鈴木芽吹はなぜ駒澤大に?田澤廉の背中を追いかけた日々を徹底調査!

陸上/駅伝
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鈴木芽吹(すずき めぶき)選手は、2024年3月に、駒澤大学を卒業。

卒業後は、トヨタ自動車陸上長距離部に所属しています。

駒澤大学在学時は、陸上競技部に所属し、4年生では主将を務めていました。

主将になってからは、チームのために前を向いている姿がとても印象的でした。

 

高校生の頃から才能を発揮していた鈴木芽吹選手は、なぜ駒澤大学を選んだのでしょうか。

そこには、鈴木芽吹選手の一つ上の先輩で、同じく主将を務めていた田澤廉(たざわ れん)選手の影響があるようです。

尊敬する田澤廉選手の背中を追いかけた日々は、鈴木芽吹選手にとって、どのようなものだったのでしょうか。

今回は、駒澤大学主将である、鈴木芽吹選手を調査してみました!

▼この記事でわかること▼
鈴木芽吹はなぜ駒澤大学に?
■鈴木芽吹が田澤廉の背中を追いかけた日々を調査!
■鈴木芽吹の駒澤大学最後の1年
■鈴木芽吹のプロフィール

鈴木芽吹はなぜ駒澤大学に?

2023年4月に4年生になった鈴木芽吹選手は、主将を務めていましたが、鈴木芽吹選手はなぜ、駒澤大学を選んだのでしょうか。

 

なぜ駒澤大学を選んだのか/理由①

それは、当時の監督、大八木弘明(おおやぎ ひろあき)監督に声をかけられたから。

鈴木芽吹選手は、佐久長聖(さくちょうせい)高校時代に、全国高等学校駅伝に3年連続で出場しています。

2017年の1年生のときは6区で区間賞を取り、チームの優勝に貢献しています。

※右から3人目が鈴木芽吹選手。

1年生の時から実力があったことが伺えますね。

 

そんな実力のある鈴木芽吹選手は、2つの大学から声をかけられたといいます。

もちろん、その2つのうちの1つは駒澤大学です。

―監督との出会いは

「初めて会ったのは3年の4月です。

大学を決めるときに、自分はあまりどこに行きたいというのがなくて。

ある程度結果も出していたので声をかけていただいたところから選ぼうと思っていました。

 

駒大ともう一つから声を掛けられていましたが、4月の段階で大八木監督と話をして決めました。

駒大なら自分の力も強くなれると思いました」

引用元:コマスポ(2020年5月11日)

声をかけられたもう一つの大学がどこだったのかが気になるところですが、公表されていません。

 

大八木弘明監督
・1995年4月:母校である駒澤大学陸上競技部のコーチに就任
・2004年4月:監督に就任
・2023年3月末:長く勤めてこられた駒澤大学の監督を退任

・コーチ時代から2022年度まで、学生三大駅伝通算27勝を記録!

大八木弘明監督の指導力は、高く評価されています。

そんな偉大な大八木弘明監督に指導してもらい、強くなりたい!

そんな気持ちがあったのでしょう。

 

 

なぜ駒澤大学を選んだのか/理由②

それは、田澤廉(たざわ れん)選手がいたからではないでしょうか。

田澤廉選手は鈴木芽吹選手の一つ上の先輩で、2023年3月に駒澤大学を卒業した後は、トヨタ自動車に所属しています。

田澤廉選手
・青森山田高等学校時代から3年連続で全国高等学校駅伝に出場
・高校3年生の時には、第18回アジアジュニア陸上選手権大会にも出場し、銀メダルを獲得
・駒澤大学入学後も1年生から三大駅伝全てに出場し、全日本大学駅伝では8区で出走して、4人を抜き、区間賞を獲得

そんな優秀な田澤廉選手を、鈴木芽吹選手は心から尊敬しているようです。

 

以下は、鈴木芽吹選手が大学1年生の時に、田澤廉選手と対談した際の会話です。

※この「コマスポ」というのは、駒澤大学ジャーナリズム・政策研究所の学生が発行する、駒澤大学の学生新聞「コマスポ」の記事配信ウェブサイトです。

―田澤選手は高校の時は鈴木選手を知らなかったか

田澤:知らない(笑)。

鈴木:全国高校駅伝で走りましたよね。

田澤:覚えてないそれ(笑)。脱水症状になった時の?

