嘉数純平(かかず じゅんぺい)選手は、國學院大學の陸上部所属の学生ランナーです。
出身は沖縄県で、2022年4月に國學院大學に入学しました。
2024年4月には、3年生になり存在感がどんどん増してきていますよね!
今回の記事では、そんな嘉数純平選手の身長など基本プロフィールをご紹介!
さらに、嘉数純平選手の中学・高校時代についても調査していきます。
そして、嘉数純平選手の永遠のライバルであり親友/盟友でもある上原琉翔選手との関係についても、ご紹介します!
■【國學院大】嘉数純平は沖縄出身/身長など基本プロフフィール
■【國學院大】嘉数純平の中学時代
■【國學院大】嘉数純平の高校時代
■【國學院大】嘉数純平と上原琉翔
【國學院大】嘉数純平は沖縄出身/身長など基本プロフフィール
では、さっそく、嘉数純平選手の基本プロフィールをご紹介していきます。
嘉数純平選手は、沖縄県那覇市の出身。
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— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 2, 2024
「嘉数(かかず)」という名字からも、沖縄の方かな?と想像できますね。
氏名 | 嘉数 純平 |
生年月日 | 2003年7月8日 |
年齢 | 2024年の誕生日で21歳 |
出身地 | 沖縄県那覇市 |
身長 | 161cm |
体重 | 47kg |
学歴 | ■那覇市立/仲井真中学校 ■沖縄県立/北山高校 |
自己ベスト | 5000m/13分54秒13 10000m/28分40秒16 ハーフマラソン/1時間2分18 |
沖縄県那覇市出身の嘉数純平選手。
161cmと小柄な選手ですが、その小柄さを感じさせない走りが特徴です。
ファンの間でも
と評価されています。
嘉数純平選手は沖縄出身ですが、沖縄で長距離陸上をしている選手はとても珍しいんです!
というのも、沖縄は野球のキャンプ地として有名なので野球をする人が多いのと、気候的にも屋外よりも屋内のスポーツが人気を集めています。
その為、沖縄県出身の長距離陸上選手は珍しく、注目度も低いことから沖縄では箱根駅伝のテレビ放送がないんです!
そんな中でも長距離陸上の道を選んだ嘉数純平選手。
陸上に進むきっかけは中学校時代にあるので、次で詳しくお伝えしていきます。
【國學院大】嘉数純平の中学時代
嘉数純平選手の出身中学校は、那覇市立仲井真(なかいま)中学校です。
学校名 | 那覇市立仲井真中学校 |
住所 | 〒902-0074 沖縄県那覇市仲井真189 |
公式HP | http://cms.nahaken-okn.ed.jp/nakai-jh/ |
仲井真中学校には、2016年4月から2019年3月まで通っていました。
嘉数純平選手は、中学時代、バスケットボール部に所属。
バスケ部で活動する傍ら、中学生の頃から足が速かったとこもあり、度々陸上大会にも出場していました。
嘉数純平選手が中学3年生の時に出場した、全国中学駅伝では48チーム中36位という成績でした。
順位は振るいませんでしたが、部活を併用しながら全国大会に出場できるなんですごいですよね!
陸上大会に出る回数が多くなるにつれ、嘉数純平選手のなかで
と気持ちが変化し、高校生からはバスケットボールを辞めて陸上に本腰をいれるようになりました。
【國學院大】嘉数純平の高校時代
嘉数純平選手は地元の仲井真中学校を卒業後、沖縄県立北山高等学校に進学しています。
学校名 | 沖縄県立北山高等学校 |
住所 | 〒905-0424 沖縄県国頭郡今帰仁村仲尾次540−1 |
公式HP | http://www.hokuzan-h.open.ed.jp/ |
2019年4月から2022年3月まで通っていました。
嘉数純平選手の地元那覇市から、北山高等学校までの距離は車で1時間20分程。
毎日通うのは難しい為、嘉数純平選手は高校3年間寮生活を送りました。
親元を離れての寮生活だったので、最初の頃は家に帰りたくてホームシックになったんだとか。
さらに北山高等学校の周りには、商業施設もないため休みの日は何もする事がない環境でした。
そんなつらい環境のなかでも、陸上に打ち込むため北山高等学校への進学を決めた嘉数純平選手。
沖縄県は、長距離陸上の人口が少ないこともあり、めきめきと頭角を現していきました。
全国高校駅伝には、高校1年生の時からすでに主力メンバーとして出場しており、高校時代3年連続出場しています!
