小田凱人は高校は通信制!1年生でプロ転向/世界ランク1位!戦績まとめ

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小田凱人(おだ ときと)さんは、日本のプロ車いすテニス選手。

日本の車いすテニスの第一人者だった国枝慎吾選手に憧れて、10歳でこの世界に飛び込みました。

 

そんな小田凱人選手は、高校生になってプロへ転向。

高校生ながら、世界ランキング1位になりました!

今回の記事では、そんな小田凱人選手の高校入学後の活躍ぶりを紹介。

2024年9月現在、まだプロになって3年も経たないのに、すごい戦績を残しているのが分かります!

世界一の座に輝いた小田凱人選手の今後の夢は?

△この記事でわかること△
■小田凱人の高校は通信制
小田凱人/高校1年でプロ&世界年間王者に!
■小田凱人/高校2年で世界ランキング1位に!
■小田凱人/高校3年で全仏オープン2連覇!
小田凱人/高校3年でパラリンピック金メダリストに!
■小田凱人の今後の夢は?
■小田凱人の「憧れるのをやめましょう」が先!

■小田凱人のプロフィール
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小田凱人の高校は通信制

小田凱人選手は、2022年4月に通信制高校へ進学されました。

2024年8月現在は、高校3年生ということになります。

 

通信制の高校を選んだということは、「テニス中心の生活をする」という覚悟の現れですよね。

近年、多くのアスリートが通信制の高校や大学を選択されています。

 

在籍している通信制高校がどこなのかは、公表されていません。

しかし、「N高校」なのではと思われます。

その根拠は、こちらの動画からの推測です。

小田凱人選手が、ご自宅でリモート授業に参加されている場面があるのですが、小田凱人選手が使っているパソコン画面の左上に「N高校」のマークが写っています。

リモート授業の様子が紹介されているのは、動画が始まって2分30秒前後の所からです。

参考動画はこちら!

 

【N(エヌ)高等学校とは】
N高等学校は、学校法人・角川ドワンゴ学園が2016年4月1日に開校した新しい通信制高校です。
公式ホームページ:https://nnn.ed.jp/
【N高の著名卒業生】
N高は、通信制ということで多くの芸能人やアスリートが在籍、または卒業されています!
★池田美優さん(モデル/タレント)
★紀平梨花さん(フィギュアスケート選手)
★望月慎太郎さん(プロテニス選手)
★岩見天獅さん(プロサーファー)
★加藤結李愛さん(女流棋士)
★大島綾華さん(女流棋士)
★上野愛咲美さん(女流囲碁棋士)

小田凱人/高校1年でプロ&世界年間王者に!

小田凱人選手は、高校生になってすぐ、2022年4月28日に、プロ転向を発表!

トヨタグループ大手自動車部品メーカー「東海理化電機製作所(通称:東海理化)」と所属契約を結ばれました。

この歳でプロになるということは、史上最年少という快挙!

 

小田凱人選手は、自宅でオンラインでの授業を受けるなど勉強にも取り組みつつ、週5日のテニスの練習をこなしています。

その練習量は、普通のプロ選手と全く同じだそうです。

そして、プロ転向後1か月もしないうちに、全仏オープンに出場されました。

これもまた、この歳でグランドスラムに挑戦するということは史上最年少のこと!

結果はベスト4!

初めてのチャレンジでこの好成績!

 

しかも、敗戦した相手は国枝慎吾選手でした。

相手が国枝慎吾選手なら仕方なし???

さらに!

同じ年の11月6日には、オランダで開催された車いすテニス年間王者決定戦(NECマスターズ)で優勝!

史上最年少での世界年間王者になりました!

さらに!

2023年1月に開催された全豪オープンでは、堂々の準優勝!

 

これ、すべて高校1年生の時のことなんです!

小田凱人/高校2年で世界ランキング1位に!

小田凱人選手は、2023年4月に高校2年生になりました。

まずは、4月に行われた国際大会天皇盃ジャパンオープンで念願の初優勝!!!

