創価大学陸上部に所属する吉田 響(ひびき)選手は、2024年4月に最終学年の4年生になりました。
吉田響選手といえば、2021年4月に東海大学に入学されたものの、2023年4月に創価大学へ編入されたことで、大学陸上ファンを驚かせましたね。
そんな吉田響選手の大学卒業後の進路先/就職先は、一体どうなるのでしょうか。
今回は、吉田響選手の進路/就職先についてご紹介します。
そして、卒業後の夢や目標についても調査しました。
あわせて、大学時代の成績も、ご紹介いたします。
■【創価大】吉田響の進路はどこ?
■【創価大】吉田響の卒業後の夢や目標を調査!
■【創価大】吉田響の大学時代の成績まとめ
※吉田響の東海大学時代の成績
※吉田響の創価大学時代の成績
【創価大】吉田響の進路はどこ?
吉田響選手の大学卒業後の進路について、2024年12月7日時点で、具体的な情報はありませんでした。
2024年10月の出雲駅伝では、驚異の9人抜きをした吉田響選手。
実業団からのオファーがあっても、おかしくないと思います。
多くの企業が10月から内定式を行いますが、11月以降に行う企業もあるようです。
もしかすると、発表されていないだけで、既にどこかのチームの内定は出ているのかもしれません。
陸上選手として実業団へ行くのか、それとも一般就職されるのか。
その結果が判明するのは、もう少し先になりそうです。
2024年12月現在、吉田響選手の一番の目標は、箱根駅伝の「山の神」になることです。
過去に、「山の神」と呼ばれたのは、以下の3人のみ。
こちらの3人は、いずれも大学卒業後、実業団へ進んでいます。
吉田響選手が「山の神になる」ことを達成した先には、「実業団入り」が待っている可能性は、かなり高いのではないかと思います。
【創価大】吉田響の卒業後の夢や目標を調査!
吉田響選手の、大学卒業後の夢や目標について調査しました。
しかし、吉田響選手は、具体的な卒業後の夢や目標については、インタビューなどでもコメントされていないようです。
吉田響は大学卒業後については何も語らない?
多くの大学生ランナーたちは、大学卒業後について、例えば「オリンピックに出たい」「マラソンに挑戦したい」といったような、将来の夢について語っています。
しかし、調査したところ、吉田響選手は、大学卒業後については、何も語っていないようです。
先程ご紹介したように、2024年12月現在の吉田響選手の一番の目標は、箱根駅伝で「山の神になること」です。
そして、箱根駅伝以降については、何も語っていないのです。
こちらのコメントからも、いわゆる「3大駅伝」のみにフォーカスして、その中でも箱根駅伝に対して、熱い想いを持っていることがわかります↓↓↓
これからは出雲、全日本、箱根の3本だけで行くつもりですし、すべて区間新記録と箱根駅伝では山の神になるのが目標です。
実際に、2024年10月14日に行われた出雲駅伝では区間賞!
そして、翌月11月3日に行われた全日本大学駅伝では、区間2位ながら区間新記録を達成した吉田響選手。
ほとんど目標通りと言える、素晴らしい成績を収めました。
そして、残すは2025年1月2~3日に行われる箱根駅伝のみとなりました。
吉田響が「山の神」になるための3つの条件
かつて、箱根駅伝の往路5区を走り、「山の神」になったのは3人のみです。
100年を超える長い箱根駅伝の歴史で、何故、山の神はたった3人なのでしょうか。
それは山の神になるには、3つの条件があるからです。
つまり、吉田響選手が「山の神」になるためには、その3つの条件を満たす必要があります。
その3つの条件はこちら!
