卓球女子世界ランキングは?張本美和が3位で日本勢最高!順位とポイント計算の仕組み

国際卓球連盟(ITTF)およびWTT(ワールドテーブルテニス)が毎週更新している「卓球女子世界ランキング(女子シングルス)」。オリンピックや世界選手権、最高峰のWTTシリーズにおけるシード権や出場権を左右する、世界中のトップ選手にとって極めて重要な指標です。

国際大会が開催されるたびに、「現在の卓球女子世界ランキング1位は誰?」「張本美和や早田ひななど日本人選手は何位?」「ポイントの計算方法やランキングの仕組みはどうなっている?」と気になるファンも多いのではないでしょうか。

この記事の結論

・2026年8月10日発表(2026年第33週)の最新ランキングで、世界1位は中国の孫穎莎(11,350pt)、2位は王曼昱(8,865pt)。
・日本勢トップは自己最高タイとなる世界3位の張本美和(5,789pt)。早田ひなが7位(4,320pt)、大藤沙月が11位、伊藤美誠が17位にランクイン。
・トップ10のうち中国勢が5名を占め、世界の頂点に君臨しつつも、張本美和が3位に割って入るなど日本勢が存在感を示している。
・卓球の世界ランキングは「直近52週(1年間)に出場した大会のうち、獲得ポイント上位8大会の合計」で算出される仕組み。
・ランキング上位に入ることで、WTTチャンピオンズやファイナルズへの自動出場権、国際大会でのシード権(序盤での強豪回避)が得られる。

△この記事でわかること△
■卓球女子世界ランキング最新トップ10一覧
■卓球女子世界ランキングの日本人選手一覧|張本美和・早田ひならの順位
■卓球世界ランキングの計算方法と仕組み|上位8大会の合計ポイント制
■なぜ卓球の世界ランキングが重要なのか?シード権やWTT出場枠への影響
■歴代の卓球女子世界ランキングにおける日本人最高順位
■卓球女子世界ランキングと関連して読まれている記事
■卓球女子世界ランキングについてのよくある質問
■まとめ
【追記/2026.8付】
2026年8月10日発表の最新ランキングにおいて、張本美和選手が世界3位をキープし日本勢トップの座を維持しています。また、早田ひな選手が7位、大藤沙月選手が11位につけています。ランキングは毎週火曜日に更新されるため、最新の大会結果に応じて随時情報を更新していきます。

日本の卓球界を長年牽引し五輪金メダルを獲得した水谷隼さんの引退理由と現在の活動はこちらの記事でまとめています。

 

卓球女子世界ランキング最新トップ10一覧

国際卓球連盟(ITTF)が発表した、卓球女子シングルス世界ランキングの最新トップ10は以下の通りです。

順位 選手名 国・地域 ポイント 特徴・主な戦績
1位 孫穎莎(SUN Yingsha) 中国 11,350 圧倒的なポイントで首位独走の世界女王。高速ラリーと破壊力抜群のフォアハンドが武器。
2位 王曼昱(WANG Manyu) 中国 8,865 長身を活かした驚異的なリーチと、チキータからの両ハンド強力ドライブを誇る。
3位 張本美和(Miwa HARIMOTO) 日本 5,789 日本勢最上位!10代にして自己最高タイの世界3位を堅持する若き日本のエース。
4位 蒯曼(KUAI Man) 中国 5,113 次世代の中国を担うサウスポー。鋭いコース突きと多彩なサーブが特徴。
5位 陳幸同(CHEN Xingtong) 中国 5,060 鉄壁の守備力とミスのないラリー戦で世界トップを走り続ける実力者。
6位 王芸迪(WANG Yidi) 中国 4,497 男子顔負けの強烈なバックハンド強打で相手を圧倒するパワーヒッター。
7位 早田ひな(Hina HAYATA) 日本 4,320 パリ五輪シングルス銅メダリスト。ダイナミックな両ハンドドライブが持ち味。
8位 サビーネ・ウィンター(Sabine WINTER) ドイツ 3,785 ヨーロッパ屈指の実績を持つドイツのベテラン選手。
9位 朱雨玲(ZHU Yuling) 中国マカオ 3,585 巧みな緩急とコース取りで復帰後もトップレベルの戦績を残す名手。
10位 申裕斌(SHIN Yubin) 韓国 3,410 韓国女子卓球を背負う若き看板エース。鋭い両ハンド連打が武器。

 

