吉居駿恭(よしい しゅんすけ)選手は、2022年春に中央大学に入学されたアスリートの一人です。
2024年4月には、3年生に進級されました。
2歳年上の兄は、中央大学で活躍した吉居大和選手です!
吉居駿恭選手は、陸上の長距離競技の選手で、中学時代から頭角を現し、高校はスポーツ強豪校で有名な仙台育英高校を卒業されました。
今回は、そんな吉居駿恭選手にフォーカス!
注目されだした中学時代から、陸上を始めた小学生時代と高校時代の成績、身長・体重といった基本情報、さらに中央大学入学後の最新情報まで、吉居駿恭選手について深堀していきます!
■吉居駿恭の出身中学校は?
■吉居駿恭の陸上競技との出会い
■吉居駿恭の出身小学校は?
■吉居駿恭の高校時代
■吉居駿恭/中央大学へ!
■吉居駿恭の身長・体重/基本プロフィール
吉居駿恭の出身中学校は?
吉居駿恭選手の地元は、愛知県。
吉居駿恭選手の出身中学校は、愛知県田原市立東部中学校です。
こちらは、吉居駿恭選手の双子のお兄さんたちの出身中学でもあります。
吉居駿恭選手は、東部中学校の陸上部に所属され、陸上生活を送りました。
中学生の時には、3年連続でジュニアオリンピックに出場!
そして、3回目のチャレンジとなった3年生の時に、3000mで金メダルを獲得しています!
10/14 ジュニアオリンピック
A男子 3000m優勝 吉居 駿恭・田原東部中 8:34.09
全日中1500mに続き、JO3000mも制しました。
この日産スタジアムでは昨年一昨年と惜しいレースでしたが、最終学年の今年は満面の笑顔での表彰台。
おめでとうございます! pic.twitter.com/84UWEJ61J9— たかば (@SuncShine) October 14, 2018
↑このTwitterの中にある「全日中」というのは「全日本中学校陸上競技選手権大会 」のこと。
吉居駿恭選手は、中学3年生の時に、この「全日中」で1500mで全国1位、3000mで全国2位という好成績を残しています。
吉居駿恭の陸上競技との出会い
吉居駿恭選手の陸上競技との出会いは、かなり幼い頃のようです。
物心ついた頃から、といった感じかもしれません。
実は、吉居駿恭選手のご両親は、トヨタ自動車陸上部に所属していた陸上選手。
吉居家では、子供たちが幼い頃から家族でランニングを楽しんでいたといいます。
先ほど、同じ中学に通っていたとご紹介した双子のお兄さんたちについて、ここでご紹介しましょう。
吉居駿恭選手には、お兄さんが2人いて、その2人が双子なのです。
その兄の1人が、吉居大和(やまと)さん。
この名前に聞き覚えのある方もいらっしゃるのでは?
中央大学で大活躍され、2024年4月からはご両親と同じトヨタ自動車の陸上部に入部されました。
もう1人の兄、吉居大耀(たいよう)さんも、中京大学陸上部に所属していた陸上選手です。
まさに「陸上一家」といえますね。
お兄さんである吉居大和選手は、陸上を始めたのはご両親の影響だとインタビューで語っていますが、弟である吉居駿恭選手の場合は、ご両親というよりも、お兄さんたちの影響の方が大きかったかもしれません。
2学年上の兄2人は、いつも駿恭選手の憧れであり、幼い頃から2人の背中を追いかけてきたのではないでしょうか。
双子の兄のことや、ご両親のことについては、こちらに詳しくまとめていますで、ご一読いただけると嬉しいです↓↓↓
双子の兄たちも、吉居駿恭選手も、小学校時代は「TT Runnersとよはし」という陸上チームに所属していました。
吉居駿恭選手がこのチームに入って、本格的に陸上を始めたのが小学校5年生の頃。
「TT Runnersとよはし」は、豊橋を中心とした地域密着型スポーツクラブで、小学生から50代の方まで、幅広い年代のランナーたちが楽しく参加されています。
ちなみに、こちらのクラブ出身者には、青山学院大学の近藤幸太郎選手や、中央学院大学の武川流以名選手などがいるんですよ!