駅伝解説者の金哲彦さんのインタビューによると、「山の神」になるには、5区を制覇するだけでは不十分なようだ。
優勝チームの走者であることが条件。
さらに、前の走者をごぼう抜きするか、圧倒的な記録で走り抜けることが重要だという。
高校3年生の時、「箱根駅伝で5区を走りたい」と、2021年4月に東海大学に進学した吉田響選手。
その後、2023年春、3年生に進級するタイミングで、創価大学へと編入されました。
創価大学が箱根駅伝に初出場したのは第91回大会(2015年)で、優勝経験もまだありません。
過去最高の成績は、第97回大会(2021年)の総合2位。
この大会では、初の往路優勝も果たしました
創価大学は、2024年の出雲駅伝、全日本大学駅伝で、いずれも4位という好成績を収めています。
創価大学のメンバー全員の力を合わせれば、箱根駅伝の優勝も夢ではないですね。
そして、吉田響選手の実力が発揮されれば、5区で大きな結果を残せると思います。
【創価大】吉田響の大学時代の成績まとめ
吉田響選手の大学4年間の主な成績をまとめました。
吉田響選手は、大学3年生の4月に東海大学から、創価大学へ編入しています。
そのため、東海大学時代の成績と創価大学時代の成績に分けて、紹介させていただきます。
吉田響の東海大学時代の成績
東海大学で吉田響選手が残した結果は、以下の通りです。
東海大学に入学した当時から、期待されていた吉田響選手。
1年の時から箱根駅伝に出場!
いきなり、憧れの5区で2位と好走します!
タイム的にも歴代4位という記録で、7人抜きと驚異の結果を残しています。
【大会名】 | 【日程】 | 【吉田響の成績】 | 【東海大の成績】 |
出雲駅伝/33回大会 | 2021.10.10 | 出場せず | 総合9位 |
全日本大学駅伝/53回大会 | 2021.11.07 | 出場せず | 総合12位 |
箱根駅伝/98回大会 | 2022.1.2~3 | 5区出場 区間2位 |
総合11位 |
ルーキーイヤーに華やかに箱根デビューを果たした吉田響選手でしたが、大学2年の頃から、チームとのズレが生じたといいます。
監督やチームメイトと何度も話し合いを重ねたようですが、折り合いがつかず、精神的に辛い日々が続きます。
体調も崩してしまい、3大駅伝への出場も果たせない中、吉田響選手は東海大陸上部を去る決断をします。
【大会名】 | 【日程】 | 【吉田響の成績】 | 【東海大の成績】 |
出雲駅伝/34回大会 | 2022.10.10 | 出場せず | 不出場 |
全日本大学駅伝/54回大会 | 2022.11.06 | 出場せず | 総合10位 |
箱根駅伝/99回大会 | 2023.1.2~3 | 出場せず | 総合15位 |
吉田響の創価大学時代の成績
東海大学を去る決断をした吉田響選手。
2023年4月から、吉田響選手は創価大学での陸上生活をさせました。
同じ静岡出身という縁で、以前から気にかけてくれていた創価大学の瀬上雄然総監督(現スカウト編成部長)の説得から、環境を変えて、心機一転!
改めて陸上を頑張ることになりました。
大学陸上部の編入は、異例のことです。
不安な気持ちもあったと思います。
それでも、編入後すぐの2023年6月、日体大長距離競技会の5000mでは、自己ベストを更新しています。
これは、吉田響選手の気持ちの強さ、そして、創価大学陸上部のサポートがあった結果だと思います。
気分を一新し、希望を持って再び競技と向き合う日々をスタートさせた吉田響選手。
以下の通り、3大駅伝の全てに出場を果たすことができました。
しかし、10月に行われた出雲駅伝で、事件が起こります。
吉田響選手は、初めて出場した出雲駅伝で、区間新記録を叩き出しました!
しかし、創価大の一部選手が、ドーピング違反により、創価大は失格。
吉田響選手のタイムも、参考タイムに変わります。
【大会名】 | 【日程】 | 【吉田響の成績】 | 【東海大の成績】 |
出雲駅伝/35回大会 | 2023.10.09 | 5区出場/ ※区間参考タイム |
失格 ※失格前は2位 |
全日本大学駅伝/55回大会 | 2023.11.05 | 5区出場/区間1位 | 総合6位 |
箱根駅伝/100回大会 | 2024.1.2~3 | 5区出場/区間9位 | 総合8位 |
新天地で頑張って、出場した出雲駅伝で、思わぬトラブルにあった吉田響選手。
想像を絶するショックだったと思います。
それでも、翌月に開催された全日本大学駅伝では、区間1位と好走!