鈴木:はい。

引用元:コマスポ(2021年1月1日)

冗談なのか・・わかりませんが、田澤廉選手は高校時代の鈴木芽吹選手を覚えていないような口ぶりですね。

先ほど紹介したように、高校時代は、田澤廉選手も、鈴木芽吹選手も3年連続で全国高等学校駅伝に出場しています。

2017年、2018年に同じ大会に出場したことになり、調べたところ、田澤廉選手は3年間全て1区に出走。

鈴木芽吹選手は、2017年の、1年生のときに6区に、2018年の、2年生では5区に出走しています。

また、この脱水症状になったとき・・というのがいつのことなのかはわからなかったのですが、二人とも無事に走り切っているので、それほどひどいものではなかったのだと考えられます。

田澤廉選手は、青森山田高校に、監督直々にスカウトをされて入ったほどの実力の持ち主。

そんな田澤廉選手を、鈴木芽吹選手は高校時代から注目していたのだと思います。

 

田澤廉選手のいる駒澤大学で、田澤廉選手と走りたい!

そう思ったからこそ、駒澤大学を選んだのではないでしょうか。

 

鈴木芽吹が田澤廉の背中を追いかけた日々を調査!

鈴木芽吹選手は、田澤廉選手の1学年下です。

ですから、鈴木芽吹選手が2020年4月に駒澤大学に入学し、2023年3月に田澤廉選手が駒澤大学を卒業されるまでの3年間、共に駒澤大学陸上競技部で過ごしました。

鈴木芽吹選手が、田澤廉選手の背中を追いかけた3年間について調査していきます!

【大学1年】2020年度

2020年4月に駒澤大学に入学した鈴木芽吹選手は、1年生の頃から数々のレースに出場しています。

先ほど紹介したように、鈴木芽吹選手は、田澤廉選手と対談もしています。

駒澤大学陸上競技部には多くの部員がいる中、当時1年生と2年生だったこの2人の対談がセッティングされたということは、いかにこの2人が注目されていたのかがわかります。

鈴木芽吹選手は、2020年9月の日本学生陸上競技対校選手権大会で、5000mで3位、自己ベストを更新し、早速実力を発揮します。

その後の出雲駅伝は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止になったため、三大駅伝デビューは2020年11月の全日本大学駅伝になりました。

全日本大学駅伝では、鈴木芽吹選手は3区を走り、区間5位。

田澤廉選手は8区を走り、見事区間賞の走りを見せ、駒澤大学の優勝に貢献しています。

 

その後の2021年1月の第97回箱根駅伝では、田澤廉選手は、2区を走り、15位で襷を受けましたが、7人抜きの快挙を成し遂げ、8位まで押し上げました!

鈴木芽吹選手は山登りの5区を走り、区間4位でした。

この年の箱根駅伝、往路3位で終わりましたが、復路10区で大逆転をして駒澤大学は優勝を果たしています!

この10区での駒澤大学の大逆転は、今でも忘れられない光景として、覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

出雲駅伝では区間賞の走りを、箱根駅伝では7人抜きの快挙を成し遂げるなど、大活躍の田澤廉選手を近くで感じ、鈴木芽吹選手にとって、刺激になったことは間違いないでしょう!

2021年箱根駅伝・駒澤大学優勝記事

 

【2020年度(1年生)の主な戦績】

7月15日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020
網走大会
5000mB組
13分43秒38(3着)
※自己新
9月13日 日本学生陸上競技対校選手権大会
5000m決勝
13分43秒07(3着)
※自己新
11月1日 全日本大学駅伝対校選手権大会
3区 11.9km
34分07(区間5位)
11月23日 10000m記録挑戦競技会
9組
28分23秒87(2着)
※初10000m
1月2日、3日 東京箱根間往復大学駅伝競走
5区 20.8km
1時間12分44秒(区間4位)
3月14日 日本学生ハーフマラソン選手権大会 1時間3分7秒(2位)
※初ハーフ
3月27日 世田谷競技会
3000m2組
8分1秒83(1着)

 

【大学2年】2021年度

2021年、大学2年生になった鈴木芽吹選手に、田澤廉選手の背中をとらえられるかも!?

という瞬間が訪れます。

それは、2021年5月の日本陸上競技選手権大会10000m。

この大会で、鈴木芽吹選手は田澤廉選手と同じ組で走ることになったのです。

そして結果は・・・

田澤廉選手が2位、鈴木芽吹選手が3位。

お互い自己ベストを更新しての2位・3位フィニッシュでした。

 

このレースのあと、田澤廉選手は鈴木芽吹選手について、こう語っています。

鈴木はいずれはくるだろうなとは思っていましたけど、自分が想像していたより早く上がってきたので、日本選手権では驚きはありましたね。

3年生の後半あたりから本格化するかな、と思っていました。

でも、一緒に練習する中で自分と同レベルの練習をこなせているので、自分と鈴木と唐澤を含めた3人は確実に学生でもトップレベルにいるんじゃないかなと思います。

引用元:月陸Online(2021年9月15日)

このように、田澤廉選手は、後輩鈴木芽吹選手に対して、力を認める発言をしています。

日本陸上競技選手権大会は、鈴木芽吹選手にとって、尊敬する田澤廉選手の背中に追いつけそうな瞬間だった・・そんな大会になったようですが、

レースを見ている観客も、この2人の実力が拮抗してきたのではと感じたことでしょう。

鈴木芽吹選手は、このレースを振り返り、以下のようにコメントしています。

5000mの通過(13分50秒前後)でも結構余裕があって。

6000 ~ 7000mあたりで先頭に出たのですが、そこからはいっぱいいっぱいの状態でした。

後ろに田澤さんがいるのはわかっていて、きついなりに前に出られないようには、ちょっとがんばりました。

でも、田澤さんに勝つにはまだまだでした。

引用元:月陸Online(2021年9月15日)

まだ・・もう少しだけ、憧れの先輩の背中は遠いようでしたね。

5月の試合で、このような素晴らしいレースをし、順調に力を伸ばしていた鈴木芽吹選手。

しかし・・・

2021年9月に大腿骨を疲労骨折して、その後の出雲駅伝と全日本大学駅伝を欠場しました。

2022年1月の第98回箱根駅伝では、8区で出走するも、最後は足を引きずるような状態になり、区間18位に終わってしまい、チームは総合3位でした。

 

そしてその後、大腿骨を再び疲労骨折していたことが判明するのです・・・。

 

【2021年度(2年生)の主な戦績】  

4月10日 日本学連10000m記録会 28分67(4着)
※自己新
5月3日 日本陸上競技選手権大会
10000m
27分41秒68(3着)
※自己新
5月20日~23日 関東学生陸上競技対校選手権大会
5000m決勝
13分53秒33(4着)
7月10日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ
2021網走大会
男子1500mA組
13分27秒83(2着)
※自己新
10月10日 出雲全日本大学選抜駅伝競走 出場せず
11月17日 全日本大学駅伝対校選手権大会 出場せず
1月2日、3日 東京箱根間往復大学駅伝大会
8区 21.4km
1時間7秒47(区間18位)

【大学3年】2022年度

2022年、大学3年生になった鈴木芽吹選手は、前半、怪我に苦しむことになりました。

2022年1月の箱根駅伝の後に判明した、大腿骨疲労骨折による故障で、苦しい日々がしばらく続くことになります。

箱根駅伝では、大きく前のチームに差をつけられてしまい、

「皆に本当に申し訳ない・・」

そう思いながら、怪我と向き合いました。

入浴時には一人で服を脱ぐことさえもできなかったそうです。

 

そんなとき支えてくれたのは田澤廉選手の言葉でした。

田澤選手

「自分にも、失敗したことでさらに強くなれる経験があった。

芽吹もこの失敗があったからこそ、今後強くなれるときが来るから頑張ろう

田澤選手のこの言葉を胸に、鈴木選手は同じ寮に住むチームメートの手を借りながら、リハビリを続けました。

引用文:YAHOOニュース(2023.2.8付)

そして、

2022年1月の箱根駅伝から半年後の、2022年6月、鈴木芽吹選手は、ついにグラウンドに戻りました!

 

その年の夏合宿では田澤廉選手と一緒に走れるまで回復をし、2022年10月の出雲駅伝ではアンカーを任され、区間賞の走りで駒澤大学の優勝に貢献したのです!

その後の、2023年1月の第99回箱根駅伝、

ずっと背中を追いかけ続けてきた田澤廉選手との最後の駅伝です。

 

4区を任された鈴木芽吹選手は、2位で襷を受け取りましたが、13kmを過ぎたところで、青山学院大学の太田蒼生選手に迫られ、その後は抜きつ、抜かれつを繰り返します。

ですが、中継所に入るところで見事1位で襷をつなぎました!

そして、駒澤大学は優勝を果たしたのです

区間3位で終わった鈴木芽吹選手はこのレースをこう振り返ります。

「自分の着順がチームの最終的な着順にもつながるんじゃないかくらいの思いで、絶対負けられないって思いがあったので。

タイム差はないんですけど、意地で最後前に出ました」

引用元:Yahooニュース(2023.2.8付)

1年前の2022年1月の箱根駅伝では、

「皆に申し訳ない・・」

そう口にしていた鈴木芽吹選手。

しかし、チームメートに支えられ、何より背中をずっと追いかけ続けてきた田澤廉選手の言葉に救われ、見事復活を遂げた!

そんな3年生の1年間だったのではないでしょうか。

 

【2022年度(3年生)の主な戦績】  

10月10日 出雲全日本大学選抜駅伝競走
6区 10.2km
29分21(区間賞)
11月6日 全日本大学駅伝対校選手権大会 出場せず
1月2日、3日 東京箱根間往復大学駅伝大会
4区 20.9km
1時間1秒(区間3位)

 

鈴木芽吹の駒澤大学最後の1年

怪我を乗り越え、2023年4月、ついに4年生になった鈴木芽吹選手。

駒澤大学最後の1年です!

3年間ずっと背中を追い続けた田澤廉選手はもういません。

しかし、

最後の1年、田澤廉選手から引き継ぎ、鈴木芽吹選手は主将を務めることになりました!

主将には、自ら立候補した鈴木芽吹選手。

その理由には、田澤廉選手の存在がありました。

いろいろあるんですけど……まずひとつは、田澤(廉、現・トヨタ自動車)さんや山野(力、現・九電工)さんがキャプテンとして、競技面だけでないリーダーシップを取ることを経験されていて。

人間的なところで成長されて、競技面も向上していったのを見ていて、同じように成長していきたいと思いました。

引用元:4years(2023年4月30日)

ここでも田澤廉選手の名前を挙げ、田澤廉選手のように自分も成長したい。

そのような、主将としての前向きな気持ちが表れているように感じます。

 

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ちなみに、チームスローガンは「原点と縁〜史上最高への挑戦」

たくさんの人に応援してもらっていて、陸上や駅伝を通してそういった縁を大切にしていきたいという思いを込めたそうです。

 

2023年の駅伝シーズンを前に、駒澤大学では8月に長野の志賀高原などで合宿をおこない、準備をしっかりとやってきました。

「去年は田澤さんという大エースがいました。

田澤さんがいることで、チームに安心感がもたらされていたのもありますし、逆に田澤さん頼りになっていたところもあります。

そこで今年は、自分や篠原や(佐藤)圭汰がエースになるつもりでやっています」

引用元:日刊スポーツ(2023年9月1日)

この鈴木芽吹選手のコメントで、田澤廉選手がいかにチームの大黒柱だったかがよくわかります。

それでも、2023年10月からの駅伝シーズンは、田澤廉選手の穴を力を合わせて埋めていく。

そんな考えが本当に素晴らしいですね。

 

最後の三大駅伝について、鈴木芽吹選手には以下のように語っています。

「3冠をとりたいので、そのために自分は(3大駅伝で)3つ全部で区間賞をとって、優勝に貢献したいと思います」

引用元:日刊スポーツ(2023年9月1日)

力強い言葉ですね!

そして、迎えた最後の三大駅伝・・・果たして結果はどうだったのでしょうか!?

 

鈴木芽吹:最後の出雲駅伝

鈴木芽吹選手は、2023年10月9日に行われた、第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走に出場されました!

アンカーとして6区を走り、見事29分00秒で区間賞!

チームとしても、駒澤大学は大会新記録を更新し優勝しました!

メンバー全員が終始安定した走りをみせ、最高の出雲駅伝でした!!

鈴木芽吹選手にとっても満足のいく結果に終わったのではないでしょうか!?

出雲全日本大学選抜駅伝・過去の大会結果

 

鈴木芽吹:最後の全日本大学駅伝

さらに、鈴木芽吹選手は2023年11月5日に行われた、第55回全日本大学駅伝対校選手権大会に出場されました。

鈴木芽吹選手は7区を走り、51分13秒で区間3位の走りを見せ、駒澤大学は見事優勝しました!

 

ただ、目指していた田澤廉選手の区間記録、49分38秒には届かず・・・個人的には悔しい結果に終わったようです。

徐々にペースダウンし、かなり疲れていた姿も印象的でした。

それでも、駒澤大学は優勝し、2年連続の3冠に王手をかけました!!

全日本大学駅伝・過去の大会結果

 

鈴木芽吹:最後の箱根駅伝

ついに迎えた、最後の箱根駅伝。

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走は2024年1月2日・3日に行われました。

 

鈴木芽吹選手は、2区を走り、1時間6分20秒で、区間2位。

トップで襷をつなぎましたが・・後ろからは青山学院大学の黒田朝日(くろだ あさひ)選手が区間賞の走りで差を縮めていました。

さらに、3区の佐藤圭汰(さとう けいた)選手が青山学院大学の太田蒼生(おおた あおい)選手に逆転を許してしまいます。

復路で巻き返しを狙いましたが、6区で1分以上の差を広げられ、最終的には首位の青山学院大学と6分35秒の大差で敗れて2位という結果に。

 

とにかく、悔しいと語る鈴木芽吹選手。

ゴール後は泣いていたそうです。

過去3大会は、田澤廉選手が走っていた憧れの2区。

やっぱりキャプテンとして、チームにそういうもの(区間賞)はしっかりやらなきゃいけないと思っていたんですけど、それができなかったのはほんとに悔しいです。

引用元:Number Web(2024年1月2日付)

 

鈴木芽吹選手の走りは決して悪いものではありませんでした。

さらに、3区を走った佐藤圭汰選手の走りも、決して悪いものではありませんでした。

 

箱根駅伝での青山学院大学が強すぎたとはいえ、負けてしまったのは事実です・・。

3冠を目指して練習していたのですから、悔しさは相当なものだと思います。

 

この悔しさはぜひ、卒業後に生かしてほしいですね!

※鈴木芽吹選手の卒業後の進路は後ほどお伝えします。

東京箱根間往復大学駅伝競走・過去の結果

 

