奥抜侃志の年俸は?大宮からポーランド&ドイツでの活躍ぶりを調査!

サッカー
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奥抜侃志(おくぬき かんじ)選手は2023年10月9日に行われる国際親善試合の日本代表に招集されました。

今まで、U-18日本代表やU-20日本代表の経験はありますが、日本A代表は初招集でした。

 

奥抜侃志選手は、大宮アルディージャの育成組織出身で、大きな武器はドリブル突破です。

大宮アルディージャから、グールニク・ザブジェ(ポーランド1部)に移籍し、2023年からはドイツのニュルンベルク(ドイツ2部)に所属しています。

 

今回の記事では、そんな奥抜侃志選手の大宮アルディージャ時代・グールニク・ザブジェから、現在のニュルンベルクまでの年俸や活躍ぶりなどをご紹介していきます。

 

【追記/2023.10.12】
せっかくA代表に召集された奥抜侃志選手でしたが、体調不良のため、今回の試合には出場されないことになりました。
とっても残念ですが、また次の機会を楽しみに待ちたいと思います!!!

 

▽この記事でわかること▽
■奥抜侃志の年俸@大宮アルディージャ
■奥抜侃志の年俸@ポーランド・サブジェ
■奥抜侃志の年俸@ドイツ・ニュルンベルク
■奥抜侃志の大宮アルディージャ時代
■奥抜侃志はポーランド・サブジェで活躍!
■奥抜侃志はドイツ・ニュルンベルクに完全移籍!
■奥抜侃志が日本代表に初招集!
■奥抜侃志のプロフィール

奥抜侃志の年俸@大宮アルディージャ

奥抜侃志選手は、埼玉県立志木高等学校を2018年3月に卒業し、大宮アルディージャに入団。

2018年~2022年の5年間、大宮アルディージャでプレーしていました。

奥抜侃志選手が所属していた期間、大宮アルディージャはJ2でした。

 

奥抜侃志選手の大宮アルディージャ時代の年俸については、情報がありませんでした。

しかし、大宮時代最後の2022年シーズンの年俸は500万円と予想します。

その根拠は、以下の通りです。

 

J2リーグの平均の年俸は、400万円~500万円程度です。

奥抜侃志選手は、当時、チーム内でも比較的コンスタントに試合に出場していた選手ですので、通常なら平均以上の年俸をもらっていてもおかしくありません。

 

しかし、大宮アルディージャのクラブ人件費の状況をみると、2021年10億8400万円だったのが、2022年度は5億8300万円まで下がっています。

理由としてはスポンサー収入減少のようです。

【大宮アルディージャ人件費】

2020年度 2021年度 2022年度 【前年比】
大宮 10億6210万円 10億8400万円 5億8300万円 ▲5億300万円

 

このように、大宮アルディージャは経営状況が厳しいため、他のチームの選手よりも年俸が低いのではないかと予想。

ですから、奥抜侃志選手でも、J2リーグの平均の年俸である500万円程度なのではと予想しました。

J2リーグの平均年俸の参考資料:スポジョバ

奥抜侃志の年俸@ポーランド・サブジェ

奥抜侃志選手は、2022年8月にポーランド1部リーグのグールニク・ザブジェへ期限付き移籍することが決まりました。

グールニク・ザブジェは、1960年代から1970年代初頭にかけてリーグ5連覇を達成するなどの古豪ですが、1988年以降タイトルとは縁がないチームです。

 

グールニク・ザブジェの情報はこちら

 

奥抜侃志選手のグールニク・ザブジェ時代の年俸を調べてみたのですが、残念ながら年俸の情報はありませんでした。

しかし、当時の奥抜侃志選手の年俸は4000万円と予想します。

その根拠は、以下の通りです。

 

ポーランドの1部リーグの平均年俸は4600万円です。

奥抜侃志選手は、期限付き選手ですので平均年俸よりも少ないと考え、4000万円と予想しました。

 

各国リーグの平均年俸のまとめはこちら

 

