小山直城の中学/高校時代から東京農大までを調査!身長などプロフも!

陸上/駅伝
【当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています】

小山直城(こやま なおき)選手は、本田技研工業陸上競技部に所属する長距離専門の陸上選手です。

今回の記事では、小山直城選手の学歴を調査!

卒業された中学・高校から、東京農業大学時代までをご紹介します。

多くの長距離選手が憧れ、出場を夢見ている「箱根駅伝」には、参加された経験はあるのでしょうか?

 

さらに、小山直城選手の身長や年齢などプロフィールについても調査しました!

▽この記事でわかること▽
■小山直城の中学時代は?
■小山直城の高校時代は?
■小山直城は東京農業大学卒!
■小山直城のプロフィール

 

小山直城の中学時代は?

小山直城選手の出身中学は、埼玉県日高市立高麗川中学校です。

2012年4月に入学し、2015年3月に卒業しています。

【高麗川中学校】
所在地 埼玉県日高市原宿49
公式ホームページ http://www.hidaka.ed.jp/kmg-jh/

陸上をはじめたきっかけは、小学生のときにマラソン大会で上位に入賞したこと。

「走るのが向いているのかな」と思い、中学入学と同時に陸上部に入部したそうです。

 

中学の部活時代から本格的に陸上競技を始めた小山直城選手でしたが、その頃の夢はすでに「年始の大学駅伝を走ること」!

つまり、その頃から「箱根駅伝に出たい!」と思っていたのですね!

このことからも、目標に向かってストイックに競技と向き合う、小山直城選手の性格が垣間見られます。

陸上とは関係ないですが、小山直城選手は、中学時代に「生徒会副会長」だったそうですよ!

 

小山直城の高校時代は?

小山直城選手の出身高校は、埼玉県立松山高校です。

松山高校は、偏差値が60を超える進学校です。

小山直城選手は、松山高校陸上部のエースとして活躍されました。

【松山高校】
所在地  埼玉県東松山市松山町1丁目6−10
公式ホームページ https://matsuyama-h.spec.ed.jp/

卒業された高麗川中学校と松山高校は、かなり離れています。

通学経路にもよりますが、電車で片道1時間半以上かかりそうです。

小山直城選手のご実家が、中学校の近辺だと仮定すると、高校時代はかなり通学が大変だったのではないでしょうか。

高校時代の小山直城選手は、インターハイや全国高校駅伝には出場を逃しています。

高校時代の主な戦績は以下の通り。

・関東高校駅伝 3年連続出場
・高校駅伝埼玉県予選 総合5位 3区区間賞(2年生)
・高校駅伝埼玉県予選 総合4位 1区区間賞(3年生)
・都道府県対抗男子駅伝 総合優勝(埼玉) 4区区間賞(3年生)

なかなか全国大会には手が届かなかったものの、地元・埼玉県ではかなり良い成績を残していることがわかりますね。

そんな小山直城選手に対し、高校2年生の頃から色々な大学から声がかかり始めました。

 

そんな中、高校3年生の時に、高校駅伝埼玉県予選で1区を走り、区間賞を獲得。

その結果、全国都道府県駅伝の埼玉県チームのメンバーに選抜されました!

初めての全国区の大会への出場です!

この全国都道府県駅伝への出場は、小山直城選手にとって、陸上人生のターニングポイントとなったと言えます。

 

2015年1月18日に行われた全国都道府県駅伝で、陸上界のスーパースターで憧れの設楽悠太 (したら ゆうた)選手からタスキリレー!

4区を走った小山直城選手は、区間賞を獲得!

埼玉県チームは、見事総合優勝を果たしました!

 

1区 館澤 亨次 17歳 埼玉栄高
2区 橋本  龍 15歳 毛呂山川角中
3区 設楽 悠太 23歳 Honda
4区 小山 直城 18歳 松山高
5区 小笹  椋 18歳 埼玉栄高
6区 斉藤龍之介 15歳 小川東中
7区 服部 翔太 23歳 Honda

※年齢と所属は、2015年1月当時のものです。

 

元日本記録保持者の設楽悠太選手とタスキリレーをして優勝を果たし、自身も区間賞を獲得した小山直城選手。

その結果、箱根駅伝で優勝経験のある強豪校など、約10校の大学から声がかかったのです!