皆さん、ライバルではありますが、今でも親しくされているようです。
子供の頃から一緒に走っていた仲間と、大学になってから駅伝で戦えるなんて、嬉しいですよね!
吉居駿恭の出身小学校は?
吉居駿恭選手の出身小学校は、田原市立大草小学校です。
双子のお兄さんたちも、同じ小学校を卒業されています。
先ほどもご紹介しましたように、駿恭選手が陸上を始めたのは小学校5年生の時。
とにかく、走る回るのが大好きな、言葉通り元気いっぱいの少年だったようです。
こちらの動画は、駿恭選手の父親である誠さんが2017年1月に投稿されたもので、ここに映っている駿恭選手は中学生。
でも、こんなに可愛らしい(笑)
小学生時代なら、もっと末っ子らしさも全開で、めちゃくちゃ可愛かったでしょうね!
まだまだ子供の駿恭君。雪が積もり朝から一人で何やら嬉しそうに雪のオブジェを製作中! pic.twitter.com/lOQHlwA9FR
— 吉居 誠 (@3eAdwppt4S6GOHa) January 14, 2017
吉居駿恭の高校時代
吉居駿恭選手は、中学を卒業すると、実家のある愛知県田原市を離れ、宮城県にある「仙台育英高校」に入学し、寮生活を始めます。
2歳年上の兄の1人・大和選手も、同じように中学卒業のタイミングで実家を離れ「仙台育英高校」に進学されていました。
つまり、駿恭選手が高校に入学した時、兄・大和選手は3年生でした。
二人は同じ陸上部の先輩・後輩として試合に臨み、全国高校駅伝で優勝も果たしています。
それは、2019年12月22日に開催された全国高校駅伝(都大路)で、吉居兄弟がいる仙台育英高校が12年ぶり8度目の優勝!
この日、兄の大和選手は3区を走り、駿恭選手は1年生ながら、アンカーである7区を担当。
最終ランナーを任された駿恭選手が、最後、競技場内に入ってからのデッドヒートの末の大逆転優勝でした。
全国高校駅伝については、優勝の翌年、駿恭選手が2年生の時には2位、高校最高学年の3年生では女子は優勝したものの、男子は3位でした。
新型コロナウィルスの感染拡大が始まったのが、2020年の春。
駿恭選手が高校2年生になる春でしたので、2年・3年の2年間は、思うように練習もできず、調整もとても難しかったことでしょう。
開催が中止となった大会も多くありました。
そんな中でも、吉居駿恭選手の高校時代の10000mの自己ベストは、28分11秒96で、高校歴代3位という好記録!
吉居駿恭選手は、早いうちから進学先を中央大学と決めていたようで、高校時代から中央大学の夏合宿に参加していたそうです。
高校生のうちから大学レベルの練習にも対応できるだけのスキルを持っていたのですね。
中大への入学は、高校時代から夢見ていた。
「兄がいたからというより、昔からの名門であこがれ。
白地に赤のユニホームがかっこいいと思って」引用元:4years
「兄がいたから」?
そうなんです、先ほどもご紹介した、兄・大和さん。
兄の大和さんは、同じ仙台育英高校に通っていたとご紹介しましたが、なんと大学も中央大学!
高校に続いて大学でも、二人は一緒に陸上競技を続けることになりました。
こちらのX(旧Twitter)を見ると、兄・大和選手の高校時代の記録と、弟・駿恭選手の高校時代の記録が並記されています。
確かに、最強の兄弟ですね↓↓↓
吉居大和(仙台育英→中大2)
高校時代
1500m3.48.71
3000m8.06.44
5000m13.55.10
10000m28.35.65吉居駿恭(仙台育英3)
1500m3.47.35
3000m8.07.82
5000m13.56.16
10000m29.31.70こんなに強い兄弟なかなかいないですよね😌😌 pic.twitter.com/tJOtvPGAhH
— m.s (@ihimorita) September 25, 2021
吉居駿恭/中央大学へ!