なお、奥抜侃志選手は期限付き移籍のため移籍金はありません。

※期限付き移籍とは、現在所属しているクラブの契約を保持した状態で、期間を定めて他のクラブに移籍する事です。

この期間は、正式な所属は大宮アルディージャのままですが、年俸についてはグールニク・ザブジェが支払っていることになります。

 

期限付き移籍の情報はこちら

 

奥抜侃志の年俸@ドイツ・ニュルンベルク

2023年6月に奥抜侃志選手は、FCニュルンベルク(ドイツ2部)へ完全移籍する事が決まりました。

ポーランドのグールニク・ザブジェでのプレー期間の期限は、2023年6月まででした。

しかし、ポーランドでの活躍ぶりを知ったFCニュルンベルクが奥抜侃志選手のことを気に入り、大宮アルディージャと直々に交渉をしたようです。

FCニュルンベルクの年俸を調べてみたのですが、残念ながら年俸の情報はありませんでした。

しかし、奥抜侃志選手の年俸は5000万円と予想します。

その根拠は、以下の通りです。

 

ドイツブンデスリーガ―の2部平均年俸は€308,350。

日本円にすると約4871万円です。

先ほどご紹介したように、奥抜侃志選手は、ポーランドに期限付きでプレーしていました。

ですから、その期限が終わったら大宮アルディージャに戻る予定だったはずです。

 

しかし、そんな奥抜侃志選手を引き抜いたわけですから、ドイツ2部平均年俸以上をもらっていると想定して、5000万円と予想しました。

 

平均年俸の情報はこちら

なお、移籍金については、4800万円との情報もあります。

奥抜侃志の大宮アルディージャ時代

高校時代、奥抜侃志選手は大宮アルディージャの下部組織大宮アルディージャユースに所属していました。

そして、2018年3月に埼玉県立志木高等学校を卒業すると、そのまま大宮アルディージャに入団。

大宮アルディージャには、2018年~2022年までの5年間所属していました。

ポジションはMF。

大宮アルディージャ時代の成績を以下にまとめてみました。

J2リーグでは、年間に約40試合が行われています。

ですから、奥抜侃志選手は、多い年でも半分より少し多いくらいの試合に出場されていたことがわかります。

シーズン 所属 リーグ 出場数 得点 順位
2018 大宮アルディージャ J2 7 0 5位
2019 大宮アルディージャ J2 25 5 3位
2020 大宮アルディージャ J2 23 5 15位
2021 大宮アルディージャ J2 17 3 14位
2022 大宮アルディージャ J2 19 1 19位
合計 91 14

 

大宮アルディージャは、2019年まではJ2の首位争いを行うチームでしたが、2020年以降はけが人が続出した影響もあり、急遽低迷してしまいます。

このようなチームの状況だったので、奥抜侃志選手の大宮アルディージャ時代は、苦しい中での試合が多かったのかもしれませんね。

 

奥抜侃志はポーランド・サブジェで活躍!

奥抜侃志選手は、2022年8月にポーランド1部リーグのグールニク・ザブジェへ期限付き移籍されました。

そして、秋に始まったリーグ戦では、22試合に出場し4ゴールを記録しています。

奥抜は昨年8月に大宮からザブジェへ期限付き移籍。

9月5日のリーグ戦でデビューすると、その後は今年2月にかけてリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。

引用元:Football Tribe(2023.6.2付)

移籍早々、大活躍されています!!!

 

グールニク・ザブジェについて、奥抜侃志選手は以下のように答えています。

奥抜:自宅にいる時に電話でオファーの話を聞きました。

迷いもありましたが、挑戦したいと思いましたね。

相馬(直樹)監督には『自分が後悔しない道が良いぞ』という言葉をかけていただき、背中を押された感覚がありました。

 

――今季はリーグ戦22試合に出場し、4得点を記録しています。

奥抜結果としてはまだまだ足りません。

もどかしさもありますが、ドリブルという自分の強みを発揮できている感覚もあるので、あとはゴールとアシストという目に見える数字を残していきたいと思います。

~中略~

奥抜:ドリブルで縦に仕掛ける時の一瞬のスピードは通用するなと感じています。

引用元:SOCCER KING(2023/04/27)

ポーランドに行って、得意のドリブルでさらに自信をつけていったようです。

実は、奥抜侃志選手はグールニク・ザブジェに完全移籍する話も出ていたようです!

