「中央大学の名声を高揚した」とあります。
このような賞は、学業の方でも一定の成績をきちんと修めていないと、受賞できないものなのではないでしょうか。
ちなみに、このX(旧Twitter)には、せっかくこのような賞を受賞したにも関わらず「その場にいなかった」というように書かれてありますね。
これは、もしかしたら卒業式に参列できなかったということかもしれません。
せっかくの大学の卒業式ですが、きっとバレーボールに関する予定で、参加できなかったのでしょう。
石川祐希選手は大学在学時代、計7か月ものイタリア留学に行っていました。
また、バレーボール部の活動により、試合や遠征などで授業に出られなかった時期も多くあったと推測されます。
また、大学時代から全日本のメンバーにも選出されていました。
ですから、全日本の合宿や、海外遠征もあったと思います。
このような生活をしていた場合、大学の単位を落とさずに卒業のための単位を取っていくのは、大変だったと思います。
イタリアに留学していた時期をのぞけば、大学の授業にはできるだけ参加されていたのでしょう。
体育会系の部活の場合、一定の成績を残していないとレギュラーからはずされるという話も聞きます。
文武両道じゃないとダメ、ということなんでしょうね。
中央大学が、この件について、どのような方針を持っているのかは、わかりませんでした。
スポーツ推薦での入学した学生の場合、授業に出る代わりにレポートを提出したり、授業動画の視聴で単位をもらえる事が多いようです。
きっと、石川祐希選手も、あれこれ色んな技をつかって、単位をとり、卒業されたのでしょうね。
中央大学卒のアスリート
中央大学法学部出身のアスリートは沢山いらっしゃいます。
皆さんも、石川祐希選手と同じように、色々な方法で単位を取得し、卒業されたのだと思います。
中央大学法学部出身のアスリートは
などなどここには書き切れないほど、沢山の一流アスリート達が中央大学を卒業しています。
詳細はわかりませんでしたが、多くのアスリートが卒業している大学なので、何らかの単位の取得方法はありそうですね!
大学側も、このような「アスリート学生」の扱いには、慣れているのだと思います!
まとめ
今回の記事では、石川祐希選手の大学時代について、調査しました。
石川祐希選手は、中央大学を中退していて、卒業していないのでは?というウワサがありますが、ちゃんと卒業されていたことがわかりました。
大学在学中には、計7か月にわたり、イタリアのバレーボールチームに短期留学しています。
そこでの経験が、現在の石川祐希選手の海外生活の基盤となったようです。
大学在学中にも関わらず、思い切ってイタリアへ渡ったことが、石川祐希選手の人生を変えたと言えそうですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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