現在の卓球女子世界ランキングを見ると、中国勢がトップ10のうち5名を占めるという盤石の強さを見せています。1位の孫穎莎選手は1万ポイント超えという驚異的な数値を記録しており、他を大きく引き離しています。

その中国勢の牙城に食い込んでいるのが、世界3位に君臨する日本の張本美和選手です。早田ひな選手も7位と安定してトップ10を維持しており、世界トップ戦線において日本選手が確固たる地位を築いていることが分かります。

他競技の世界ランキング動向として、アジア勢トップを走るサッカー世界ランキングの日本順位と計算方法もあわせてチェックしてみてください。

 

卓球女子世界ランキングの日本人選手一覧|張本美和・早田ひならの順位

最新の卓球女子世界ランキングにおける、日本人選手の上位ランキング一覧は以下の通りです。

世界順位 選手名 所属 / チーム 特徴・近年の主な実績
3位 張本美和 木下グループ 日本勢トップ。WTT主要大会で中国トップ選手を破るなど世界屈指の攻撃力で躍進。
7位 早田ひな 日本生命 パリ五輪銅メダリスト。全日本選手権複数回優勝を誇る日本女子の大黒柱。
11位 大藤沙月 ミキハウス WTTツアーで快進撃を続けトップ10目前まで急浮上した注目のスラッガー。
13位 橋本帆乃香 デンソー 世界屈指のカットマン。粘り強い鉄壁の守備から鋭いカウンターを繰り出す。
16位 佐藤瞳 デンソー 長年世界トップで戦い続けるカット主戦型。丁寧な変化カットで強豪を翻弄。
17位 伊藤美誠 スターツ 東京五輪混合ダブルス金・シングルス銅。変幻自在のサーブと「みまパンチ」が代名詞。
20位 長﨑美柚 木下アビエル神奈川 パワフルなチキータとバックハンドドライブを持つ左腕サウスポー。
22位 横井咲桜 ミキハウス 強烈な両ハンド前陣速攻で国内外のシニア大会で結果を残す新鋭。
31位 木原美悠 木下グループ バック面表ソフトの超攻撃的速攻型。ダブルスでも世界一を経験。
37位 平野美宇 木下グループ アジア選手権優勝の実績を持つ高速卓球の申し子。過去最高世界ランク5位。

 

日本勢トップを快走する張本美和(3位)の進化

日本女子のエースとしてランキング最上位を走るのが張本美和選手です。10代とは思えない完成された両ハンドドライブと、どんな体勢からでも鋭いコースへ打ち分ける技術力で、中国のトップ選手たちとも互角以上の激闘を演じています。

WTTグランドスマッシュやチャンピオンズなどの最上位グレード大会でコンスタントにベスト4や準優勝といった好成績を残し、自己最高タイとなる世界ランキング3位をキープしています。

世界の頂点を争う早田ひな(7位)と黄金世代の実力

パリ五輪で日本女子シングルス勢として堂々の銅メダルを獲得した早田ひな選手は、安定して世界トップ10(7位)を堅持しています。左利きから繰り出す破壊的なフォアハンドドライブと粘り強いフットワークは、世界中の強豪から警戒されています。

また、かつて世界2位まで上り詰めた伊藤美誠選手(17位)や、アジア女王経験者の平野美宇選手(37位)といった黄金世代も健在であり、日本女子卓球界の選手層の厚さは世界屈指です。

大藤沙月やカットマン勢(橋本帆乃香・佐藤瞳)の躍進

近年特に目覚ましい台頭を見せているのが、11位までランキングを駆け上がった大藤沙月選手です。WTTフィーダーやコンテンダー大会で優勝を重ね、一気にトップ10圏内に迫っています。

さらに、13位の橋本帆乃香選手や16位の佐藤瞳選手といった世界屈指のカット主戦型選手も上位に名を連ねており、攻撃型だけでなく多彩な戦型の選手が世界トップ20に入っている点も日本女子の大きな強みです。

 

卓球世界ランキングの計算方法と仕組み|上位8大会の合計ポイント制

卓球の世界ランキングは、国際卓球連盟(ITTF)とWTT(World Table Tennis)によって定められた統一ルールに基づいて算出されています。現在のランキング制度における基本ルールは以下の通りです。

卓球世界ランキング算出の基本原則

  • 過去52週(直近1年間)に出場した公認大会が対象
  • 獲得ポイントの「上位8大会」の合計点で順位を決定
  • ポイントの有効期限は原則獲得から1年間(52週間)
  • ランキングは毎週火曜日に最新版へ更新