 

しかし、そこに待ったをかけたのが、ドイツのFCニュルンベルク!

 

奥抜侃志はドイツ・ニュルンベルクに完全移籍!

奥抜侃志選手は、2023年6月にFCニュルンベルク(ドイツ2部)へ完全移籍されました。

先ほどもご紹介したように、奥抜侃志選手にはポーランドのグールニク・ザブジェに完全移籍するという選択肢もあったようですが、選んだのはドイツでプレーすることでした。

 

背番号は11。

なお、ニュルンベルクは、ベルギー1部シントトロイデンから期限付きでFW林大地選手も獲得しています。

【林大地選手とは】
■大阪府出身
■1997年5月23日生まれ
■大阪体育大学➡サガン鳥栖➡シント=トロイデンVV(ベルギー1部)➡FCニュルンベルク

 

奥抜侃志選手は2023年7月13日に、日本代表にも選ばれている冨安健洋選手が所属するアーセナルとプレシーズンマッチで対戦。

先発で出場した奥抜侃志選手は、この試合でゴールをきめます。

 

このゴールをドイツ紙『Bild』が「オクヌキがアーセナルをあざ笑う」との見出しで取り上げました。

奥抜侃志選手は、2023年10月の時点で9試合に出場し、2ゴールの活躍をしています。

 

奥抜侃志が日本代表に初招集!

2023年10月9日に、奥抜侃志選手の日本代表入りが発表されました!

奥抜侃志選手は2017年にU―18世代で初招集され、2019年にU―20代表のトレーニングキャンプに招集された経験があります。

しかし、A代表に召集されるのは、今回が初めてです。

2023年10月に行われる国際親善試合に向けた召集で、13日にカナダ戦、17日にチュニジア戦が行われる予定です。

今回は、プレミアリーグ・ブライトンで活躍する三笘薫選手が体調不良で辞退したことで、今回初招集となりました。

 

【追記/2023.10.12】
せっかくA代表に召集された奥抜侃志選手でしたが、体調不良のため、今回の試合には出場されないことになりました。
とっても残念ですが、また次の機会を楽しみに待ちたいと思います!!!

 

奥抜侃志のプロフィール

奥抜侃志選手の基本的なプロフィールをご紹介します!

氏名 奥抜 侃志
(おくぬき かんじ)
生年月日 1999年8月11日
年齢 24歳
(2023年10月現在)
出身地 栃木県
身長 171㎝
体重 61Kg
出身高校 埼玉県立志木高等学校
(2018年3月卒業)
経歴 2015年 – 2017年 大宮アルディージャユース
2018年 – 2023年 大宮アルディージャ
2022年 – 2023年 グールニク・ザブジェ(期限付き移籍)
2023年 FCニュルンベルク

 

まとめ

今回は、日本代表に初招集された奥抜侃志選手の年俸遍歴と、大宮からポーランド&ドイツでの活躍ぶりをお伝えいたしました。

年俸の予想は、以下の通り。

■大宮アルディージャ時代は500万円。
■グールニク・ザブジェ(ポーランド1部)時代は4000万円。
■FCニュルンベルク(ドイツ2部)時代は5000万円。

 

奥抜侃志選手はJ2の大宮アルディージャ時代、2年目までは上位チームとして戦っていましたが、3年目からはJ3への降格も考えるほど、苦しんだ時代でした。

そんな中、5年目の2022年シーズンに、ポーランド1部リーグのグールニク・ザブジェへ期限付き移籍することが決まりました。

さらに、2023年6月には、FCニュルンベルク(ドイツ2部)へ完全移籍をし、2023年10月現在9試合に出場し2ゴールを決めています。

このドイツでの活躍が、2023年10月の日本代表初召集へとつながったのかもしれませんね。

三笘薫選手の体調不良による奥抜侃志選手の日本代表初招集でしたが、結果的に奥抜侃志選手も体調不良により、試合には出場できませんでした。

せっかくのチャンスだったので、とても残念です。

しかし、近い将来、日本代表として活躍される日が来る予感がしますね!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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