しかし!

その多くの誘いを断って、東京農業大学への進学を決めることになります。

なぜ、東京農業大学に進学されたのかについては、この後、ご紹介しますね!

 

小山直城選手は、2015年3月に松山高校を卒業し、翌4月に東京農業大学へ進学されました。

小山直城は東京農業大学卒!

小山直城さんが、東京/世田谷区にある私立・東京農業大学に入学されたのは2015年4月。

そして、2019年3月に卒業されました。

東京農業大学といえば、2024年1月に開催された第100回箱根駅伝大会で、10年ぶり70回目の出場とあって、大変注目されましたね。

「10年ぶり」ということは、小山直城選手は箱根駅伝には出場していない?

 

小山直城の箱根駅伝

残念ながら、小山直城選手が在学中には、東京農業大学は箱根駅伝には出場できませんでした。

しかし!

小山直城選手個人では、出場された経験があります!

 

2年生の時(2017年1月)に、第93回箱根駅伝で関東学生連合の一員として4区を走り、1時間5分47秒で区間10位相当の成績を残しました。

 

さらに、1・3年生の時には、沿道に立って警備を行う走路員を担当。

4年生の時には、東京農業大学の同期である田中健祐選手が学生連合のメンバーに入ったため、自身は出場しないものの、付き添いを務めました。

 

2年生の時には、関東学生連合のメンバーとして箱根路を走り、その他にも、毎年何らかの形で「箱根駅伝に関わる」ことを達成した小山直城選手。

しかし、一番望んでいた大学チームとしての出場は果たすことが出来ず、悔しい思いを味わいながら、大学時代を終えています。

 

小山直城選手が大学在籍時はチームの層が薄く、現実的に予選会を突破するための10人を揃える事も難しかったと振り返っています。

 

東京農業大学進学を決めた理由

小山直城選手が、高校時代に、陸上強豪校と呼ばれる多くの大学から推薦話が届いていました。

しかし、そんな誘いを振り切って、進学先に選んだのは陸上強豪校とは言い難い(失礼!)、東京農業大学でした。

なぜ、小山直城選手は、東京農業大学を選んだのでしょうか。

 

その理由については、以下の4つだったと言われています。

理由①当時の自分の実力では、強豪校に入ったとしても、箱根駅伝のメンバーに入れる自信がなかったから
理由②高校2年生のときに、東京農業大学が箱根駅伝予選会をトップ通過したので、近い将来、箱根に出場する可能性が高いのではと考えたから
理由③東京農業大学に興味のある学部があり、勉強も頑張りたいと考えていたから
理由④東京農業大学なら、勉強と箱根への挑戦の両立ができると思ったから

なんとも冷静な考え方でしょう!

普通?の高校生なら、自分が憧れているような有名大学からお誘いが来たら、迷わずに「YES」と返事してしまいそうですよね。

 

長距離の選手であれば、大学時代に箱根駅伝に出場することは大きな目標のひとつです。

箱根駅伝の常連校に進学し、出場し、そこで結果を出せば、大学卒業後さらに実業団でも陸上を続ける可能性が広がっていきます。

陸上競技は、団体競技とは違い、個人競技ではありますが、有名大学に在籍している方が、より多くの人の目に留まりやすくなります。

 

さらに、陸上だけでなく「勉強もしたかった」とは!

志の高い選手なんだということがわかりますね。

結果的に見ても、小山直城選手の大学選びは、大正解だったと言えそうですね!

 

練習時間の確保が大変?!

先ほどご紹介したような理由で、東京農業大学に入学した小山直城選手。

小山直城選手が東京農業大学在学時は、応用生物科学部の醸造科学科で「酒類生産科学研究室」に所属していました。

バリバリの理系ですね!