 

さらに、6月10日に行われたグランドスラム全仏オープン史上最年少で初優勝の大快挙!!!

 

この結果、とうとう世界ランキング1位になることが確定しました!!!

 

もちろん、またしても“史上最年少”での達成です!

テニスの全仏オープン、車いすの部は男子シングルス決勝で17歳の小田凱人選手が世界ランキング1位のイギリスの選手をセットカウント2対0のストレートで破って、四大大会で初めての優勝を果たしました。

17歳1か月の小田選手の優勝は、1968年のオープン化以降、四大大会男子シングルスで史上最年少となります。

引用元:NHKニュース(2023.6.10付)

さらに、小田凱人選手の快進撃は続きます!
全仏オープンに続いて、2023年7月には、ウィンブルドンでも初出場初優勝されました!
しかも、またまた史上最年少です!

 

その後、2023年9月に行われた全米オープン。

全仏オープン・ウィンブルドンにに続き、グランドスラム3連勝を目指した試合でした。

しかし、残念ながら、52歳のステファン・ウデ(フランス)選手にストレートで負けてしまい、まさかの初戦敗退となってしまいました。

試合中は「勝たないと駄目という感情になっていた」そうで、「俺らしくないなって思ったし、まだまだちっちゃいな」。

挑む側ではなく、追われる立場の難しさを痛感。

若きチャンピオンにとって、貴重な経験の場となった。

引用元:時事ドットコムニュース(2023.9.6付)

追われる立場になったこと、かなりの重圧もあったと思います。

でも、この敗退が経験となり、小田凱人選手さらに強くしてくれたようです。

 

2024年1月におこなわれた、シーズン最初のグランドスラム大会である、全豪オープン。

見事優勝し、グランドスラム3度目の優勝となる、大会初制覇を果たしました!!

先ほどお伝えしたように、全米オープンは初戦敗退となりましたが、王者返り咲きです。

そしてこちらもまた、最年少での優勝です!!

全米オープンでの、悔しさをバネに手に入れた優勝になりました!

 

全豪初制覇で、全4大大会でで優勝する生涯グランドスラム達成まで、残すは全米オープンのみとなりました!!

 

ちなみにこの年は、ギネス世界記録を達成した年でもありました。

・全仏オープン最年少優勝者
・グランドスラム最年少優勝者
・世界ランキング1位を獲得した、最年少車いすテニス選手
・ウィンブルドン最年少優勝者
※2024年8月時点

 

4つの最年少記録を達成して、見事ギネス世界記録に!!

当たり前のことですが、ギネス世界記録なんてそう簡単にとれるものではありません。

まだ高校2年生ですよ・・・・素晴らしすぎます。

 

 

小田凱人/高校3年で全仏オープン2連覇!

2024年4月に高校3年生になった、小田凱人選手。

早速強さを見せてくれました。

 

4月におこなわれた車いすテニスの国際大会・ジャパンオープンで優勝し、2連覇を果たしました!!

パリパラリンピック2024に向けても気合が入っていました!!

ことし8月に開幕するパリパラリンピックに向けて

「まだパリ大会までいくつか大会があるが、ここからパリまで勝てば勝つほどパリでの勝率は上がっていくと思うので、自分でも楽しみだ」

と意気込みを示していました。

引用元:NHK(2024.4.14付)

 

そして、その後の2024年6月に行われた、全仏オープン。

2023年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を果たしていた小田凱人選手でしたが、今大会も見事優勝!!

大会連覇は、国枝慎吾選手・ステファン・ウデ選手・アルフィー・ヒューエット選手に続いて4人目となりました。

思えば、まだ高校3年生なんですよね!!

