篠原倖太朗の進路は富士通!選んだ理由やGgoatとは?成績や自己ベストも

陸上/駅伝
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駒澤大学陸上部の篠原倖太朗選手は、2024年4月に最終学年を迎えました。

2024年度からは主将として、駒澤大学陸上部を牽引しています。

 

そんな篠原倖太朗選手は、大学卒業後の進路/就職先として、富士通陸上部(以後、富士通)へ加入することが決まりました。

 

篠原倖太朗選手が所属する、富士通は一体どんなところなのでしょう?

今回は、進路/就職先の富士通について、そして篠原倖太朗選手が富士通に決めた理由を調査しました。

 

そして、富士通に所属しながら、「Ggoat(ジーゴート)」というチームを拠点として活動するという情報も…

「Ggoat」とは何???

 

最後に、篠原倖太朗選手の大学時代の主な成績や自己ベストについても、まとめてみました。

△この記事でわかること△
■【駒澤大】篠原倖太朗の進路は富士通!
【駒澤大】篠原倖太朗が富士通を選んだ理由
【駒澤大】篠原倖太朗が参加するGgoatとは?
■【駒澤大】篠原倖太朗の大学4年間の成績まとめ
■【駒澤大】篠原倖太朗の自己ベスト記録まとめ

【駒澤大】篠原倖太朗の進路は富士通!

篠原倖太朗選手の大学卒業後の進路は、富士通に決定しました。

 

2024年11月13日に、富士通陸上競技部がX(旧Twitter)で報告しています。

 

富士通に所属するのですが、練習拠点は駒澤大学の大八木弘明(ひろあき)総監督が率いる「Ggoat(ジーゴート)」です。

※Ggoatについては、後ほど詳しくご紹介します!

 

ニューイヤー駅伝で3度優勝を誇る強豪

まずは、篠原倖太朗選手が2025年4月から所属する富士通の陸上部について、ご紹介します!

 

富士通は、陸上の個人競技でも、チームとしての駅伝でも、実業団トップクラスです。

あとで詳しくご紹介しますが、個人競技では日本代表選手を何人も抱えています。

 

毎年元日に開催されるニューイヤー駅伝は、3度の優勝を誇り、トヨタ自動車、Hondaと並ぶ3強として君臨しています。

 

駒澤大学在学中は、大学3大駅伝で大活躍した篠原倖太朗選手。

それだけに実業団駅伝でも、活躍を期待されていると思います。

 

【駒澤大】篠原倖太朗が富士通を選んだ理由

篠原倖太朗選手が、富士通を選んだ理由について調べました。

 

篠原倖太朗選手が、富士通を選んだ理由について、公の場でコメントされていません。

ですから、具体的な情報は得ることができませんでした。

 

しかし、世界で戦う事を目標としている篠原倖太朗選手にとって、富士通は理想的な環境と言えます。

 

富士通所属の日本記録保持者

富士通には、2024年現在、日本記録を保持している選手が多くいます。

塩尻和也選手 男子10000m 27分09秒80
鈴木健吾選手 男子マラソン 2時間04分56秒
佐藤拳太郎選手 男子400m 44秒77
男子4×400mリレー 2分58秒33(アジア記録)

 

他の日本記録保持者については、下記リンク先で確認することができます。

 

特に、塩尻和也選手、鈴木健吾選手は長距離、マラソンで2024年現在、第一線で活躍している選手です。

同じく長距離、マラソンで世界で戦う事を目標としている篠原倖太朗選手にとって、学ぶことの多い選手だと思います。

 

他にも、2021年の東京オリンピック5000m日本代表だった坂東悠汰選手、同じく東京オリンピックマラソンで日本代表だった中村匠吾選手など、日本代表クラスの選手を富士通は抱えています。

 

特に、中村匠吾選手は駒澤大学OBですから、これまでにも交流があると思います。

 

長距離でも、マラソンでも世界を目指す篠原倖太朗選手にとって、富士通は絶好の環境と言えますね。

 

【駒澤大】篠原倖太朗が参加するGgoatとは?

先ほどご紹介したように、篠原倖太朗選手は、駒澤大学卒業後、富士通に入ることが決まっています。

しかし、さらに「Ggoat」というプロジェクトにも所属し、ここを拠点にトレーニングをするとのこと。

 

「Ggoat」とは、日本人選手が長距離種目で、世界で活躍するトップ選手を育成するためのプロジェクトです。

率いているのは、駒澤大学の大八木弘明総監督です。

このGgoatで、篠原倖太朗選手は駒澤大学卒業後も、世界を目指します!!!

 

「Sチーム」から「Ggoat」へ!

このプロジェクトは、もともとは、「Sチーム」と呼ばれていました。

スペシャルの「S」でしょうか???

 

そもそも駒澤大学陸上部の部員は、4つのランク別にチーム分けがされていました。

通常はA,B,Cチームですが、Aより更に上のチームとして存在していたのがSチーム。

「大八木塾」と呼ばれていたこともあるようですね。

 

その「Sチーム」が2024年4月にリニューアルして、「Ggoat」と名称が変わりました。

 

Ggoatでは、食事管理から海外遠征まで、幅広く選手をサポート。

オリンピックをはじめ、陸上の世界大会で活躍する日本人選手の育成を担います!


篠原倖太朗選手は、少なくても2023年3月頃から、Ggoatの前身であるSチームに参加しています。

 

Ggoatに参加しているメンバー

2024年12月現在、Ggoatに参加しているメンバーを調べてみると、以下の皆さんの名前がありました。

★田澤廉選手(駒澤大学卒・トヨタ自動車所属)
★鈴木芽吹選手(駒澤大学卒・トヨタ自動車所属)
★太田智樹選手(早稲田大学卒・トヨタ自動車所属)
★篠原倖太朗選手(駒澤大学4年・2025年4月から富士通)
佐藤圭汰選手(駒澤大学3年)

※すべて2024年12月現在の所属先

 

Ggoatというプロジェクトは、駒澤大学の在学生および卒業生のみが参加されているのかなと思ったのですが、違いましたね。

早稲田大学卒の太田智樹選手が参加しているということは、必ずしも駒澤大学在学生またはOBではなくてもOKということのようです。

 

篠原倖太朗選手は、インタビューの中で以下のようにコメントされています↓↓↓

“来年の東京世界陸上は、行けるところまで5000mと10000mでやってみたいですし、ロサンゼルス・オリンピックはトラック種目で、その後のブリスベンはマラソンで出たいと思っています”

引用元:4years.2024.9.29

 

駒澤大学在学中だけでなく、卒業後もGgoatで大八木弘明総監督の指導を受ける道を選んだ篠原倖太朗選手。

先ほどご紹介したように、篠原倖太朗選手だけでなく、田澤廉選手をはじめ、多くの選手が大八木弘明総監督を慕っているといることがわかります。

すでに、その指導に定評がある大八木弘明総監督ですが、これまで以上に日本の陸上界に大旋風を起こすかもしれません!

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【駒澤大】篠原倖太朗の大学4年間の成績まとめ

篠原倖太朗選手の大学4年間の成績を、3大駅伝とそれ以外でまとめました。

 

篠原倖太朗/大学1年生の成績(3大駅伝)

千葉県立富里高等学校から駒澤大学へやってきた篠原倖太朗選手。

 

高校では、いつも単独走になってしまうほど、突出した実力を持っていたそうです。

しかし、駒澤大学の同級生たちと練習をすると、負けることもしばしばありました。

 

そんな簡単にはいかない環境を、篠原倖太朗選手は楽しんでいたそうです。

 

【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗の成績】 【駒澤大の成績】
出雲駅伝/33回大会 2021.10.10 1区出場/区間8位 総合5位
全日本大学駅伝/53回大会 2021.11.07 出場せず 総合1位
箱根駅伝/98回大会 2022.1.2~3 出場せず 総合3位

 

1年生で、出雲駅伝への出場を果たした篠原倖太朗選手。

区間8位というのは、本人は悔しかったかもしれませんね。

 

全日本大学駅伝、箱根駅伝の時には、故障もあって出場が叶いませんでした。

 

この年の駒澤大学は、「駒大の異才」と呼ばれた唐沢拓海選手(当時2年生)、全日本大学駅伝でMVPと区間賞を受賞した田澤廉選手(当時3年生)など、有名選手が活躍!

全日本大学駅伝で1位、箱根駅伝でも3位の活躍を見せました。

 

篠原倖太朗/大学2年生の成績(3大駅伝)

篠原倖太朗選手は、2年生になって、チーム内でも頭角を現すようになってきます。

【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗の成績】 【駒澤大の成績】
出雲駅伝/34回大会 2022.10.10 出場せず 総合1位
全日本大学駅伝/54回大会 2022.11.06 5区出場/区間2位 総合1位
箱根駅伝/99回大会 2023.1.2~3 3区出場/区間1位 総合1位

出雲駅伝では、ケガもあり出場ができませんでした。

 

全日本大学駅伝では、区間2位の好走!

駒澤大学は3度目の3連覇を果たします。

 

さらに、箱根駅伝は区間賞を取り、駒澤大学は総合優勝!

2位に1分以上の差をつけた圧倒的な走りでした。

 

このように、篠原倖太朗選手は2年生にして、駒澤大学の中心選手のひとりとなっていきます。

 

あとで詳しく書きますが、大学2年生の時には、丸亀国際ハーフマラソンで日本人学生記録を19秒更新しました。

ハーフマラソンでも、駅伝でも結果を出し始めます。

 

篠原倖太朗/大学3年生の成績(3大駅伝)

大学3年生になっても、篠原倖太朗選手の勢いは止まりません。

 

【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗の成績】 【駒澤大の成績】
出雲駅伝/35回大会 2023.10.09 1区出場/区間1位 総合1位
全日本大学駅伝/55回大会 2023.11.05 3区出場/区間2位 総合1位
箱根駅伝/100回大会 2024.1.2~3 1区出場/区間1位 総合2位

 

この年の篠原倖太朗選手は、1年生の時の出雲路でのリベンジを果たして、1区で区間賞を取りました。

チームとしても、優勝をしています。

 

そして、全日本大学駅伝では、篠原倖太朗選手個人では区間2位!

チームとしては、2度目の4連覇を達成します!

 

その後も、箱根駅伝で1区で区間賞を獲得。

チームとしては、2位ということで、3大駅伝3冠の夢は叶いませんでしたが、素晴らしい1年だったのではないでしょうか。

さすが、常勝軍団・駒澤大学ですね。

 

篠原倖太朗/大学4年生の成績(3大駅伝)

大学4年生になって、篠原倖太朗選手は主将となります。

”「駒沢で強くしてもらった。

最後は駒沢の力になって卒業したい」”

引用元:スポーツ報知2024.9.6

この言葉通り、自分の成長より、チームメンバーをまとめることに精力的でした。

しかし、篠原倖太朗選手の実力は、より確かなものとなっていきます。

 

【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗の成績】 【駒澤大の成績】
出雲駅伝/36回大会 2024.10.14 6区出場/区間2位 総合2位
全日本大学駅伝/56回大会 2024.11.03 7区出場/区間1位 総合2位
箱根駅伝/101回大会 2025.1.2~3

 

全日本大学駅伝では、史上初の5連覇を目指していましたが、残念ながら2位となってしまいます。

しかし、篠原倖太朗選手は区間賞を取りました。

 

大学生活最後を飾る箱根駅伝。

どのような結果になるのか、今から楽しみですね!!!

 

 

篠原倖太朗/大学での成績(その他)

篠原倖太朗選手の駅伝以外の結果もまとめました。

 

【学年】 【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗の成績】
1年生 日本インカレ5000m 2021.9.19 2位
2年生 日本学生個人選手権5000m 2022.4.17 1位
2年生 香川丸亀国際ハーフマラソン 2023.2.5 8位
2年生 日本学生ハーフマラソン選手権 2023.3.12 1位
3年生 ワールドユニバーシティゲームズ
ハーフマラソン
2023.7.28
~8.8
6位

 

篠原倖太朗選手は、駅伝だけでなく、トラック、ハーフマラソンでも結果を残しています。

 

香川丸亀国際ハーフマラソンでは、日本人学生最高記録を1時間11秒で更新!

※それまでの記録は駒澤大学出身の山野力選手の1時間40秒。

 

日本学生ハーフマラソン選手権でも優勝し、ワールドユニバーシティゲームズ日本代表に内定します。

※ワールドユニバーシティゲームズとは、全世界の学生が集まる、学生のためのオリンピック。
以前はユニバーシアード大会と呼ばれていました。

 

【駒澤大】篠原倖太朗の自己ベスト記録まとめ

2024年12月現在の、篠原倖太朗選手の自己ベスト記録をまとめました。

 

【種目】 【大会名】 【日程】 【篠原倖太朗のタイム】
5000m Yogibo Athletics Challenge Cup 2024 2024.9.28 13分15秒70
10000m 第108回日本陸上競技選手権大会 2024.5.3 27分35秒05
ハーフマラソン 第75回香川丸亀国際ハーフマラソン 2023.2.5 1時間00分11秒

 

日程からわかる通り、大学3年以降に自己ベストを更新しています。

 

大学陸上のトップ選手となって、まだまだ成長し続けている篠原倖太朗選手。

 

5000mの記録は、屋外記録の日本人学生最高記録で、ハーフマラソンの記録も日本人学生最高記録です。

二つの学生最高記録を持つ篠原倖太朗選手が、実業団に入ってどのような活躍を見せるのか、今から楽しみですね。

 

まとめ

今回は、篠原倖太朗選手の進路/就職先について、ご紹介いたしました。

篠原倖太朗選手の進路/就職先は富士通と発表がありました。

所属は富士通ですが、拠点は駒澤大学大八木弘明総監督が率いるGgoatとなります。

篠原倖太朗選手が富士通を選んだ理由としては、トラック競技、マラソンで世界と戦うための環境が整っているから。

数多くの日本代表選手、日本記録保持者のいる富士通は、篠原倖太朗選手が学ぶ点も多いところが魅力的だったのではないでしょうか。

 

世界を狙う篠原倖太朗選手の、今後に大注目です。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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