応用生物科学部は発酵食品、ビールなどの酒類について研究する学部。

毎週、実習があり、勉強にあてる時間が多く「陸上練習の時間を作るのが大変だった」と本人が語っています。

勉強に充てる時間はすごく多く、陸上の練習をする時間をつくるのが大変でした。

正直言って、陸上より勉強の方に力を入れていました。

~中略~

研究室に所属していて、卒業論文もあったので、実際は余裕がありませんでしたね(苦笑)。

引用元:箱根駅伝公式サイト(2023.12.29付)

 

小山直城選手は、大学時代、がむしゃらに陸上の練習に打ち込んでいたわけでなく、むしろ「陸上よりも勉強に力を入れていた」んですね!

研究室の担当教授の方も、当時を振り返り、小山直城選手が学業と陸上を上手に両立していたことを証言されています↓↓↓

酒類生産科学研究室で指導教員を務めていた穂坂 賢 教授は当時の様子をふり返り、

「卒論のテーマは『明治以降から今日までの清酒醸造業の体系と清酒製造』でしたが、内容を深く理解し進め方も上手で的確にまとめていました。

賢さを感じましたし、研究室では基本的ルールを守り、陸上競技の活動と両立させ、メリハリのある時間の使い方をしていました。」

と述べています。

引用元:東京農業大学公式HP(2023.10.20付)

 

さらに、大学の研究室に残る、小山選手に関する調査票には、「目標はマラソンで日本人3位に入り、世界大会・オリンピックに出場する事」という記載があるそうです。

まさに、有言実行!

陸上よりも学業を優先しつつ過ごした大学時代。

その卒業後、約5年で本当に日本代表としてオリンピックに出場されるなんて!

なかなかの「強者(つわもの)」だと思います!

 

小山直城のプロフィール

小山直城選手のプロフィールをご紹介します!

大学を卒業し、本田技研工業 陸上競技部で選手生活を続けている小山直城選手。

通称「Honda」に入社した理由は、地元・埼玉の会社であるということと、憧れの設楽悠太選手がいたから!

※設楽悠太選手は、東洋大学卒業後、Hondaに入社。
残念ながら、2023.3.31にHondaを退社されました。

地元埼玉愛が強く、映画「飛んで埼玉」のファンを公言されています!

氏名 小山 直城
(こやま なおき)
生年月日 1996年5月12日
年齢 2024年の誕生日で28歳
出身地 埼玉県日高市
学歴 日高市立 高麗川中学校 卒業
埼玉県立 松山高校 卒業
私立 東京農業大学 卒業
現在の所属 本田技研工業 陸上競技部
(2019年4月~)
身長 170cm
体重 55kg
結婚 不明
趣味 走ること!
SNS 小山直城:Instagram
Honda陸上競技部:X(旧Twitter)

憧れの存在として、同郷かつHondaの先輩でもあり、元日本記録保持者の設楽悠太選手の名前を挙げています。

本文中でもご紹介したように、高校3年生の時に参加した全国都道府県駅伝では、3区を走った設楽悠太選手からタスキを引き継ぎ、4区を好走!

区間賞を獲得され、埼玉県チームは総合優勝も果たしました。

 

醸造における菌類について学んでいた事もあってか、レース前に乳酸菌飲料を飲むのがルーティンになっているようです。

2023年10月15日に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で優勝し、パリオリンピック行きを決めた小山直城選手。

この試合後のインタビューで、以下のように答えています↓↓↓

醸造科学科で発酵食品などを学んだ経験は

「試合前のエネルギー対策に役立つ」。

レース前日にヤクルトやR―1で乳酸菌類を摂取している。

今回も「前日に飲みました」。

引用元:スポニチ(2023.10.15付)

 

まとめ

今回の記事では、小山直城選手の学歴や、学生時代の主な成績について紹介しました。

東京農業大学時代は、がむしゃらに陸上漬けの生活を送ったのではなく、むしろ学業の方を優先するほどで、文武両道に励まれました。

大学チームとしては、箱根駅伝参加は叶いませんでしたが、個人としては2年生の時に関東学生連合のメンバーとして箱根路を走っています。

大学卒業後は、Hondaに入社。

2024年夏に開催されるパリオリンピックにマラソンの日本代表として出場予定なので、皆で応援しましょう。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました