山口智規(とものり)選手は、早稲田大学競走部に所属しています。
2022年に早稲田大学に入学し、2025年4月に4年生となります。
入学後、1年生の時に、全日本大学駅伝で駅伝デビュー!
2024年の日本選手権クロスカントリー男子10kmで優勝し、同じ年の全日本大学駅伝選考会では、日本人1位の結果を残し、選考会突破に貢献しています。
今やエースとして期待をされている選手です。
そんな山口智規選手は、どんな中学、高校時代を過ごしたのでしょうか。
今回の記事では、山口智規選手の出身中学や高校について調査しました!
また、基本的なプロフィールもまとめましたので、ご紹介させていただきます。
■【早稲田】山口智規の出身中学は?
■【早稲田】山口智規の高校時代まとめ
■【早稲田】山口智規の身長など基本プロフィール
【早稲田】山口智規の出身中学は?
山口智規選手の出身中学は、千葉県にある銚子市立第二中学校です。
2003年4月13日生まれですので、2016年4月~2019年3月まで通学していたことになります。
学校名 | 銚子市立第二中学校 |
所在地 | 千葉県銚子市犬吠埼10292-49 |
公式ホームページ | https://www.city.choshi.chiba.jp/edu/school/jhs-daini/ |
犬吠埼灯台まで徒歩で約15分で行けるほど、海の近くの素敵な場所にある学校のようです。
山口智規選手は、銚子市立第二中学校で陸上部に所属していました。
同時に、小学3年からやっていた硬式野球を、「匝瑳(そうさ)リトルシニア」というチームで続けていたそうです。
当時の練習量は、
■陸上・週2
■野球・週4
ということで、野球の練習量の方が多く、野球の方に力を入れていたようです。
ポジションはショートで、県内の強豪校から声がかかるほど!!
一方で、銚子市立第二中学校の陸上部時代については、あまり情報を得ることができませんでした。
銚子市立第二中学校が全国的な強豪校ではないからなのかもしれません。
しかし、山口智規選手は、陸上でも実力を発揮!!
調査の結果、3年生のときの記録しかわかりませんでしたが、以下がその結果です。
2018年7月1日 | 第64回全日本中学校通信 陸上競技大会 千葉県大会 1500m |
4分9秒09 | 1位 |
2018年8月8日 | 第46回関東中学校陸上競技大会 1500m |
4分10秒67 | 3位入賞 |
千葉県の大会では見事1位!!
そして、関東大会では3位入賞しています。
野球と両立させながら、この成績はすごいことですよね。
陸上で、このような素晴らしい結果をおさめたことから、山口智規選手は、卒業後の進路を、陸上と野球どちらにするのか相当悩んだそうです。
中学から早稲田大学には憧れがあり、
と、考えたこともありました。
でも最終的には陸上を選ぶことになります。
父から「早稲田に行きたいなら、(陸上で)学法石川高(福島)はどう?」
と勧められ、「陸上のほうが伸びそうだ」
と可能性を感じていたこともあって、越境して学法石川高への進学を決めた。
中学生活は、どちらかと言えば野球の方へ力を注いでいたように感じます。
しかし、山口智規選手本人は、陸上の方に可能性を感じていたのかもしれません。
もしこのときに野球を選んでいたらどのような運命になっていたのか・・・気になるところではありますね!
結局は、お父さんの進言から陸上を選び、学校法人石川高等学校へ進学することになりました。
【早稲田】山口智規の高校時代まとめ
山口智規選手は、中学卒業後、福島県の学校法人石川高等学校に進学しました。
2019年4月~2022年3月まで通学していました。
学校名 | 学校法人石川高等学校 |
所在地 | 福島県石川郡石川町大室502番地 |
偏差値 | 46-55(2025年度版) |
公式ホームページ | http://ishikawa-gijuku.ac.jp/high/ |
山口智規選手は、千葉県出身。
通っていた中学があった銚子からは、200km以上離れた福島県の高校に入学。
ですから、高校からは寮に入り、親元を離れて生活をしていたと思われます。
学法石川高等学校は、運動部が盛んで、陸上競技部の他にも、自転車競技部・サッカー部・野球部・ハンドボール部などが県大会・全国大会に出場することも多いようです。
また、アスリートとして活躍している卒業生も多くいらっしゃいます。
ここ最近だと、
など、これからが楽しみな選手や、活躍されたアスリートが数多く卒業されています。
学法石川陸上部は強い?
石川高等学校の陸上競技部は、2024年度の福島県高校駅伝で、男子は14連覇、女子は9連覇を達成するなど、得に優秀な成績を収めています。
山口智規選手が陸上に本格的に取り組んだのは高校時代からで、最初は少し苦労もありました。
「練習量が増えたことに慣れず、前半はずっと故障していたが、夏合宿から都大路までケガなくできた」
中学の頃、陸上の練習は週2だったわけですから、急に毎日のように練習をすることによって疲労も重なったのでしょう。
それでもたてなおし、夏からは、怪我なくできたわけですからすごいことです!!
