江村美咲はミス日本特別賞受賞の経歴も!出身中学・高校・大学はどこ?

フェンシング
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江村美咲選手は、2024年夏に開催されるパリオリンピックに、フェンシングの日本代表として出場することが内定しています。

2024年7月現在、個人種目で、日本唯一の現役世界チャンピオンであり、パリオリンピックでのメダルも期待されます。

また、パリオリンピック日本選手団旗手に起用されることも発表されました。

 

そんな江村美咲選手は、ミス日本特別賞受賞の経歴も!

さらに、江村美咲選手の中学・高校・大学時代について調査!

▽この記事でわかること▽
■江村美咲はミス日本特別賞受賞者!
■江村美咲の中学時代について
■江村美咲の高校時代について
■江村美咲の大学時代について
■江村美咲のプロフィール
江村美咲は両親(父母)も兄弟もフェンシング選手!家族エピも紹介!
江村美咲(えむら みさき)選手は、フェンシング女子サーブルの日本代表として活躍が期待されている選手のひとりです。 東京オリンピック2020で、初めてオリンピックに出場。 2024年夏に開催されるパリオリンピックにも出場される予定です。 今回...

江村美咲はミス日本特別賞受賞者!

なんと!!

江村美咲選手は、2023年1月23日に行われた『第55回ミス日本コンテスト2023』で、和田静郎(わだ しずお)特別顕彰ミス日本(ミス日本特別賞)に選ばれています!

和田静郎特別顕彰ミス日本(ミス日本特別賞)とは↓↓

本賞はミス日本コンテスト大会への応募に関わらず、美と健康の素晴らしい資質を持った女性のさらなる活躍を応援するという願いを込めて、将来性ある女性1名に贈られる特別栄誉賞です。

引用元:ミス日本ホームページ・ミス日本の称号

本当に光栄で、素敵な賞なのですね。

素晴らしいです。

 

また、こちらの動画ではパリオリンピックへの意気込みも語られていました。

「個人でも、団体でも金メダルを」

そう、目標を口にされています。(動画4分過ぎ)

 

また、江村美咲選手らしい、素敵なコメントも見つけました。

フェンシングを通じて学んだことのひとつに、技術のみならず“人間力”を兼ね備えた選手こそが世界の頂点にふさわしいという考えがあります。

今の私が世界の誰よりもふさわしいかと問われれば、まだまだ未熟な面もたくさんあるとありますが、今後もミス日本の名に恥じることのないよう日々精進し、日本の素晴らしさを世界に発信していければ思います。

引用元:ミス日本ホームページ

技術のみならず、人間的にも日々成長しようと努力している。

そんな江村美咲選手のパリオリンピックでの活躍がますます期待できますね。

 

江村美咲の中学時代について

江村美咲選手の出身中学校は、東京都板橋区にある板橋区立志村第二中学校です。

2011年4月に入学・2014年3月に卒業しています。

板橋区立志村第二中学校ホームページ

ちなみに、こちらの中学校は全員部活に入らなくてはいけなかったのですが、江村美咲選手には放課後にフェンシングの練習があります。

そこで、一番活動頻度が少ないという理由で、茶道華道部に所属していたそうです。

 

優勝の副賞欲しさにサーブル転向!?

江村美咲選手がフェンシングを始めたのは小学校3年生のとき。

父が開いていたフェンシング教室に遊びに行く感覚で、気軽に始めました。

 

ちなみに、江村美咲選手のご家族はフェンシング一家。

最初は父と同じ、フルーレから入りました。

 

 

【フェンシング豆知識】

ここで、フェンシングの競技方法である「フルーレ」、「エペ」、「サーブル」について簡単に説明します!

【フルーレ】
攻撃は剣の先端での突きのみが認められます。
攻撃が有効とみなされるのは背中の部分です。
【エペ】
攻撃は剣の先端での突きのみが認められます。
攻撃が有効とみなされるのは全身です。
【サーブル】
攻撃は剣の先端での突きと剣の側面での斬りつけが認められます。
攻撃が有効とみなされるのは腰より上の上半身です。
江村美咲選手は、フェンシングを始めた当初は「フルーレ」でしたが、途中から「サーブル」へと転向したというわけです。
その転向の動機は、「優勝したらもらえる副賞」!!!

中学に入学する前に、ナショナルトレーニングセンターで、ジュニアのサーブル大会が開かれることに。

その試合で、優勝したらもらえる副賞が、当時、江村美咲選手の好きなアニメ「ウサビッチ」のジグソーパズルでした!

 

どんなものか気になる方のために・・「ウサビッチ」はこちら↓

かわいいですよね。

そのパズル欲しさに、父に出たいと懇願!

サーブルに転向し、見事優勝を果たしたのです!!!

 

ウサビッチのパズル欲しさに出場して、優勝まで果たしてしまうのですから、相当の才能の持ち主!

今の江村美咲選手があるのはウサビッチのおかげだといっても過言ではないというわけですね。

江村美咲選手は、ご両親も兄弟も、みんなフェンシング選手というご家族。
しかし、だからといって「五輪をめざそうとか、そういう向上心」が最初からあったわけではなかったようです。

きっかけは副賞のパズルだったとしても、実際に優勝できたということは、小学生だった江村美咲選手に自信をもたらしたことでしょう。

何事も、成功体験の積み重ねが、大きな結果をもたらすのですね!

 

挫折を味わった中学時代

中学からも、ますますの活躍間違いなし!

と言いたいところですが、挫折を味わいます。

ライバルの出現です!!!

福岡県のジュニア世代のタレント発掘事業で見いだされ、日本オリンピック委員会(JOC)のエリートアカデミー生として上京してきた同学年2人の壁だった。

「2人はフェンシングが未経験だったので、最初は勝てたんですけど、福岡県でトップ級の運動神経なので、あっという間に抜かれました」

引用元:YAHOOニュース(2024.6.28)

 

先ほどもご紹介したように、フェンシングのエリート一家の娘として生まれた江村美咲選手。

それまで、向かうところ敵なし!といった状態だったのに、勝てない時期を経験します。

 

このこともあり、フェンシングを辞めようか、本気で迷った時期があったそうです。

 

それを救ってくれたのは母の言葉でした。

「辞めてもいいけど、将来同じ年の2人が活躍してそれをテレビで眺める側でいいの?」

引用元:Youtubeジモト魂#82 1分20秒過ぎ

母の言葉、ライバルたちの登場が、江村美咲選手の向上心に火をつけ、中学3年生のとき、イギリスで開催された世界ジュニアカデ選手権・ロンドン大会で優勝したのです。

 

さすがお母さん、我が娘の操縦法をよく心得ていらっしゃいますね。

なんともカッコいい!!!

 

 

江村美咲の高校時代について

江村美咲選手の出身高校は、東京都千代田区にある大原学園高等学校(現在は大原学園美空高等学校)です。

2014年4月に入学し、2017年3月に卒業されています。

大原学園美空高等学校ホームページ

調べたところ、こちらの高校は、広域通信制高等学校で、通学型(週5日コース・週3日コース)・オンライン・週1日型(オンラインコース・週1日コース)があります。

江村美咲選手は、週1日コースを選び、土曜のみ学校に通われていたそうです。

 

受験の時、迷ったんですよ。

普通の高校か、通信制か。

一般的な高校生活の青春も捨てがたかったんですけど……もうその頃には、フェンシングで後悔しないのはどっちだ、という考え方になっていました。

同い年のライバルの存在を強く意識していたので、ちょっとでも差をつけたいと、競技により専念できる環境を選びました。

引用元:Sportiva(2023.2.23付)

学校生活に関しては、週1回しか行っていなかったのもあり、学校のイベント等は思い出がなく、中学生活の方が楽しかったようです。

学校生活での青春・・・したかったですよね。

でもそこはフェンシングのため!!ぐっとこらえたのでしょう。

この決断を中学3年生の時にした、というのが大人だなと思います。

 

JOCエリートアカデミーで過ごした3年間

高校に入り、江村美咲選手は、世界で活躍できる選手を育成する、JOCエリートアカデミーに入校し、3年間を寮で過ごしました。

JOCエリートアカデミーの詳細→JOCエリートアカデミー事業ホームページ
こちらのエリートアカデミーだよりに、江村美咲選手の記事も載っています。
エリートアカデミーだよりPDF(2014.5.1)

 

JOCエリートアカデミーに所属する選手たちは、全員寮生活。

しかし、その寮は、東京都北区のJISS(味の素ナショナルトレーニングセンター)にあり、実は、実家まで自転車で5分の距離!!

 

寮生活をしているとはいえ、自宅はすぐにでも帰れる距離だったのですね。

遠方から来ている選手も多かったでしょうから、羨ましがられることもあったようです。

しかし!

こんな風に思われるのが嫌だった江村美咲選手。

実家に帰るのは、年末年始と夏休みやゴールデンウィークの、数少ないお休みの時のみ。

年間で10日ほどだったそうです。

 

実家までそんなに近いのなら、ついつい息抜きに帰ってしまいそうですが、そこはさすが!

あえて帰らずに、厳しい環境に自分を置き続けたのですね。

 

練習は毎日8時間~9時間ほど。

オリンピックや世界選手権で活躍するような高レベルの選手たちと過ごした高校時代は、まさしくフェンシングづけでした。

 

その環境が、精神的にも、肉体的にも強くしてくれたのでしょう。

 

 

江村美咲・高校時代の主な戦績

江村美咲選手は高校1年生(2014年4月~)のときから、実力を発揮しました。

◆2014年7月・アジア選手権大会 準優勝
◆2014年8月・南京ユースオリンピック 個人 4位
◆2014年8月・南京ユースオリンピック 大陸別混合団体 優勝

しかし、その後の仁川(インチョン)アジア大会では、1回戦で敗退してしまいます。

それでも、団体戦では中国の銅メダリストを圧倒するなど、手ごたえを感じたといいます。

 

高校2年生になった2015年4月、ウズベキスタンで開催された世界カデ・ジュニア選手権で3位になるなど、よい戦績を残します。

しかし、

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは代表を逃してしまいます。

当時、江村美咲選手は高校3年生。

自分が五輪に近づいている自覚が全くなくて……。

代表選考レースの終盤に日本人トップの先輩と4ポイント差しかないと気づいた。

そこから、代表を意識したら、逆に崩れてしまいました。

引用元:GLOBE+(2024.6.12付)

リオデジャネイロオリンピックは、先輩の練習相手としてのサブメンバーで同行。

もちろん、精一杯サポートしたと思いますが、

「それでも、やっぱり自分が出たかった。 」

リオの地で、4年後の東京オリンピックの思いを強くしたそうです。

 

江村美咲の大学時代について

江村美咲選手は、中央大学法学部へ進学されています。

2017年4月に入学、2021年3月に卒業しています。

 

いくつかのフェンシング強豪大学から、お声がかかっていた江村美咲選手。

そんな中で選んだのは、中央大学でした。

その理由は、フェンシングをやる環境とサポート体制が整っていたから。

そして、卒業生の中にもオリンピアンがいるなど、実績も歴史もあります。

 

しかし、それだけが理由ではありませんでした!

その頃はまだ男子の歴史が中心でした。

それで、自分が何か新しい歴史を作りたい、第一人者としてチャレンジしてみたいという理由から大学を決めました。

引用元:Web Sportiva(2023.2.23付)

中央大学のフェンシング部の歴史は、主に男子選手が作ってきたもの。

そこに、「私が女子選手としての歴史を作っていく!!!」という強い気持ちがあったのですね!!!

そして、有言実行!

江村美咲選手、さすがです!

 

片道2時間かけての通学

江村美咲選手の大学生活は本当に多忙でした。

高校時代同様に、JISS(味の素ナショナルトレーニングセンター)を拠点にしつつ、朝練習したあとに、片道約2時間ほどかけて大学へ。

なぜかというと、江村美咲選手が通われていた法学部は、当時八王子市にある、多摩キャンパスにあったからです。

 

中央大学の法学部は、2023年から都心の京区茗荷谷(みょうがだに)キャンパスに移転しているので、もう少し早く移転してくれていれば!!

通学で苦労することはなかったかもしれません。

 

大学へ行き、授業を受けて、そのあとまた練習をして。

というものでしたが、充実もしていたといいます。

 

学部は法学部なので、法律系の授業はめちゃめちゃ難しかったとか。

それでもしっかり学業と両立をされていたのですね。

 

大学時代の戦績

江村美咲選手の努力は着実に実を結び、大学時代もよい戦績を残されています。

大学1年 2017年・6月 アジア選手権大会 個人・銅メダル
2017年・8月 ユニバーシアード夏季大会 個人・銅メダル
団体・金メダル
2018年・1月 ボルチモア・ワールドカップ 個人・銀メダル
大学2年 2018年・12月 全日本選手権大会 個人・金メダル(個人初優勝!)
大学3年 2019年・11月 全日本選手権大会 個人・金メダル(2連覇!!)
2020年・3月 アテネ・ワールドカップ 個人・銅メダル
大学4年 2020年・9月 全日本選手権大会 個人・銅メダル

 

東京オリンピック2020に出場内定!

江村美咲選手は、東京オリンピック2020のフェンシング日本代表に選ばれます!

リオデジャネイロオリンピックの屈辱を晴らしたのです!

 

しかし、大学4年生のときに開催されるはずだった東京オリンピック2020は、コロナ禍で1年の延期になり、大学を卒業してからの開催になりました。

東京オリンピックが1年延期・そしてコロナ禍での練習。

本当に最後の大学生活は大変だったと想像ができます。

 

ただ、大学時代が一番伸びたともお話されている、江村美咲選手。

大変だったけどわりと充実してた。

そんな大学生活だったそうです。

 

 

 

江村美咲のプロフィール

ミス日本特別賞受賞という、輝かしい経歴の持ち主である、江村美咲選手。

2024年7月26日に実施されるパリオリンピック開会式では、日本選手団の旗手を務めることが決まっています!

開会式も楽しみですね。

 

そんな江村美咲選手のプロフィールをご紹介します。

名前 江村 美咲
(えむら みさき)
生年月日 1998年11月20日
(2024年11月の誕生日で26歳)
出身地 大分県・大分市
身長 170cm
学歴 中学:板橋区立志村第二中学校
高校:大原学園高等学校
(現・大原学園美空高等学校)
大学:中央大学・法学部
(※2021年3月卒業)
種目 サーブル
所属 立飛(たちひ)ホールディングス
(中央大学卒業後の2021年より)

中央大学卒業後、2021年に、不動産業などを手がける立飛ホールディングスに所属し、プロとして活動することに。

詳細はこちらをご覧ください→江村美咲選手選手との所属契約締結の記事

 

プロとしての活動。

これは、メジャー競技ではないフェンシング界では異例だということです。

 

 

2021年、初のオリンピックとなった東京オリンピックは、あまり良い結果を残せず、不完全燃焼のまま終了してしまいます。

◆個人・2回戦敗退 13位
◆団体・5位入賞(日本女子で過去最高)

その後、休暇返上で練習をするなど無理をした結果、燃え尽き症候群に。

 

しかし、その後充電期間を設け、復活し、素晴らしすぎる戦績を残されています!!↓↓

【オリンピック後の主な戦績】

2022年
3月
ワールドカップ
(ギリシャ・アテネ)
団体・金メダル
5月 ワールドカップ
(チュニジア・ハンマメット)
個人・金メダル
(同競技大会で、日本の女子個人・史上初)
団体・銀メダル
5月 グランプリ
(イタリア・パドヴァ)
個人・銅メダル
6月 アジア選手権
(韓国・ソウル)
個人・銀メダル
団体・銀メダル
7月 世界選手権
(エジプト・カイロ)
個人・金メダル
(同競技大会で、日本の女子個人・史上初)
団体・銅メダル
2023年
1月
グランプリ
(チュニジア)
個人・銅メダル
4月 グランプリ
(韓国)
個人・銅メダル
7月 世界選手権
(イタリア・ミラノ)
個人・金メダル
(2連覇達成!!)

 

これでパリオリンピックでのメダルも大いに期待できます!!

個人も団体もメダルは狙いたいと思っています。

ただ結果は最終的についてくればいいというか、やはり準備段階でやれることを全部やって、終わったあとに勝っても負けても出しきったと思える試合をしたい。

その結果が金メダルだったらいいなと思ってます。

引用元:Web Sportiva(2024.2.23付)

パリオリンピックでは「出し切って」思いっきり挑んでもらいたいですね。

期待して、温かく応援しましょう。

 

まとめ

今回は、パリオリンピック2024にも出場する、フェンシング日本代表の、江村美咲選手についてお伝えしました。

江村美咲選手は小学校3年の頃からフェンシングをはじめ、もともとフルーレの選手でしたが、大会の商品であるパズル欲しさにサーブルに転向!!

中学校の頃は、ライバルの出現などで挫折も経験しました。

 

高校は、通信制の大原学園高等学校へ。

JOCエリートアカデミーに入校し、寮生活を送りました。

実力を発揮していましたが、リオデジャネイロオリンピック代表の座は逃してしまいます。

 

その後、中央大学法学部に進学し、東京オリンピック2020に向けて、練習と学業の両立の日々を送ります。

そして、有言実行、東京オリンピック2020に出場されました!

 

一方、そんな江村美咲選手は、『第35回ミス日本コンテスト2023』で、ミス日本特別賞を受賞しており、なんとも輝かしい経歴の持ち主です。

 

2024年7月26日から行われる、パリオリンピックにも出場が決定しており、さらに、開会式で旗手を務めることになりました!!

開会式から、江村美咲選手が見られるのが楽しみですね!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

江村美咲は両親(父母)も兄弟もフェンシング選手!家族エピも紹介!
江村美咲(えむら みさき)選手は、フェンシング女子サーブルの日本代表として活躍が期待されている選手のひとりです。 東京オリンピック2020で、初めてオリンピックに出場。 2024年夏に開催されるパリオリンピックにも出場される予定です。 今回...

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