2022年春に大学に進学したアスリートのうち、大学陸上界で最も注目されている方の一人が兵藤ジュダ選手です。
東海大学3年になった2024年5月には、関東インカレ男子1部5000mにて日本人トップの3位という記録を残すなど、着実に結果を残しています。
そんな兵藤ジュダ選手が本格的に陸上競技を始めたのは、小学4年生の時。
そんな彼は、中学生の頃にはすでに頭角を現し、「炎の体育会TV」のマスクマン対決に出演したことがわかりました!
今回は、「体育会TV」に出演された時のエピソードをはじめ、兵藤ジュダ選手の中学・高校時代を深堀りしていきます!
■兵藤ジュダは体育会TVでマスクマンと対決していた!
■兵藤ジュダの中学時代
■兵藤ジュダの高校時代
兵藤ジュダは体育会TVでマスクマンと対決していた!
兵藤ジュダ選手は、中学3年生の時にTBSテレビの人気バラエティー番組「炎の体育会TV」の「マスクマン対決」のコーナーに出演されています。
兵藤ジュダ選手が出演した「マスクマン対決」は、2019年3月16日に放送されました。
こちらの企画は、アスリートの皆さんが「マスクマン」となり、素性を隠した状態で、同じ競技に取り組んでいるジュニア選手と対決!
対決の後に、マスクをはずし正体をばらすというものです。
この日の対決内容は700m走。
マスクマンに扮していたのは、住友電工陸上部の田村和希選手でした。
田村和希選手は、山口県出身の陸上競技選手。
高校時代は山口県立西京高等学校で全国高校駅伝に3年連続出場!
青山学院大学に進学すると、1年目から箱根駅伝デビュー!
しかも、4区を区間新記録で走り区間賞!
その後も、大学在学中に何度も3大駅伝で結果を残し、卒業後は住友電工陸上部でも活躍されているトップアスリートです。
ハンデを10m与えられた中での700m走。
でも、結果は「たむかず(田村和希)さんの三連勝」でした!
田村選手、さすがです!
たむかずさん凄かった✨✨
3連勝!!!
これからも応援👍#体育会TV #田村和希— すぬーぴー◡̈* (@22sk_ts63) March 16, 2019
マスクマンの正体は、やっぱり田村和希くんだった😁
最後に、兵藤ジュダくんが行きたい大学、東海大学か東洋大学って言った後に両手で顔を覆う田村くんが可愛かった😆#炎の体育会tv— ハシコ (@hskymjf) March 16, 2019
この頃から、すでに有名中学生だった兵藤ジュダ選手ですが、あの時の対決を、田村和希選手は覚えていてくださっているでしょうか?
兵藤ジュダ選手と田村和希選手の再会の機会があるといいですね!
【追加情報/2023.3月】
TBS「炎の体育会TV」の放送終了のニュースを受けて、兵藤ジュダ選手がTwitterを更新されました↓↓↓
中学3年生の頃にマスクマンの対決で出演させていただきました。
炎の体育会TVが今月末で終了してしまうのがとても悲しく思います😭😭
この素敵な番組に出演させていただいた事、嬉しく思います!そして一生の思い出です🔥
11年半お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!!! https://t.co/g2xPy2dxcy— 兵藤ジュダ (@hyodo_ju__08) March 18, 2023
兵藤ジュダ選手にとって、この番組に出演したことは、今でも良い思い出なんでしょうね!
兵藤ジュダの中学時代
兵藤ジュダ選手は、静岡市立飯田中学校に通っていました。
兵藤ジュダ選手は、2003年8月5日生まれですので、中学に通っていた期間は2016年4月~2019年3月です。
中学時代の兵藤ジュダ選手は、学校の陸上部には入っていなかったようです。
兵藤ジュダ選手は、小学校4年生の時に、地元の陸上クラブである『精華清水ランニングクラブ』に加入され、そこで陸上競技を始めました。
そして、中学になっても、そこで陸上を続けました。
先ほどご紹介した「炎の体育会TV」に出演した時も、応援していた皆さんは「精華清水RC」の横断幕を掲げていました。
兵藤ジュダ選手の、中学時代の主な戦績をまとめてみました。
兵藤ジュダ選手が中学に入学されたのは2016年4月で、卒業されたのは2019年3月です。
2016年7月 | 静岡県中学通信陸上大会 1500m | 2位(自己新) |
8月 | 静岡ジュニア陸上クラブ選手権大会 1500m | 4位 |
静岡ジュニア陸上クラブ選手権大会 4×100mリレー |
4位 | |
2017年6月 | 全国定通制陸上競技大会 静岡県予選 4×100mリレー |
優勝 |
12月 | 静岡市町対抗駅伝 清水区代表 | 中学生区間(7区) |
2018年7月 | 静岡県大会 男子800m | 優勝 全国大会へ |
静岡県大会 男子1500m | 優勝 東海大会へ |
|
2019年2月 | 清水駅伝 中学生男子チーム | 優勝(大会新) |
兵藤ジュダ選手は、中学2年生の夏頃(6~7月頃のようです)レース中に転倒し、骨折するという経験をされています。
大きな怪我をすると、数カ月単位で練習ができなくなりますよね。
幸い、10月頃から練習にも参加できるようになったそうです。
やっぱり、怪我は怖いですね。
