クリケットのルール初心者向け解説!得点・アウト・ポジションと野球との違いまとめ

世界でサッカーに次ぐ第2位の競技人口(約3億人・ファン人口25億人以上)を誇る英国発祥の伝統スポーツ「クリケット」。2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックにおいて、1900年パリ大会以来なんと128年ぶりに正式競技として復活することが決定し、日本国内でも急速に注目を集めています。

 

しかし、野球の原型とも言われる一方で、「どうやって点が入るのかわからない」「10人アウトまで終わらないって本当?」「ポジションの名前や役割は?」「試合形式がたくさんあって違いが知りたい」など、基本的なルールや仕組みに疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、クリケットの基本ルールから得点(ラン)の仕組み、アウト全10種類、守備ポジションの配置、3大試合形式(テスト・ODI・T20)、そして野球との決定的な違いまで初心者向けにわかりやすく徹底解説します!

 

この記事の結論

・クリケットは1チーム11人で行い、投手が投げたボールを打者が打ってピッチ間を走ることで「ラン(得点)」を獲得する
・打球がグラウンド境界(バウンダリー)をノーバウンドで越えると6点(シックス)、バウンドして越えると4点(フォー)が入る
・攻撃は3アウトチェンジではなく「10人アウト」または「規定投球数(オーバー)終了」まで同じチームが打ち続ける
・守備は投手の球種や打者の打球方向に合わせ、360度フィールドの多彩なポジション(スリップ、カバー、ポイント等)に配置される
・試合形式は5日間の「テストマッチ」から約3時間で決着する「T20」まであり、2028年ロス五輪ではエキサイティングなT20形式を採用!

△この記事でわかること△
■クリケットの基本ルールと試合の全体的な流れ
■得点(ラン)の仕組み!走りによる加点とバウンダリー(4点・6点)
■クリケットのアウト全10種類と代表的なアウトの判定基準
■クリケットの守備ポジション一覧とそれぞれの役割
■3大試合形式(テスト・ODI・T20)の違いと特徴【比較表あり】
■クリケットと野球の決定的な違い7選【徹底比較表】
【追記/2026.8付】
2028年ロサンゼルスオリンピックにおけるクリケット競技(T20形式・男女各6チーム出場)の最新レギュレーションおよび国際クリケット評議会(ICC)の最新動向を反映しました。日本代表チーム(男子・女子)の強化情報も含め、新情報が入り次第随時追記します。

 

2028年ロス五輪で復活する球技に関するパリオリンピックで野球がない理由10!復活は2028年のロス五輪!は、こちらの記事で詳しくまとめています。

 

クリケットの基本ルールと試合の全体的な流れ

クリケットは、1チーム11人ずつの2チームが攻撃(バッティング)と守備(ボウリング&フィールディング)に分かれて対戦するバット&ボールゲームです。

 

コイントスによって先攻・後攻を決め、先攻チームが攻撃を行って獲得した総得点(ラン)を、後攻チームが守備を終えた後に追いかける形で勝敗を競います。

 

フィールド・ピッチ・ウィケットの構造

クリケットのグラウンドは、円形または楕円形の広大な天然芝フィールド(オーバル)で行われます。その最大の特徴は、フィールドの中央に設けられた細長い長方形のエリア「ピッチ」です。

 

要素 規格・特徴 役割と概要
ピッチ(Pitch) 長さ22ヤード(約20.12m)
幅10フィート(約3.05m)
投手がボールを投げ、打者が打ち返す中心的な激戦エリア
ウィケット(Wicket) 3本の木柱(スタンプ)+
上部に乗る2本の木片(ベイル)
ピッチ両端に設置。守備側はこれを倒すことを狙い、打者はこれを守る
クリース(Crease) ピッチ両端に引かれた白線 打者の安全圏(ポッピングクリース)や投手の投球限界線を示す
バウンダリー(Boundary) グラウンド外周の境界線(ロープ) 打球がここを越えると走らずに4点または6点の高得点が入る

 

投球を行う投手は「ボウラー(Bowler)」と呼ばれ、打者は「バッツマン(Batsman / 打者)」と呼ばれます。

 

ピッチの両端には3本の棒(スタンプ)とその上に乗せられた2本の横木(ベイル)でできた「ウィケット」が立っており、ボウラーはこのウィケットを目掛けてボールを投げ込みます。

 