また高校時代、顧問の先生が指導に熱心な方で、他県の強豪校に「武者修行」に行くこともあったそうです。
陸上人口が少ない沖縄の学校だからこそ、他県に出向くことで多くのことを学び、吸収することが必要だったのかもしれませんね。
そして嘉数純平選手が2022年に入学された國學院大學との出会いも、高校時代にありました。
嘉数純平選手が高校一年生の時に、國學院大學が沖縄で合宿を行なっており、高校生ながら合宿に参加してもらったんです。
そのときの國學院大學の関係者が、嘉数純平選手をみて
走りを見たら、とんでもない選手だなと。
それでスカウトに至った。
と話しています。
この合宿がきっかけとなり嘉数純平選手は、高校一年生の時、すでに國學院大學への進学を決めていたそうですよ!
【國學院大】嘉数純平と上原琉翔
沖縄の北山高等学校を卒業後、國學院大學に進学した嘉数純平選手。
そして同じく沖縄から國學院大學に進学したのが、上原琉翔(うえはら りゅうと)選手です。
#全日本大学駅伝 #國學院大學 優勝校会見
8区 上原琉翔 区間9位… pic.twitter.com/iEAy7hGTQU— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 3, 2024
ふたりはいわゆる幼馴染みで、中学校・高等学校も同じ学校に通いました。
先程、嘉数純平選手が中学時代にバスケットボール部に所属していたとご紹介しましたが、上原琉翔選手は中学時代は野球部に所属していました。
しかし、嘉数純平選手と同じように陸上にも参加してました。
「陸上部」に所属していたわけではないものの、2人は中学時代から一緒に走っていたのですね!
そして高校からは陸上に打ち込みたいと思い、嘉数純平選手と同じ北山高等学校へ。
※高校生らしい、ボウズ頭が可愛いです!
そして、嘉数純平選手と同じタイミングで國學院大學からスカウトをうけ、國學院大學へ進学しました。
2022年4月に國學院大學に入学以来、特に3年生に進学してからは、2人そろって主力選手として活躍しています!
2024年1月にはたちの式典(旧成人式)に、二人そろって那覇市へ帰省したときの様子がこちらです↓↓↓
駅伝不毛の地・沖縄から箱根駅伝へ 沖縄長距離界期待の2人 上原琉翔、嘉数純平の20歳の決意
ことしの箱根駅伝も走った、沖縄の長距離界期待のランナーが地元で「はたちの式典」に出席しました。
1月7日、那覇市の仲井…#okinawa #Newshttps://t.co/JNpNsKUbkf
— RBC NEWS【琉球放送】 (@RBC_NEWS_Link) January 8, 2024
この式典は、お二人の出身中学校の仲井真中学校で行われました。
嘉数純平選手はこの式典の際にこのように語っています↓↓↓
「自分と琉翔が、箱根駅伝に出走しているのを見て、
やっぱり沖縄の長距離界も盛り上がってほしいですし、
それを見て勇気をもらって、よし頑張るかっていう気持ちになってもらえたらなっていうのはありますね」
引用元:RBC.2024.01.08
そして、2024年11月に行われた全日本駅伝大会では嘉数純平選手は1区、上原琉翔選手は8区(アンカー)を走り、見事初優勝を飾っています!
嘉数純平選手は1区で好調な走りをみせ、区間2位という好成績!
そしてアンカーで見事優勝に導いた上原琉翔選手に対して、
全日本駅伝の優勝校の1区、アンカーが沖縄出身です。とか12年前に言ったら爆笑されるぞ。マジ凄い。上原!がんばれ!!
嘉数もすげぇ!!!!— なお (@nao_spsa) November 3, 2024
國學院沖縄大作戦成功したので僕の卒業旅行は沖縄にします笑
1区の嘉数選手とアンカーの上原選手高校も中学も一緒の8年目コンビっていうの知って上原選手ゴール後納得嘉数選手に抱きついたのに納得
箱根駅伝中継されない沖縄出身者はで出雲に引き続き全日本も優勝
沖縄で箱根駅伝中継されないかな— なお (@eikounokakekun) November 3, 2024
二人の活躍をきっかけに、これからの沖縄県の長距離界がどの様に変化していくのか楽しみです!
まとめ
今回の記事では、國學院大學陸上部で活躍されている嘉数純平選手について、ご紹介しました。
嘉数純平選手は、身長161cmと小柄ながら、それをハンデとは感じさせないダイナミックな走りで、駅伝ファンを魅了しています。
沖縄出身で、元々はバスケットボールをやっていたのですが、陸上の世界に飛び込んだ嘉数純平選手。
同郷の上原琉翔選手とともに、中学・高校・大学まで切磋琢磨しながら、国内トップクラスの学生ランナーにまで上り詰めた嘉数純平選手。
2人が出場した2024年11月に開催された全日本駅伝大会で、國學院大學は初優勝を飾っています。
その優勝に大きく貢献した嘉数純平選手、2025年1月の箱根駅伝での活躍も楽しみにしています!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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