斉藤光毅(こうき)選手は、東京都出身のプロサッカー選手です。
2024年に開催されたパリオリンピックで、サッカー日本代表として活躍されました!
そんな斉藤光毅選手選手は、高校生の時に転校した経験があります。
中学を卒業し、まず入学したのは、神奈川県立新栄(しんえい)高校。
しかし、高2の途中から、別の通信制高校に転校しています。
高校を途中で変わるというのは、なかなかないですよね?
では、いったいなぜ高校を転校することになったのでしょうか。
斉藤光毅選手は、子供の頃から横浜FCの下部組織で育ちました。
そして、高校2年生の時に、トップチームに昇格されています。
その辺りのことについても、調査してみました。
■斉藤光毅は新栄高校から通信制高校へ転校!
■斉藤光毅は横浜FCの下部組織育ち
■斉藤光毅は高2で横浜FCトップチームへ
斉藤光毅は新栄高校から通信制高校へ転校!
斉藤光毅選手は、川崎市立犬蔵(いぬくら)中学校を卒業後、神奈川県立新栄(しんえい)高校に入学しました。
斉藤光毅選手が新栄高校に入学したのは、2017年4月のことです。
しかし、途中で転校!
転校した先の学校は、第一学院高等学校の横浜キャンパスでした。
まずは、最初に入学した新栄高校から、ご紹介していきます!
斉藤光毅は新栄高校に入学
斉藤光毅選手は、2017年4月に、神奈川県立新栄高校に入学されました。
学校名 | 神奈川県立新栄高校 |
所在地 | 〒224-0035 神奈川県横浜市都筑区新栄町1−1 |
公式ホームページ | https://www.pen-kanagawa.ed.jp/shinei-h/index.html |
この高校は、県立高校ですが、多くのJリーガーが在籍したことのある高校です。
ちょっと調べただけでも、多くの選手の名前を見つけることができます。
【氏名】 | 【2024年現在の所属】 |
山田新(しん) | 川崎フロンターレ |
山内日向汰(ひなた) | 川崎フロンターレ |
秦樹(はた じゅい) | 横浜FC |
吉尾虹樹(よしお こうじゅ) | ファジアーノ岡山 |
吉尾海夏(よしお かいな) | 横浜F・マリノス |
ご紹介したように、新栄高校は、過去にも多くのサッカー選手が通っています。
斉藤光毅選手が所属していた横浜FCユースの選手の中にも、新栄高校の生徒だった方がいました。
ですから、この高校に在籍したままでも、サッカーに打ち込むことが可能な環境が整っていると考えられますよね。
それなのに、なぜ、斉藤光毅選手は転校をしたのでしょうか。
斉藤光毅は高2の9月に転校!
斉藤光毅選手は、高校2年生の9月に転校されました。
転校した先は、第一学院高等学校 横浜キャンパスです!
学校名 | 第一学院高等学校 横浜キャンパス |
住所 | 〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町2−6 |
公式HP | https://www.daiichigakuin.ed.jp/campus/yokohama/ |
斉藤光毅選手が、なぜこの高校に転校したのか。
その理由は、ずばり「高校2年生で横浜FCのトップチームに昇格」したから!
つまり、高校2年生でプロ契約をしたということです。
それまでは、横浜FCのユースでプレーしていた斉藤光毅選手。
それが、プロ契約をした事で、ますます高校生活との両立が難しくなってきたのでしょう。
そこで、プロ選手としてサッカーをするために、よりよい環境を求め転校したのです!
横浜市内にある第一学院高校は、私立の通信制高校です。
第一学院高等学校には全13のコースがあり、それぞれの目的にあった通学方法や学習方法が提供されています。
その中でも斉藤光毅選手が通っていたスポーツコース/サッカー部は、学習時間とトレーニング時間を両立させることが出来るコース!
新栄高校よりも、よりスケジュール調整が可能になり、サッカーと学業の両立しやすくなったのではないでしょうか。
転校した時の事を、斉藤光毅選手は次のように語っています。
夏休み明けの9月になってから、(新羽高校には)2~3回登校して辞めました。
先生や仲の良い一部の友人には前からそれとなく話していたので、
高校を辞めることについて周囲にすごく驚かれたということはありません。
『がんばれよ』と励まされたぐらい。
通信制高校に転校してからは、「課題やレポートは寝る1時間前から」と時間を決めて取り組んでいました。
サッカーだけでなく、高校の学業にもきちんと取り組んでいたんですね!
ちなみに、プロサッカー選手の香川真司選手や酒井宏樹(ひろき)選手も第一学院高等学校の卒業生です!