クリケットはピッチと呼ばれる中央の特設エリアで、ボウラーが投じたボールをバッツマンが打ち返し、得点を競い合う競技です。守備側は11人全員がフィールドに出て守り、攻撃側は2人のバッツマンが同時にピッチに立ってプレーします。

引用元:一般社団法人 日本クリケット協会(JCA)公式ルール解説

 

攻撃側は常に2人の打者がピッチに立つ

野球と大きく異なる点として、攻撃時にはバッツマンが2人同時にピッチに入るというルールがあります。

 

ボールを打つ側の打者を「ストライカー」、ピッチの反対側(ボウラーの隣)でスタンバイする走者側の打者を「ノン・ストライカー」と呼びます。

 

ストライカーがボールを打った後、2人のバッツマンがお互いのウィケットに向かって同時に走り、白線(ポッピングクリース)を通過・接地すると1点(1ラン)が記録されます。守備がボールを返球する間に安全に戻れると判断すれば、2往復(2ラン)、3往復(3ラン)と走って得点を伸ばすことができます。

 

投球の基本ルールと「オーバー(Over)」制

クリケットの投球には厳格なルールが存在します。

 

■クリケットの投球ルール(ボウリング)の要点
・肘をまっすぐ伸ばした状態で腕を風車のように回転させて投げる(肘を曲げて投げると反則の「ノーボール」になる)
・投球はピッチ上で1バウンドさせて打者に届かせることが基本戦術(ノーバウンドでもよいが腰より高いフルシュートは反則)
・1人のボウラーは「6球連続」で投球し、この6球の1区切りを「1オーバー(Over)」と呼ぶ
・1オーバーが終わると、反対側のウィケットから別のボウラーが次のオーバーを投げる(同じ投手が2オーバー連続で投げることは禁止)

 

このように、クリケットは「オーバー」という6球単位のサイクルでゲームが進行していきます。規定のオーバー数(例:T20なら20オーバー=120球)が終了するか、攻撃側の10人がアウトになると攻守が交代します。

 

クリケットの得点(ラン)の仕組み!走りによる加点とバウンダリー

クリケットの得点はすべて「ラン(Run)」という単位で数えられます。試合終了時にこのランの合計が多いチームが勝利となります。

 

得点を獲得する方法は大きく分けて「走って稼ぐ得点」「バウンダリー(柵越え・境界越え)による得点」「相手の反則によるエクストラ得点」の3つがあります。

 

1. 走って稼ぐ得点(1〜3ラン)

ストライカーが打った打球がフィールド内に転がっている間、ストライカーとノン・ストライカーがピッチの両端を入れ替わるようにダッシュします。

 

両者が相手側のクリースをバットまたは身体で越えると1ラン(1点)が入ります。

 

守備陣からの返球が遅い場合、そのまま折り返して2往復(2ラン)、3往復(3ラン)と連続して走ることも可能です。ただし、走っている最中に守備側にボールでウィケットを倒されると「ランアウト」になってしまうため、常に走塁の駆け引きが行われます。

 

2. バウンダリー得点(4点・6点)

打球がフィールド外周の境界線(バウンダリーロープ)を越えた場合、バッツマンはピッチ間を走らなくても自動的に高い得点が与えられます。

 

得点名 獲得条件 野球でのイメージ
フォー(4 Runs) 打球がグラウンド上で1回以上バウンドして境界線を越える、またはロープに接触する エンタイトルツーベースや長打コースのクリーンヒット
シックス(6 Runs) 打球が一度も地面に触れず、ノーバウンドの空中球で境界線を越える スタンド直撃のホームラン

 

豪快に「シックス(6点)」が決まった瞬間はスタジアム全体が歓声に包まれ、花火や音楽で派手に祝福されるクリケット最高峰のハイライトシーンです。

 

3. エクストラ(Extras / 反則・追加得点)

守備側の反則やミスによって、攻撃側にペナルティ得点(エクストラ)が加算される仕組みもあります。

 

  • ノーボール(No Ball):ボウラーが白線を踏み越えて投げたり、肘を曲げて投げたりした場合。攻撃側に1点追加+その投球はカウントされず投げ直し。さらに次の1球は打者がアウトにならない「フリーヒット」のボーナス権利を獲得!
  • ワイド(Wide):打者が打てないほど左右に外れた悪送球。攻撃側に1点追加+投げ直し。
  • バイ(Bye):バットや体に当たらずに捕手を通過した球の間にバッツマンが走って得点。
  • レッグバイ(Leg Bye):バットではなく打者の防具や体に当たって跳ね返った球の間に走って得点。

 

クリケットのアウト全10種類と代表的な判定基準

クリケットでは、打者がアウトになるとその選手はそのイニング中もう打席に立つことができません。次の打順のバッツマンと交代します。

 

1チーム11人のうち10人がアウトになると、残りの1人ではピッチに2人立てなくなるため攻撃終了(オールアウト)となります。

 

公式ルール(メアリルボーン・クリケット・クラブ制定「ザ・ローズ・オブ・クリケット」)ではアウトの種類が細かく規定されており、代表的なアウトには以下のものがあります。

 

アウトの種類 英語名 アウトの成立条件
① ボウルド Bowled ボウラーの投球が打者の背後にあるウィケットに直撃し、ベイルを落とす(野球の見逃し・空振り三振+アウト)
② キャッチ Caught 打者がバットで打ったボールを、フィールダーやキーパーが地面に落ちる前にノーバウンドで捕球する(フライ・ライナーアウト)
③ LBW Leg Before Wicket バットに当たっていない投球を、打者が足のレガース等でブロックし、そのまま進めばウィケットに当たっていたと審判が判定したとき
④ ランアウト Run Out バッツマンが走塁中、クリース内に身体やバットが戻る前に、守備側がボールでウィケットを倒したとき(タッチアウトに相当)
⑤ スタンピング Stumped 打球を打とうとして打者がクリースから足を踏み出した隙に、ボールを捕球したウィケットキーパーがウィケットを倒す
⑥ ヒット・ウィケット Hit Wicket 打者がスイングの勢いや足・衣服・ヘルメットなどを誤って自軍のウィケットに接触させ、ベイルを落としてしまう自滅アウト

 

特に重要な「LBW(レッグ・ビフォア・ウィケット)」のルール

クリケット初心者が最も戸惑いやすいのが「LBW(Leg Before Wicket)」です。

 

もし「足でウィケットを隠してボールを体に当てて防ぐ」ことが許されると、打者はバットを振らずに足の防具でボールを止め続けるだけでアウトを回避できてしまいます。そのため、「身体でウィケットへの直撃を不当に防いではならない」という厳格な反則アウトとしてLBWが定められています。

 

プロの国際試合では、ボールの軌道予測システム(ホークアイ)を用いたビデオ判定(DRS)によってミリ単位でLBWの成否が検証されます。

 

滅多に見られない残り4つの特殊アウト

上記の主要6種類に加え、ルール上はさらに4つの珍しいアウトが存在します。

 

  • ⑦ タイムド・アウト(Timed Out):前の打者がアウトになってから3分以内(T20では90秒以内)に次の打者がピッチに現れず準備が整わなかった場合。
  • ⑧ 守備妨害(Obstructing the Field):打者が言葉や行動で意図的に守備側の捕球や送球を邪魔した場合。
  • ⑨ ボールの2度打ち(Hit the ball twice):ウィケットを守る目的以外で、意図的に2回連続してボールをバットや体で打った場合。
  • ⑩ ハンド・ザ・ボール(Handled the ball):相手の許可なく、意図的に手でインプレー中のボールに触れた場合(※近年のルール改定により現在は守備妨害の一種として統合)。

 

クリケットの守備ポジション一覧とそれぞれの役割

クリケットの守備(フィールディング)は、ボウラー1人とウィケットキーパー1人を除いた9人のフィールダーがフィールド上に配置されます。

 

野球と異なり、クリケットにはファウルグラウンドがなく、360度全方向へ打球が飛ぶため、守備位置のバリエーションが極めて多彩です。

 

オフサイドとレッグサイド(オンサイド)の概念

ポジションを理解する上で最も重要なのが、フィールドを左右に分ける2つのエリアです。

 

  • オフサイド(Off Side):右打者が構えたときに「身体の正面側(向かって左半分)」のエリア。バットの芯を外れたエッジ球やカット系の打球が多く飛ぶ。
  • レッグサイド / オンサイド(Leg Side / On Side):右打者が構えたときに「背中・足元側(向かって右半分)」のエリア。引っ張った強烈な打球が飛びやすい。

 

クリケットの主要守備ポジション配置と役割一覧

ピッチからの距離に応じて「至近距離(クローズ・イン)」「内野(インフィールド)」「外野境界(アウトフィールド)」に分かれます。

 

エリア ポジション名 位置と主な役割
基本 ボウラー(Bowler) 投手。投球後はピッチ前方へのピッチャーゴロやバント処理を担当
基本 ウィケットキーパー(Wicket-Keeper) 捕手。唯一グラブとレガースの着用が許され、捕球・スタンピング・キャッチを狙う要のポジション
至近距離 スリップ(Slips) キーパーの斜め後ろに並ぶ(ファースト、セカンド等)。バットのかすり球(エッジ球)をダイビングキャッチする最重要キャッチ枠
至近距離 ガリー(Gully) スリップのさらに外側で、斜め後方に飛ぶ高速スライス球を警戒する位置
インフィールド ポイント(Point) 打者の真横(オフサイド側)約15〜20m。横へのカット打球を素早く止める俊敏な選手が配置される
インフィールド カバー(Cover) 打者の斜め前方(オフサイド側)。強烈なドライブショットを阻止する華形ポジション
インフィールド ミッドオフ / ミッドオン ボウラーの左右前方(内野寄り)。センター方向への直進打球をシャットアウトする
インフィールド スクエアレッグ / ミッドウィケット 打者の真横・斜め前方(レッグサイド側)。引っ張った打球やプルショットをカバーする
アウトフィールド ロングオフ / ロングオン 外野境界ロープ付近のストレート深部。長打性のシックスやフォーを阻止するフェンス際の外野手
アウトフィールド サードマン / ファインレッグ 外野境界ロープ付近の左右後方深部。後方へ流れた打球のバウンダリーを防ぐ

 

キャプテンは、ボウラーの球種(剛速球のファストボウラーか、鋭く曲がるスピンボウラーか)や相手打者の得意コースに合わせて、1球ごとにフィールダーの配置をチェンジ(シフト)させます。このチェスのような知略戦がクリケットの大きな魅力です。

 

クリケットの3大試合形式(テスト・ODI・T20)の違いと特徴

クリケットには、時代の変化やファンの観戦スタイルに合わせて発展してきた3つの主要な公式試合形式が存在します。

 

「クリケットは試合時間が長くて何日もかかる」というイメージを持たれがちですが、現代では数時間でスピーディーに決着する短縮形式が世界中で大流行しています。

 

試合形式 規定投球数(オーバー) 試合時間・日数 特徴とユニフォーム
テストマッチ
(Test Cricket)
オーバー数無制限
(各チーム2イニング制)
最長5日間
(1日約6時間)
1877年発祥の最高峰の伝統形式。全身白のユニフォームと赤色ボールを使用。ランチやティータイム休憩がある
ODI
(One Day International)
各チーム50オーバー
(各300球 / 1イニング制)
約7〜8時間
(1日で決着)
4年に1度開催される「クリケット・ワールドカップ」の標準形式。カラーユニフォームと白色ボールを使用
トゥエンティ20
(T20 / Twenty20)
各チーム20オーバー
(各120球 / 1イニング制)
約3時間
(夜間ナイター対応)
2003年誕生の超人気スピード形式。インドのプロリーグ「IPL」などで爆発的ヒット。2028年ロス五輪公式採用!

 

2028年ロサンゼルス五輪で採用される「T20」とは?

2028年のロサンゼルスオリンピックで採用されるのは、現代クリケットで最もエンターテインメント性の高い「T20(トゥエンティ20)」形式です。

 

両チームがそれぞれ20オーバー(120球)ずつ攻撃を行い、合計約3時間でスピーディーに勝敗が決まります。球数が限られているため、バッツマンは初球から果敢に大振りの強打を狙い、豪快なシックス(6点ホームラン)や華麗なダイビングキャッチが連発するエキサイティングな試合展開が楽しめます。

 

世界のトップアスリートたちの年俸規模については、他競技のラグビー選手の年収ランキング小田凱人の年収・賞金まとめでも紹介していますが、インドのプロクリケットリーグ「IPL」ではトップ選手の年俸が数十億円に達するなど、サッカーやメジャーリーグに匹敵する世界最高峰の市場規模を誇っています。

 

クリケットと野球の決定的な違い7選【徹底比較表】

クリケットと野球は、どちらも「ピッチャーが投げたボールをバッターが打つ」という共通のルーツを持つ競技ですが、実際のプレースタイルやルールには数多くの決定的な違いがあります。

 