しかしながら、箱根駅伝では1年生の時に続いて、再び憧れの5区を任されたものの、区間9位という結果になってしまいます。
これは、当日雨が降るトラブルで、吉田響選手の被っていたニットに雨がしみこみ、低体温症を引き起こしていたことが原因でした。
2006年以来の雨の中の箱根駅伝で、対策もうまくできなかったようです。
しかし、チームのために走り、タスキをつなぐことに成功しました。
吉田響選手にとって、大学生活最後の1年がスタートしました!
【大会名】 | 【日程】 | 【吉田響の成績】 | 【東海大の成績】 |
出雲駅伝/36回大会 | 2023.10.14 | 2区出場/区間1位 | 総合4位 |
全日本大学駅伝/56回大会 | 2023.11.03 | 2区出場/区間2位 | 総合4位 |
箱根駅伝/101回大会 | 2025.1.2~3 |
大学最終学年の出雲駅伝で、吉田響選手は記憶に残る走りをします。
10位でタスキを受け取った2区で、吉田響選手は驚異の9人抜きを行い、1位でタスキを渡します。
そして、吉田響選手はこの走りで、区間賞を取りました。
この功績に、X(旧Twitter)のアディダス公式アカウントもポストしています。
エースたちが競り合う2区で、
見事に #区間賞 を獲得。
圧巻のスピードで襷をつなぎ、
レースを熱狂させた。🏃 #吉田響 #出雲駅伝 #創価大学
⌚ 15:46
👟 #ADIZERO ADIOS PRO EVO 1
💨 #速くなるためのすべて pic.twitter.com/8PewDzP6sh— アディダス ジャパン (@adidasJP) October 14, 2024
創価大学での、吉田響選手の駅伝以外の主な成績は以下の通りです。
【学年】 | 【大会名】 | 【日程】 | 【吉田響の成績】 |
3年生 | 日体大長距離競技会 | 2023.6.11 | 自己ベスト更新 |
4年生 | 第103回関東インカレ(男子2部10000m) | 2024.5.9 | 7位 |
4年生 | 2024函館マラソン( ハーフマラソン) | 2024.6.30 | 1位 |
4年生 | ホクレン・ディスタンス深川大会(5000m) | 2024.7.17 | 2位 |
【日体大記録会】
13:59,44久しぶりのトラックレースですが、
13分台で走ることができました。
課題が多く見つかる結果でしたが、
とても楽しい記録会になりました!!次は、7月5日のホクレンに向けて
調整していきます!!
たくさんの応援ありがとうございました!!#響と凌#山の神への挑戦 pic.twitter.com/7hOGWhGSlW— 吉田 響 (@hibiki_run) June 12, 2023
大学4年生になってからの活躍は目を見張るものがあります!
ハーフマラソン優勝の喜びを、X(旧Twitter)でも語っています。
函館ハーフマラソン、61分45秒で
優勝することができました!!
3km過ぎから単独そうになりましたが、
最後まで押し切って走りきることが
できました。
沿道の応援の盛り上がりがすごくて
本当に楽しかったです!!
応援ありがとうございました!! pic.twitter.com/mf3CUoubTM— 吉田 響 (@hibiki_run) June 30, 2024
ハーフマラソンの結果で、3大駅伝に勢いをつけたかったという吉田響選手。
正に、その狙いは成功して、出雲駅伝、全日本大学駅伝に勢いがついたと思います。
残すところは、箱根駅伝のみ!
まとめ
今回は、吉田響選手の進路/就職先と今後の夢や目標について紹介させていただきました。
吉田響選手の具体的な進路/就職先は、2024年12月7日現在、まだ公表されていません。
実業団に入るのか、一般就職をするのか、はっきりとしたことは、分かりませんでした。
2024年12月現在の吉田響選手の目標は、「箱根駅伝で”山の神”になること」です。
東海大から創価大への編入、チームメイトのドーピング違反など、トラブルに見舞われる事の多かった吉田響選手の大学陸上。
最後に「山の神」となって、大学時代を大円団で終わらせることを期待しています。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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