そして、その後は順調に経験を積み重ね、実力を発揮し、周囲を驚かせる成績を残しています。
山口智規/高校時代の成績
山口智規選手の高校時代の主な成績は、以下の通りです。
高校1年生 | 2019年9月13日 | 福島県高校新人 陸上大会 1500m |
3分54秒28 | 1位 |
2019年9月13日 | 福島県高校新人 陸上大会 5000m |
14分42秒43 | 1位 | |
2019年11月16日 | 日体大長距離競技会 5000m26組 |
13分59秒55 | 8位 ※高校1年歴代2位 |
|
2019年12月22日 | 第70回全国高校駅伝 2区(3km) |
8分15秒 | 区間・8位 | |
高校2年生 | 2020年12月20日 | 第71回全国高校駅伝 1区(10km) |
30分27秒 | 区間・31位 |
高校3年生 | 2021年7月29日 | 全国高校総体陸上 1500m |
3分47秒77 | 8位 |
2021年11月14日 | 日体大長距離競技会 5000m30組 |
13分35秒16 | 11位 ※高校3年歴代3位 |
|
2021年12月26日 | 第72回全国高校駅伝 1区(10km) |
29分13秒 | 区間・9位 |
山口智規選手は、高校1年の新人大会・1500mと5000mで優勝し、日体大長距離競技会で、高校1年・歴代2位の、5000m13分54秒をマークしています!
そして、高校3年のときには、日体大長距離競技会にて、5000m13分35秒で、高校3年・歴代3位という好成績をたたき出しました!!
かなりの逸材と言えるでしょう。
その後、早稲田大学に進路を決めた山口智規選手。
「5000mで、まずは日本選手権入賞が目標」
引用元:NumberWeb(2022.3.17付)
そう語るように、トラック競技での結果を残すことを目標にしていたようです。
しかし、実際には駅伝メンバーにも選ばれ、活躍されていることは皆さんご存じですよね!
【早稲田】山口智規の身長など基本プロフィール
学校法人石川高等学校を卒業した山口智規選手は、中学からの憧れだった早稲田大学に、アスリート選抜で入学しました。
「海外レースにどんどん慣れてきて、自分のキャリアのなかで貴重な経験になっています」
大迫傑が持っていたハーフマラソンの早大記録を更新、クロスカントリー競走では日本一と飛躍を遂げた昨シーズン。早稲田大学の新エース・山口智規の決意とは?https://t.co/klskeViwmz
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) May 2, 2024
ここで、山口智規選手のプロフィールをご紹介します。
氏名 | 山口 智規 (やまぐち とものり) |
生年月日 | 2003年4月13日 |
年齢 | 2025年の誕生日で22歳 |
出身地 | 千葉県銚子市 |
身長 | 172cm |
体重 | 57kg |
学歴 | 中学校:銚子市立第二中学校 高校:学校法人石川高等学校 大学:早稲田大学(2022~) |
家族構成 | 両親・兄・姉 |
学部 | 早稲田大学・スポーツ科学学部 |
所属 | 早稲田大学・競走部 ※専門は長距離種目 |
自己ベスト | 1500m:3分43秒41 3000m:7分57秒68 5000m:13分30秒19 10000m:27分52秒37 ハーフマラソン:1時間01分16秒 |
【山口智規選手・大学三代駅伝戦績】
出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 | |
1年 | 第34回 早稲田大学不出場 |
第54回 4区・区間3位 34分01秒 |
第99回 出走ならず |
2年 | 第35回 2区・区間3位 16分26秒 |
第55回 2区・区間4位 31分20秒 |
第100回 2区・区間4位 1時間06分31秒 |
3年 | 第36回 1区・区間12位 24分09秒 |
第56回 2区・区間5位 31分58秒 |
第101回 2区・区間12位 1時間7分1秒 |
早稲田大学に入学し、駅伝デビューは1年生の全日本大学駅伝!
4区・区間3位で良い走りをみせ、チームも6位と健闘しました。
しかし、第99回箱根駅伝は、直前に体調を崩し出走できず、相当悔しい思いをしました。
それでも、1年越しの出場となった、第100回箱根駅伝では、2区で8人を抜き、チームを4位にまで押し上げるほどの快走!!
前年の悔しい思いを晴らせたのではないでしょうか。
さらに、2024年2月に行われた日本選手権クロスカントリーでは、早稲田大学OBの井川龍人選手をかわして見事優勝!!
2024クロスカントリー日本選手権
🥇山口智規 早稲田大 29:16#福岡クロカン
セルビア🇷🇸ベオグラード世界クロカンへ。
NYCハーフが3月17日。
世界クロカンが3月30日。結構大変💦 pic.twitter.com/RLSHZEaYJM— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) February 26, 2024
また、2024年11月におこなわれた日体大長距離競技会では、10000mにて、早大歴代5位となる、27分52秒37をマークし、今後ますますの活躍が期待されます!!
まとめ
今回の記事では、早稲田大学競走部に所属する、山口智規選手についてお伝えしました。
山口智規選手の出身中学は銚子市立第二中学校で、陸上部に所属していましたが、リトルシニアで野球もやっており、県内強豪校から声かかるほど。
しかし、その後の進路は陸上を選び、学校法人石川高等学校に進学をしました。
高校では、1年の頃に1500m13分台で、高校1年歴代2位の結果をおさめ、さらに3年時にも13分台で、高校3年歴代3位という好成績をたたき出しています。
その後は、早稲田大学に進学し、1年越しの箱根デビューとなった、第100回箱根駅伝では、2区で8人を抜く快走!!
さらに2024年2月の日本選手権クロスカントリーで優勝するなど、山口智規選手は、今後もますます期待できる選手です!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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