鈴木芽吹:2023年度まとめ

ここで改めて、鈴木芽吹選手の2023年度の戦績をまとめてみました!↓↓

4月22日、23日 日本体育大学長距離競技会
兼 第1回NCG
NCG男子5000m
13分46秒12(12着)
5月4日 ゴールデンゲームスinのべおか
男子5000mB組
13分28分25(16着)
6月1日 日本陸上競技選手権大会
男子5000m決勝
13分31秒78(10着)
7月15日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ
2023千歳大会
男子5000mB組
13分24秒55(5着)
※自己新
10月9日 出雲全日本大学選抜駅伝競走
6区 10.2km
29分00秒
※区間賞
※大会新記録で優勝!
11月5日 全日本大学駅伝対校選手権大会
7区 17.6km
51分13秒
※区間3位
11月25日 八王子ロングディスタンス
男子10000m7組A
27分30秒69(13着)
※駒澤大学歴代3位
※日本人学生歴代3位
※自己新
1月2日・3日 東京箱根間往復大学駅伝大会
2区 23.1km
1時間6分20秒
※区間2位

 

そして、鈴木芽吹選手の卒業後の進路は↓↓

 

トヨタ自動車です!

 

トヨタ自動車と言えば、憧れの田澤廉選手と同じです!

それも、2024年1月1日に行われたニューイヤー駅伝では見事優勝を果たしたチームです。

 

再び、鈴木芽吹選手が、田澤廉選手と一緒に走る姿を目にするのが楽しみですね!

卒業後も、トヨタ自動車の一員として走る鈴木芽吹選手を応援したいと思います。

 

 

鈴木芽吹のプロフィール

怪我などで、苦しい経験をした鈴木芽吹選手。

しかし、それを乗り越えて、

2023年4年生となり、チームのために立派に主将を務めていました。

前主将の田澤廉選手はとても大きな存在でしたが、皆で頑張っていこうと、チームを引っ張っている姿も印象的でした。

そんな鈴木芽吹選手のプロフィールを簡単にまとめてみました!

氏名 鈴木 芽吹
(すずき めぶき)
生年月日 2001年6月3日
年齢 2024年7月現在23歳
出身地 静岡県熱海市
出身高校 佐久長聖高等学校
(2020年3月卒業)
大学 駒澤大学
(2024年3月卒業)
所属 トヨタ自動車・陸上長距離部
(2024年4月~)
身長 174cm
体重 58kg
トヨタ自動車陸上長距離部・鈴木芽吹選手紹介ページ

 

中学校時代には陸上部がなく、ソフトテニス部に所属していましたが、ジュニアオリンピックの3000mで静岡県1位を獲得!

全国都道府県対抗駅伝では、4人抜きの活躍をみせています。

ソフトテニス部に所属しながら、中学時代から、走りの才能も開花させていた鈴木芽吹選手。

卒業後はトヨタ自動車に所属しています。

トヨタ自動車でも大いに実力を発揮してほしいですね。

自己ベスト※2024年7月現在
・5000m
13分17秒75 日本選手権(2024年5月)
・10000m
27分26秒67 日本選手権(2024年5月)
・ハーフマラソン
1時間03分07秒 日本学生ハーフマラソン選手権大会(2021年3月)

 

まとめ

今回は、駒澤大学陸上競技部元主将の、鈴木芽吹選手についてご紹介しました!

4年生からは主将を務めていた鈴木芽吹選手は、高校生の頃から才能を発揮し、駒澤大学へ入学しました。

なぜ、駒澤大学に入学したのか・・・

・当時の監督、大八木弘明監督に声をかけられたから

・田澤廉選手がいたからなのでは

と、2つの理由をお伝えしました。

 

4年生になり、田澤廉選手から引き継ぎ、主将を務め、チームメートと力を合わせながら、チームを引っ張っている。

そんな姿が印象的でした。

 

そして迎えた最後の三大駅伝。

・出雲駅伝:アンカーとして6区を走り、見事29分00秒で区間賞(駒澤大学優勝)

・全日本大学駅伝:7区を走り、51分13秒で区間3位(駒澤大学優勝)

・箱根駅伝:2区を走り、1時間6分20秒で、区間2位(駒澤大学2位)

三冠を目指し練習をしていましたが、2勝1敗という結果に終わりました。

 

鈴木芽吹選手の卒業後の進路は田澤廉選手と同じ、トヨタ自動車に決定!!

トヨタ自動車での鈴木芽吹選手もしっかりと応援していきましょう!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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