斉藤光毅は横浜FCの下部組織育ち
斉藤光毅選手は、東京都出身。
しかし、小学校は、川崎市立白幡台(しらはただい)小学校に通っていたので、生まれた後に川崎市に引っ越しをされているようです。
小学生時代は、地元のサッカーチームである「犬蔵SC」に所属していました。
犬蔵SCに入団されたのは、小学校1年生の時で、6年生までずっとこのチームでプレーしていました。
しかし、その後、中学から高校にかけて、横浜FCの下部組織でサッカーをしていました。
小学1年~小学6年 | 犬蔵SC |
中学1年~中学3年 | 横浜FCジュニアユース |
高校1年~高2の9月まで | 横浜FCユース |
そして、高2の9月からは、横浜FCのトップチームに入団ということになりました!
斉藤光毅選手は、横浜FCのジュニアユース時代を振り返り、
と話しています。
地元のサッカーチームから、Jリーグのチームの下部組織という大きなサッカーチームに移籍するのは、とても勇気がいったと思います。
横浜FCのジュニアユースに入るためには、セレクションを受けて合格しなければいけません。
このセレクションに合格できるのは、ほんの一握りの選手だけです。
その移籍のお陰で、斉藤光毅選手は伸びのびとサッカーをして成長することが出来たようですね!
斉藤光毅は高2で横浜FCトップチームへ
先ほどもご紹介した通り、斉藤光毅選手は高校2年生の時に通信制の高校に転校しています。
転校するきっかけとなったのは、横浜FCとプロ契約したことでした。
斉藤光毅選手は、高校2年生の2018年の7月21日、J2FC岐阜戦でプロデビューを果たします!
しかも!
この時に、一緒にプレーしたのは、「キングカズ」こと三浦知良(かずよし)選手!
この試合で、お互いにフォワードとして、2トップを任されました。
斉藤光毅選手のデビュー戦は、短い出場時間ではありましたが、
斉藤光毅選手は当時16歳11ヶ月。
三浦知良選手は当時51歳。
当時、Jリーグ最大の35歳差コンビの連携で大きな話題となりました。
デビュー戦直後の斉藤光毅選手のインスタグラムの投稿がこちらです。
この投稿をInstagramで見る
この試合のことは、海外メディアでも取り上げられるほどのニュースとなりました↓↓↓
「好奇心をそそるストーリー」#キング・カズ の“35歳差2トップ”に海外メディアも注目#横浜FC
(@yokohama_fc)#三浦知良#斉藤光毅⏬詳しくはこちら!https://t.co/FOGIejTnVP
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) July 24, 2018
斉藤光毅選手がトップチームデビューした「16歳11ヶ月11日」というのは、クラブ至上最年少記録。
その後もどんどん活躍し、2019シーズンは31試合に出場。
横浜FCのJ1昇格に大きく貢献されました!
横浜FC時代の斉藤光毅選手の戦績をまとめました。
シーズン | 出場数 | ゴール数 | アシスト数 |
2018 | 2 | 6 | 0 |
2019 | 31 | 3 | 3 |
2020 | 34 | 3 | 3 |
そんな斉藤光毅選手は、ジュニア時代から、長きに渡って横浜FCに在籍してきたのですが、2021年に海外進出を決意!
2021年11月11日に、ベルギーリーグ2部のロンメルSKへ完全移籍することを発表しました。
中学1年生の時に横浜FCジュニアユースに入ってから、約8年間。
お別れのセレモニーでは、サポーターの皆さんからの温かい声援を受けながら、海外での奮闘を約束してくれました!
このセレモニーの中で、三浦知良選手から花束を受け取っています。
三浦知良選手にとって、斉藤光毅選手は特別に可愛い存在なのではないでしょうか。
#三浦知良 選手から花束贈呈も💐
来シーズンよりベルギーの #ロンメルSK に移籍する #横浜FC #斉藤光毅 選手の試合後のセレモニーの様子をどうぞ❗️@yokohama_fc@koki_saito_1143#Jリーグ pic.twitter.com/VB388DfOWX
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) December 21, 2020
こうして、横浜FCから19歳の逸材がヨーロッパへと旅立ちました。
ヨーロッパへ渡って、しっかりと成長されている様子は、日本代表での活躍ぶりで実感できますね!
これからも、日本のサッカー界をけん引するサッカー選手に成長していって欲しいと思います!
まとめ
今回の記事では、サッカーの斉藤光毅選手についてご紹介しました。
斉藤光毅選手は神奈川県立新栄高校から、第一学院高等学校へ転校されました。
通信制の高校へ転校することで、よりサッカーへ集中するためのようです。
また、中学生の頃から横浜FCの下位組織に所属していました。
そして高校2年生という若さで、横浜FCのトップチームに入りプロデビューを飾っています。
2021年シーズン終了後には、海外進出されることを発表!
これからは海外での活躍を応援しています!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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