本当に素晴らしい快挙です。

 

その後の、7月に行われたウィンブルドンは大会2連覇を目指しての試合でした。

しかし、結果は逆転負けで、準決勝敗退。

全豪オープン・全仏オープン続けての3連勝とはいきませんでした。

 

残念な結果に終わりましたが、これも経験として次につなげる力を持っている小田凱人選手。

もっともっと強くなった小田凱人選手に期待したいです。

小田凱人/高校3年生でパラリンピック金メダリストに!

小田凱人選手は、2024年夏に開催されたパリパラリンピックに出場されました。

小田凱人選手としては、初めてのパラリンピック参加です。

 

まずは三木拓也さんと組んだダブルスで銀メダル獲得!

そして、シングルスでは見事に金メダルを獲得されました!!!

しかも、史上最年少での金メダルです!

 

パリパラリンピックが始まった時点で、小田凱人選手は世界ランキング2位でした。

そして、決勝で対戦した相手、アルフィー・ヒューエット選手(イギリス代表)は世界ランキング1位。

まさに、ライバル対決だったわけですね!

 

実は、ダブルスの決勝で敗れた相手は、アルフィー・ヒューエット選手とそのパートナーのゴードン・リード選手でした。

ダブルスのリベンジも果たせた小田凱人選手。

優勝が決まった瞬間、喜びを爆発させました!!!

小田凱人は歩ける!病気は骨肉腫で9歳で発症し中学1年でJr.世界一!
小田凱人(ときと)選手は、日本の男子車いす選手の若き第一人者です。 2024年4月に高校3年生になった小田凱人選手。 高校生になったと同時にプロデビュー。 世界的にも有名な全仏オープンやウィンブルドン、全豪オープンなどで、多くの「史上最年少...

 

小田凱人の今後の夢は?

日本が誇る車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾選手に憧れて、車いすテニスを始めた小田凱人選手。

そんな小田凱人選手の今後の夢は何でしょうか。

“史上最年少“のタイトル!

小田凱人選手は、「出来るだけ多くの“最年少”というタイトルを取っていきたい」と語っています。

実際に、2024年8月現在、すでに獲得している“史上最年少”の記録は以下の通り。

 

14歳11か月 2021年4月 ジュニア 世界ランキング1位!
15歳11か月 2022年4月28日 プロ転向!
17歳1か月 2023年6月10日 グランドスラム/全仏オープン優勝!
17歳1か月 2023年6月10日 世界ランキング1位!
17歳69日 2023年7月16日 グランドスラム/ウィンブルドン優勝!
17歳8か月 2024年1月27日 グランドスラム/全豪オープン優勝!

 

世界ランキング1位をとった今、残っている“史上最年少”は何なのでしょうね(笑)

全仏に引き続き、ウィンブルドン、全豪オープンでも史上最年少で優勝!

2024年8月現在、残るグランドスラムは、全米オープンの1つとなりました!

 

この一覧表に、さらに新たな“史上最年少”を追記できることを期待しています!

子どもたちのヒーローになる!

小田凱人選手は、入院していた期間に国枝慎吾選手を知ったことで、その後の人生が大きく変わりました。

小田凱人選手にとって、「国枝慎吾選手はヒーローだった」と言います。

そして、今度は小田凱人選手自身が「子どもたちのヒーローになりたい」と話します。

今、病気と闘っている子どもたちのヒーロー的な存在になれるような選手を目指しています。

今、闘病している子どもたちに、何か、車いすテニスに限らず、スポーツに限らず、何か新しい一歩を踏み出してもらえるような。

「あの10代の子がいたから、自分も頑張ってみようかな」と思ってもらえれば、自分は現役生活良かったなって思えるので。

そこが最終的な一番大きな夢ではあります。

引用元:読売テレビニュース(YouTube動画)

小田凱人選手は、すでに多くの子どもたちに、そして私を含めた大人たちにも、多くの感動を与え、勇気を与えていると思います。

 

そして、小田凱人選手のテニス人生はまだまだ始まったばかり!

 

小田凱人選手のヒーローである国枝慎吾選手に追いつき、追い越して、新しいレジェンドになって欲しいですよね!