比較項目 クリケット 野球(ベースボール)
1. 競技人数 1チーム11人 1チーム9人
2. 投球フォーム 肘を曲げずに腕を回転(ワンバウンド投球が基本) 肘をしならせて投げる(ノーバウンド投球)
3. 打球方向とファウル 360度全方向がインプレー(ファウルグラウンドなし) 前方90度のフェアゾーンのみ(ファウルあり)
4. カウントと打者の権利 ストライク・ボールのカウントなし。
アウトにならない限りずっと打ち続けられる
3ストライクでアウト、4ボールで出塁。
打順が回ってくるまで待つ
5. 攻守交代の条件 10人アウトまたは規定投球数(オーバー)終了 3アウトで攻守交代(通常9回制)
6. 得点方法 ピッチ往復(1〜3点)、バウンダリー(4点・6点)で1試合100〜300点以上入る 4つのベースを一周して本塁生還で1点。
1試合数点〜十数点程度
7. グローブ・防具 捕手(キーパー)のみグローブ着用。
野手9人は素手で硬球をキャッチ!
守備側全員が革製グラブ・ミットを着用

 

特にファンを驚かせるのが「野手9人が素手で時速130km超の硬球をキャッチする」という点です。クリケットのボールは野球の硬球よりもさらに重く硬い牛革製ですが、キーパー以外の野手は一切グローブを使いません。

 

メジャーリーグで活躍する選手の年俸や契約金については大谷翔平の契約金と年俸まとめ佐々木麟太郎の父・佐々木洋監督の指導法でも触れていますが、野球とクリケットは互いに技術やトレーニング論を刺激し合っており、近年では野球選手がクリケットのバッティング理論を取り入れるケースも増えています。

 

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クリケットのルールについてのよくある質問

Q. ダーツの「クリケット」とスポーツのクリケットは同じものですか?

A. まったく別の競技です。ダーツのクリケットは「15〜20のナンバーとブル」を狙って陣地を奪い合う陣取りゲームであり、スポーツのクリケット(11人対11人の球技)とはルールも内容も異なります。

 

Q. クリケットにストライクゾーンやファウルはありますか?

A. ストライクゾーンやファウルという概念はありません。打者はどのコースの投球も見送って構いませんし、打球は前・横・後ろの360度どこへ飛んでもすべてインプレーになります。ただし、投球がウィケットに当たるとアウト(ボウルド)になり、あまりにも左右に外れた球は「ワイド」として相手に1点が入ります。

 

Q. 試合中にお茶を飲む「ティータイム」は本当にあるのですか?

A. 本当にあります。伝統的な5日間の「テストマッチ」では、午後の中盤に約20分間の公式な「ティータイム(Tea Break)」が設けられており、選手や審判が紅茶や軽食をとってリフレッシュします。英国発祥の紳士のスポーツならではの美しい伝統です。

 

Q. 1人の打者が1試合で100点以上取ることはありますか?

A. よくあります。クリケットではアウトにならない限り同じ打者が打ち続けられるため、1人で100得点以上を挙げることを「センチュリー(Century)」と呼び、打者にとって最高の名誉と称えられます。50得点以上は「ハーフセンチュリー」と呼ばれます。

 

Q. 2028年ロサンゼルス五輪のクリケット日本代表は出場できますか?

A. 2028年ロス五輪のクリケット競技は男女各6チームという非常に狭き門となっており、世界ランキング上位国や大陸予選を勝ち抜いた強豪国が出場権を争います。日本代表チーム(男子・女子)も国際大会を通じて急速に力をつけており、アジア予選突破を目指して強化が進められています。

 

まとめ

今回は、世界中で愛される伝統球技「クリケット」の基本ルール、得点(ラン)の取り方、10種類のアウト、守備ポジション、3大試合形式、そして野球との違いについて詳しく解説しました。

 

■クリケットのルールのポイントまとめ
・1チーム11人で行い、投手が投じた球を打者が打ってピッチ間を走ることで「ラン(得点)」を稼ぐ
・境界線をノーバウンドで越えれば「6点(シックス)」、バウンドして越えれば「4点(フォー)」の大量得点
・攻撃は3アウトではなく「10人アウト」または「規定オーバー終了」まで続き、1試合で数百点が入る
・360度全方向に打球が飛ぶため、スリップやカバーなど多彩なポジションを駆使した戦術が重要
・2028年ロサンゼルスオリンピックでは、約3時間でエキサイティングに決着する「T20」形式を採用!

 

2028年のロサンゼルス五輪での復活に向け、今から基本ルールやポジションを覚えておくと、国際大会のハイライトやオリンピック本番を何倍も楽しく観戦できます。

 

同じく2028年ロス五輪で注目を集める競技情報はパリオリンピックで野球がない理由と2028年ロス五輪の追加競技でも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
きちのすけ

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