兵藤ジュダの高校時代
兵藤ジュダ選手は、中学を卒業後、地元・静岡市内にある東海大学付属静岡翔洋高等学校に進学します。
高校に通っていた期間は、2019年4月~2022年3月です。
兵藤ジュダ選手は、こちらの高校の「陸上競技部 長距離駅伝」に入部、高校3年生では主将にも選ばれています。
こちらの部活では、部員用の寮があるとのこと。
実家が地元にある兵藤ジュダ選手も、他の部員と一緒に寮生活をされていたようです。
兵藤ジュダ/高校時代の主な戦績
兵藤ジュダ選手の高校時代の主な戦績をご紹介します。
兵藤ジュダ選手は、2019年4月に高校に入学され、2022年3月に卒業されています。
2019年 | 静岡県高校駅伝 | 7区(区間賞) |
2020年 | 静岡市民駅伝 | 5区(6位)/総合19位 |
2020年 | 全国高校駅伝静岡大会 | 1区(13位)/総合6位 |
2021年5月 | 静岡県高校総体 男子800m | 優勝 |
1500m | 優勝(大会新) | |
2021年6月 | 東海高校総体 男子800m | 優勝(大会新) |
1500m | 優勝 | |
2021年6月 | U20日本選手権 男子1500m (大学生も参加!) |
優勝 |
2021年7月 | 全国高校総体 男子800m | 優勝(大会新) |
1500m | 2位 | |
2021年11月 | 静岡県高校駅伝 | 1区(区間賞)/総合2位 |
2021年11月 | 東海地区高校駅伝 | 1区(9位)/総合5位 |
2020年度は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大によって、多くの試合が中止された年です。
きっと、兵藤ジュダ選手も、練習すらできない日々があったはずです。
しかし、そんな期間を経て、翌2021年には素晴らしい記録を次々に残していますね!
兵藤ジュダ選手の高校時代の自己ベスト記録は以下の通り
800m | 1分48秒26 | 高校全国1位 |
1500m | 3分41秒86 | 高校全国2位 |
5000m | 13分54秒70 | 静岡県1位 |
東海大静岡翔洋高校/駅伝部について
東海大静岡翔洋高校の公式ホームページから、部活動の紹介ページを見ると「陸上競技部」と「陸上競技部長距離・駅伝」(通称:駅伝部)と2つの「陸上部」があります。
こちらの高校の「陸上競技部」は長い歴史を誇り、毎年全国大会にも出場。
出場するだけでなく、実際に好成績を残し続けている部活動です。
ここ数年の戦績を見ると、その中には「兵藤ジュダ」の名前も何度も出てきます!
しかし、兵藤ジュダ選手は、基本的には駅伝部に所属していたようです。
こちらの駅伝部は、2018年度から新たに創設された部です。
兵藤ジュダ選手が、この高校に入学したのは2019年春なので、当時は駅伝部が創設されてまだ2年目だったことになります。
2018年度から、新しいスタッフ(監督・コーチ・トレーナー・アドバイザー)のもと、新生東海大静岡翔洋高校長距離・駅伝をスタートしました。
学校周辺に寮と専用トレーニングルームを準備し、朝練習から充実した練習を作っています。
都大路で走り、その後箱根駅伝や富士山駅伝で活躍できる選手を育てていきたいと思います。
こちらの部活紹介文にあるように、駅伝部は「大学駅伝で活躍する選手を育てることに特化した部活」なのです。
これは、東海大学の陸上部が2019年に念願の箱根駅伝で初優勝を果たしたこともあり、東海大学の付属高校に対して、優れた陸上選手を育成するよう呼びかけたことからスタートしていて、つまり、「東海大学で活躍する選手を育てる」、それを目標に掲げている部活なのです。
付属校ならでは、ですよね。
そして、その期待に応えた兵藤ジュダ選手が、鳴り物入りで2022年春に東海大学に入学したというわけです。
ちなみに、兵藤ジュダ選手の1つ先輩の吉田響選手も、東海大学付属静岡翔洋高等学校から東海大学に進学され、1年生で箱根駅伝5区を走り、区間2位という成績を残されました!
となると、兵藤ジュダ選手の大学進学後の戦績が気になります!!!
兵藤ジュダ選手の大学入学後については、また別の記事でご紹介しますね。
まとめ
今回は、2022年に東海大学に入学された陸上選手・兵藤ジュダ選手についてご紹介しました。
兵藤ジュダ選手は、中学生時代から陸上選手として注目されていて、中学3年生の時にTBSテレビの人気バラエティ番組「炎の体育会TV」に出場し、マスクマンに扮した田村和希選手と700m走対決をしていました!
中学時代は、学校の部活ではなく、地元・静岡の「精華清水RC」で陸上に取り組みました。
中学卒業後は、東海大学付属静岡翔洋高校に進学され、主に800mと1500mで輝かしい結果を残しています。
これからは、さらに距離を伸ばし、長距離ランナーとして活躍したいと話している兵藤ジュダ選手。
駅伝はもちろんですが、トラック競技でも活躍されるよう、これからも応援していこうと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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