 

小田凱人の「憧れるのをやめましょう」が先!

2023年3月22日に行われた野球のWBC決勝戦を前に、大谷翔平選手が言った「憧れるのをやめましょう」

今や誰もが知る、大谷翔平選手の名言ですよね。

しかし、大谷選手がこのセルフを言うよりも前に、小田凱人選手が言っていたことが判明!

 

2022年5月に、小田凱人選手はインタビューの中で、国枝慎吾選手について以下のように語っています↓↓↓

「元々持っている“憧れ”といったものは変わらないですけど、同じ土俵で戦っていることを考えていると、『憧れている』とか『まだまだ遠い未来』と思っていたら勝つことはできない。

そういう意味では、本当に今は一人の選手として、ライバルというか勝たなければいけない相手として見ている感じです」

引用元:Tennis Classic(2022.5.31付)

 

このセリフ、まさに大谷翔平選手が言っていることと同じですよね!!!

しかも、小田凱人選手の方が約1年早く言っていましたね!

 

しかも、当時の小田凱人選手は若干16歳!

小田凱人選手は、大谷翔平選手を超えています!!!

国枝慎吾選手は、2023年1月22日38歳で現役を引退されました。

それまでに、年間最終世界ランキング1位を10回も記録していて、引退される時も世界ランキング1位のままでした。

小田凱人選手は、2022年10月に行われた楽天ジャパンオープンの決勝で、自らのヒーローである国枝慎吾選手と対戦!!!

歴史に残る大戦線の末、国枝慎吾選手が優勝されましたが、小田凱人選手にとっては勝ち負け以上の忘れられない一戦になったことでしょう。

一方、対日本人選手では2006年以来、不敗を続ける国枝選手は、

「いつか彼にやられる日が来る。

それが今日かもしれないと、試合中に何度もよぎった」

とコメント。

そして、自身が刻んできた歴史を塗り替えるような一戦を振り返り、

「これから何度もこうした名勝負が生まれると思う。

ぜひ、車いすテニスに注目してほしい」

と観客に呼びかけ、締めくくった。

引用元:Tokyo障スポ・ナビ(2022.10.8)

 

小田凱人のプロフィール

小田凱人選手が経験した「骨肉腫」という病気は骨にできる癌。

実は、小田凱人選手は11歳の時に病気が再発。

癌が肺に転移していることがわかり、再度治療を受けられました。

今後も、再発の可能性がないわけではありません。

 

さらに、10歳の時に入れた人工関節は、当時の小田凱人選手の体型に合わせたものですから、いずれは大人のサイズに合わせた人工関節に入れ替える手術が必要だそうです。

その手術の後には、しばらくテニスが出来ない期間が出来てしまうと思いますが、きっと乗り越えて、再び第一線に復活されることでしょう。

氏名 小田 凱人
(おだ ときと)
生年月日 2006年5月8日
年齢 2024年8月現在18歳
出身地 愛知県一宮市
出身小学校 一宮市立瀬部(せべ)小学校
出身中学校 一宮市立西成(にしなり)中学校
在籍高校 N高校(通信制高校)
※2024年8月現在
家族構成 父・母・姉・弟の5人家族
身長 175cm
利き手 左利き

 

こちらは、読売テレビニュースが2023年1月27日に公開したYouTube動画です。

先ほども、通信高校のことをご紹介する時に触れているものです。

小田凱人選手のことが、とても詳しく紹介されていますので、お時間がある時に是非一度ご覧ください!↓↓↓

まとめ

2023年6月10日、小田凱人選手は全仏オープンで史上最年少で初優勝を飾り、とうとう世界ランキング1位に輝きました!

今回の記事では、そんな小田凱人選手の高校時代の活躍ぶりをご紹介!

中学時代について、そして今後の夢についても調査してみました。

小田凱人選手が、国枝慎吾選手のように、多くの子どもたちに影響を与えられるような新しい「ヒーロー」になって、ますます活躍されることを願っています!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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