 

直近52週(1年間)の「上位8大会」の合計ポイント制

卓球の世界ランキングでは、選手が1年間に出場したすべての大会ポイントが単純加算されるわけではありません。年間で出場した大会のうち、獲得ポイントが高かった上位8大会分のポイントのみが合計されてランキングポイントとなります。

これにより、大会に出場しまくってポイントを稼ぐといった過密日程による有利不利を抑え、大舞台でいかに勝負強さを発揮したかが順位に反映されやすい仕組みになっています。

大会カテゴリー別の獲得ポイント一覧(シングルス)

大会の格付け(グレード)によって、付与されるポイントは大きく異なります。WTTツアーおよび国際主要大会のシングルスにおけるポイント配分は以下の通りです。

大会カテゴリー 優勝 準優勝 ベスト4 大会の概要・位置づけ
グランドスマッシュ 2,000 pt 1,400 pt 700 pt WTTシリーズ最高峰のイベント。テニスの4大大会(グランドスラム)に相当。
世界選手権 / 五輪 2,000 pt 1,400 pt 700 pt 国際卓球連盟公認の世界最高峰大会。優勝者には最大ポイントが付与。
WTTファイナルズ 1,500 pt 1,050 pt 525 pt 年間世界ランキング上位16名のみが出場できるシーズン最終戦。
WTTチャンピオンズ 1,000 pt 700 pt 350 pt 世界ランク上位32名のみが出場できるハイレベルなエリート大会。
WTTスターコンテンダー 600 pt 420 pt 210 pt 世界トップ〜中堅選手が集う中核大会。
WTTコンテンダー 400 pt 280 pt 140 pt 世界各地で開催されるWTTツアーの標準大会。
WTTフィーダー 125〜150 pt 90〜105 pt 45〜55 pt 若手選手や下位選手が世界ランキングを上げるための登竜門大会。

 

最上位の「グランドスマッシュ」や「世界選手権」「オリンピック」で優勝すると、一挙に2,000ポイントが付与されます。ランキングを大きく上げるには、これらの高グレード大会で上位に進出することが不可欠です。

ポイントの有効期限(1年間)とペナルティルール

獲得したポイントは原則として獲得から52週間(1年間)で失効します。そのため、前年に大きな大会で優勝した選手であっても、1年後に同等の好成績を残せなければポイントが消滅し、ランキングが急降下するリスクがあります。

また、WTTの規定では上位選手に出場義務が課されている大会もあり、正当な理由なく欠場した場合には有効8大会枠の中に「0ポイント」が強制的に算入されるペナルティ制度なども存在します。

他競技のポイント計算システムとの比較として、1試合ごとにレーティングが変動するバレーボール男子世界ランキングの計算ルールも参考になります。

 

なぜ卓球の世界ランキングが重要なのか?シード権やWTT出場枠への影響

卓球の世界ランキングは、単なる強さの目安にとどまらず、選手の国際大会での戦いやすさや出場権に直結する極めて重要な意味を持っています。

メリット①:トーナメントでの第1〜第4シード獲得(序盤の中国勢回避)

卓球の国際大会はトーナメント方式で行われるため、組み合わせ(ドロー)が勝敗を大きく左右します。

世界ランキング上位(第1シード〜第4シードなど)に入ると、トーナメントの四隅に配置されるため、準決勝や決勝まで最強の中国トップ選手同士との対戦を回避できるという絶大なアドバンテージが得られます。逆にランキングが低いと、1回戦や2回戦から世界女王クラスと対戦することになり、早期敗退のリスクが高まります。

メリット②:WTTチャンピオンズ・ファイナルズへの出場権

高額な賞金と大量のランキングポイントが獲得できる「WTTチャンピオンズ(上位32名)」や「WTTファイナルズ(上位16名)」は、世界ランキング上位者だけに参加資格が限定されています。

ランキング上位を維持していればこれらの高グレード大会に自動出場でき、さらにポイントを上積みできる好循環(シードの恩恵)が生まれます。

メリット③:世界選手権やオリンピックのシード順

オリンピックや世界選手権のシングルスでも、最新の世界ランキングをもとにシード順が決定されます。メダル獲得を狙う上で、序盤の山場を避けられるシード権は日本代表選手にとって勝負の命運を握る要素です。

国際大会の階級やルールについて詳しく知りたい方は、ボクシング全17階級一覧と主要4団体の違いもあわせてご覧ください。

 

歴代の卓球女子世界ランキングにおける日本人最高順位

日本女子卓球界は、過去数十年にわたり世界ランキング上位で数々の歴史を築いてきました。主な歴代日本人女子選手の最高到達順位は以下の通りです。

選手名 自己最高世界ランク 達成時期 主な功績・背景
伊藤美誠 世界2位 2020年4月 日本女子シングルス史上最高位。中国トップ選手を連続撃破し世界2位へ到達。
早田ひな 世界3位 2024年ほか パリ五輪銅メダル獲得時を含め、長期にわたり日本勢トップを牽引。
張本美和 世界3位 2026年(現在) 10代での世界トップ3到達。自己最高タイを維持し日本勢最上位を走る。
石川佳純 世界3位 2017年ほか 五輪3大会連続メダリスト。長年にわたり日本のエースとして君臨。
平野美宇 世界5位 2017年7月 アジア選手権で中国トップ3人を撃破して最年少優勝を飾り、世界5位を記録。
福原愛 世界4位 2015年10月 日本卓球界のブームを切り拓き、五輪メダル獲得や世界4位を達成。

 

日本女子シングルスにおける歴代最高位は、伊藤美誠選手が2020年4月に達成した「世界2位」です。現役選手では張本美和選手や早田ひな選手が世界3位に到達しており、中国勢の厚い壁を破って世界1位を目指す戦いが続いています。

 

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卓球女子世界ランキングについてのよくある質問

Q. 卓球の世界ランキングはいつ更新されますか?

A. 国際卓球連盟(ITTF)およびWTTの公認世界ランキングは、原則として毎週火曜日に最新版が発表・更新されます。

Q. 卓球女子の世界ランキング1位は誰ですか?

A. 中国の孫穎莎(スン・インシャ / SUN Yingsha)選手です。圧倒的なポイント差で世界ランキング首位を独走しています。

Q. 日本人女子選手で過去最高の世界ランキングは何位ですか?

A. 現行のポイント制度下における日本人女子シングルスの最高位は、伊藤美誠選手が記録した「世界2位」(2020年4月)です。次いで張本美和選手、早田ひな選手、石川佳純さんが世界3位を記録しています。

Q. WTTとITTFのランキングに違いはありますか?

A. 現在はWTT(ワールドテーブルテニス)とITTF(国際卓球連盟)が統合された共通の「ITTF Table Tennis World Ranking」として一元管理されています。WTT大会や世界選手権、五輪で獲得したポイントが共通のランキングに反映されます。

Q. 大会に出てポイントを稼いでも順位が上がらないことがあるのはなぜ?

A. 卓球の世界ランキングは「直近1年間の上位8大会」の合計で競われます。そのため、新たに獲得したポイントが自身の過去8大会の最低ポイントを下回っている場合や、前年の同週に獲得した大量ポイントが失効(期限切れ)した場合は、ポイント合計が増えない、または減少することがあります。

 

まとめ

今回は、「卓球女子世界ランキングは?張本美和が3位で日本勢最高!順位とポイント計算の仕組み」について詳しく解説しました。

今回の要点をまとめると以下の通りです。

  • 最新の世界1位は中国の孫穎莎選手で、トップ10のうち5名を中国勢が独占している。
  • 日本勢トップは世界3位の張本美和選手。早田ひな選手(7位)、大藤沙月選手(11位)、伊藤美誠選手(17位)など上位に多数ランクイン。
  • 世界ランキングは直近52週(1年間)の「上位8大会」の合計ポイントで算出され、毎週火曜日に更新される。
  • ランキング上位に入ることで、WTTチャンピオンズなどのエリート大会出場権や国際大会での有利なシード権を獲得できる。
  • 日本人女子の歴代最高位は伊藤美誠選手の世界2位。張本美和選手や早田ひな選手が世界3位で追走している。

世界中のトップ選手たちがしのぎを削る卓球界。張本美和選手や早田ひな選手をはじめとする日本代表選手たちが、今後どこまでランキングを上げ中国勢の壁を突破していくのか、今後のWTTツアーや世界選手権の戦いから目が離せません。

卓球界のレジェンド水谷隼さんの軌跡や、卓球男子世界ランキングの最新情報もぜひチェックしてみてください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
きちのすけ

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