2022年4月、吉居駿恭選手は、宮城県仙台にある仙台育英高校を卒業し、兄・大和選手も在籍する中央大学に進学されました。
4月に中央大学に入学してからの駿恭選手の戦績は以下の通り。
4月15日 | 学生個人選手権10000m | 28分56秒95(8位) |
5月5日 | ゴールデンゲームズ延岡5000m | 13分43秒22(12位) |
6月9日 | U20日本選手権5000m | 14分05秒75(4位) |
7月6日 | ホクレン深川大会5000m | 13分47秒74(10位) |
7月13日 | ホクレン網走大会10000m | 28分27秒06(21位) |
9月11日 | インカレ男子5000m | 13分59秒21(4位) |
ゴールデンゲームズin延岡5000m
吉居駿恭君(中央大1)13.43.22大一歴代10位仙台育英時代の同級生米澤さん(名城大)が応援する中ベスト更新!!
この時期の5000mでは兄大和君より速くて4年間でどれだけお兄さんに近づけるか楽しみです😌😌
日本選手権はどうするんだろう… pic.twitter.com/0ZspgguKeK— m.s (@ihimorita) May 5, 2022
#91日本IC #日本インカレ
男子5000m決勝
4位(日本人3位) 吉居駿恭(中央大1年)13分59秒21 pic.twitter.com/LgZRmPhVUT— 4years. (@4years_media) September 11, 2022
実業団所属の選手相手でも結果が出せるようになってきていて、順調に仕上がってきている印象ですよね。
特に初戦の学生個人選手権での8位入賞はあっぱれだと思うのですが、レース後のインタビューでは反省の言葉が聞かれました。
本当はもっと最後までついていきたかったけど、できなかった。
守りに入ってしまう、まとめようと走ってしまうところが自分の成長の障壁になっている。
苦しい練習の中でも弱気な気持ちを出さず、考え方を変えて練習に取り組みたい。
苦しい気持ちから逃げずに頑張りたい。
引用元:4years
当時、大学ルーキーなのに、すでに目指しているところが違う感じがするコメントですよね。
めちゃくちゃストイック!!!
秋から始まる駅伝シーズンの結果を左右するのは、夏の走り込みだと言われますが、吉居駿恭選手は1年目の今年の夏、目標としていた900Kmという走行距離をクリア!!!
有言実行、お見事です!
そして、いよいよ、吉居駿恭選手にとって初めての大学駅伝シーズンへ!
吉居駿恭の身長・体重/基本プロフィール
最後に、吉居駿恭選手の基本プロフィール情報をまとめてみました。
兄・吉居大和選手と、弟・吉居駿恭選手は、身長がまったく同じ168cmだそうです!
もうひとりの兄・吉居大耀選手の身長については、データを見つけられませんでしたが、きっとほぼ同じなのではないでしょうか。
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氏名 | 吉居 駿恭(よしい しゅんすけ) |
生年月日 | 2003年4月8日 |
年齢 | 2024年の誕生日で21歳 |
身長 | 168㎝ |
体重 | 54㎏ |
足のサイズ | 不明 |
出身地 | 愛知県田原市 |
出身小学校 | 田原市立大草小学校 |
出身中学校 | 田原市立東部中学校 |
出身高校 | 仙台育英学園高等学校 英進進学コース |
現在 | 中央大学 法学部法律学科 在学中 |
ベスト記録 | 1500m: 3’47″35 3000m: 8’07″82 5000m: 13’43″22(高校ベスト: 13’56″16) 10000m: 28’11″96 |
家族 | 父・誠 母・美奈子 兄・大和&大耀(双子) |
まとめ
今回の記事では、中央大学陸上選手の吉居駿恭選手について、深堀しました。
元陸上選手のご両親と、同じく陸上選手である双子の兄の影響を受けて始めた陸上競技。
中学時代、そしてスポーツ強豪校である仙台育英高校でも、着々と実力を付けてきました。
2024年4月には、中央大学3年生になりました。
これからも、私たちを熱く感動させてくれる走りを見せて欲しいですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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